※この記事は2008年12月の記事を2021年バージョンにリライトしたものです
 
 


▼本文の前に

≫ブログ村摂食障害

 

 


油をカットしすぎてるから太るのよ!

 

と、LAでやっと見つけたまともなことを言う医師と栄養士に指摘され、既に目からウロコで放心状態の私にまたもや彼らは言いました。

 

 

炭水化物も足りてないから
代謝が下がってるのよ

 


…。



最初は、まったく、理解できませんでした。

「だって炭水化物ってカロリー高いし、今だって体重増えてきてんのに太っちゃう💦」



恐る恐るそう言ってみると、
 

「 カロリー神話は忘れてください。
 燃料《炭水化物)がなければ

 脂肪を燃やす力もなくなるよ」

 

・・と教えてくれました。

 

 

でもその時は、糖質悪者神話、カロリー神話(←今だから神話だと信じられるけど)をがっつり信じていたので、にわかに信じられず、すっごく怖かったのを覚えています。

 

だけど、よくよく考えてみると私はそれまでの15年間のダイエット生活で、炭水化物は常にできる限り少量に、というのは常に心掛けてやっており、、その積み重ねで太ってきたのだとわかったのです。

 

 


つまり、

 

お米少なめにしたら
その時は、よく朝の体重が(水分が減るので)すぐ減ります。
 
 
 
でもその少な目量を続けていると、
ある年から年に1~2キロずつジリジリ太ってきて
 
太ったから、と
さらに主食を減らし続けて、
どんどん炭水化物が怖くなる
 
ということを15年ほど繰り返しながら、小食なのに太り気味になっていたのです😢。
 
 

 

そんな自分の長い歴史がを思い出したことと、そのカウンセリングが一回、検査費用も含め日本円で4-7万とばか高かったということもあって、「私が何もしなければ今日のカウンセリング無駄になるんだよな」と思いなおし、いわれた通りお米を増やしていくことにしました。

※注※  ↑こう思えたのも@痩せていないと自分の価値が下がる」とか「太ると馬鹿にされる、愛されない」などと信じていた摂食障害の心の方が大分治っていたタイミング(18年のうちの最後の三年)もあったと思います。

 

 

 

体重の変化

 

お米を増やすと私の場合、

最初のうちは、体重は増加しました。

 

★↑この理由については、別のページで説明するけど、炭水化物の摂取ですぐに変わる体重のほとんどは脂肪ではなく、食欲安定や脂肪を燃やす体作りにも日露な「糖質」の重さと、糖質が肝臓や筋肉に貯蔵されるときに結合する「水分」の重さがほとんどです。
 

 

 

しかし、お米を自由に満足するまで食べられるようになって暫くすると

 

何も食欲と戦っていないのに

次第に、痩せてきました。

 

 

つまり、

 

お米を増やすと、最初に数キロ増えて

それからまたジワジワと減りだすという現象

何度か体験しながら痩せていったのです。
 

 

※運動量を増やすなどはしていません。

同時に運動量も減らすように指導されていたので、その方向で減らしていたからです。

 
 
 

最初の体重増加にびっくりしてまた無理に食欲を我慢するダイエットに走り、お米をそこでまた極端にカットしてしまうと

またすぐ体重が減るのですが、

 

同時にまた代謝も下がって

少量で頑張っていても体重がじわじわ上がってきてしまう。

 

 

 

結局、減らしても減らしても

満足するまで食べてた時と

同じかそれ以上の体重に

戻ってしまう

 

ということを繰り返しました。

 
 
 
そのうちに、

 

お米を【心地よく満足するまで】楽しめるようになると、頭が回るようになるのでダイエット以外のことも楽しめるように!

ダイエットは二の次の生活になりました。

 

 

そんな生活を続けて数年後。

太ったかなあと思っていたら。。。

 

 

 

それは逆で、気づいたら痩せていました!

 


※思い通りの体型になったという意味ではなく 飢餓やストレスで 太りすぎた分は落ち着いてきたということ。過激なダイエットと運動で痩せなくなって小太りの拒食症になった時と比べたら15-20キロ減っていますが、太りやすくなる前に一番痩せた時と比べれば15-20キロ増加した状態です

 

 

 

 

体型の変化

 

 

それから米中心生活を続けてたら、体重は変わらなくても、ボンキュンボンの体型に”近づいて”きたよ。

 

(あくまでも”近づく”ね。 生まれて持った素質は変えられないので)

 

変なダイエットでガリガリになったときも、お腹だけぽっこり 変な形だったのに!!

 

恐るべし、お米パワー!です!

 

 

 

ただ

 

痩せる
=体重が減るとは限らない


ということは、しっておいたほうがいいです。

 

 

同じ体重でも、

お米を食べずにその体重の人と、

お米をしっかり食べて

ぎゅっと締まった体の人とでは、

食べてる人の方が痩せて見えます。

 

 

🌸なぜそうなるのかはこちらの記事 

⇩⇩

 

 

 

 

糖質ならチョコでも菓子パンでも同じではないの?

 
 
いいえ。同じではありません。
 
米は粉食ではなく「粒食」だからこそ時間をかけて消化されるため、ゆっくりと血糖値を上げてくれるので食欲が安定しやすく、肝臓や筋肉にも少しずつ貯蔵されてエネルギーとして使われるので、「粉食」や「砂糖」と比べて満腹感が長持ちし脂肪にもなりにくいのです。
 

また、胃にずっしりと「重み」があるぶん食後の満足感も高まりやすく、噛んで唾液と混ざることで「甘み」を感じるため脳が満足しやすい性質もあります。
 
 
 
※それほどお腹がすいてないときは「パン食」で問題ないけけど、「お米=太る」という決めつけで体からお預けにしたらもったいないです。
 
※甘いものは「心の栄養」として、お米を悪者扱いしない食事で体を満たし、それでも「甘いもの」を楽しみたいときに美味しく楽しく頂きます。
 
 

大正時代は1日あたり平均8膳、昭和初期の農村では10~20膳ほどのご飯を食べていたというデータもありますが、肥満が問題になっているのは米の消費量が減っている現代です。

 

体調の変化

 

痩せる太るはさしおいても

 

何をしても治らなかった
 

★慢性的倦怠感も楽になり

気合いれなくても体が動きたくなることにびっくり。

 

慢性的うつ状態も楽になり

 

★野菜はお味噌汁と漬物程度でも毎日💩快便になり😊

 

★野菜たくさん食べてたくさん運動してても 高かったコレステロールの値も下がりました

 

 

体温・代謝の変化

 

35度台だった体温も一度上がった!

※体温が一度上がると代謝は13%アップします

 

 

そんな体の変化にびっくりしたと同時に、悪者扱いしてきたお米に対しも申し訳なく感じるようになりました。

 

 

 

食欲の変化←これ凄い感動

 

そして何より嬉しかったのは、食欲の変化です。
 

お米を中心に

サイドディッシュ的に少しではなく

メインにして
満足するまで食べる

 

というのを心掛けていると

 

 

常にソワソワしてあるのがふつうだと思っていた甘いモノ欲求が、ピタっと止まるときが来たのです🌟

 

 

 

甘いモノを「一切、一口も」食べたくなくなったという意味ではなく、


甘いものをガマンしているか

 

OR

飴やガムでごまかしながら何とかガマンしているか

 

OR

ガマンせずに食べると適量で止まらないから、また我慢する、

 

という、

 

変にくすぶり続けていた甘いもの欲求がなくなり、

食のことを忘れて他のことに集中できるようなった

 

という意味です。

 

※物事に集中しているときは、脳の糖質消費率が50%も上がるというデータもあります!

 

 

それまでは 無意識に、甘いもの欲求意志で我慢している状態だったのだと思います。

 

 

 

低カロリーの飴やミントやガムを暇さえあれば口にしてしのごうとしていました💦

 

それも「ガマンしていないといられない甘いもの欲求」が常にあったから、そうしていたのです。

 


このガマンもフツーになるとガマンしていることにも気づかなくなっていました。

「他のみんなもそれ位のコントロール可能な我慢はしてるのだろう」と思い、ガマンしていないとソワソワ落ち着かない食欲自体にも疑問を持たず、、ただガマンしているかガマンを解禁して食べるかの二択になっていたのでした。

 

 

スーパーの甘いものコーナーでも、お菓子や菓子パン、ケーキ類をぐっとこらえていて、

 

自分が食いしん坊なだけだから

ガマンしなきゃ 
 
とガマンしていましたが、それも当たり前になりすぎていて、ガマンしてることに気付いていませんでした💦

 

※頭はいつも食べたい食べたいで一杯

 

 

この食欲のくすぶりが、

お米を心行くまで食べることを自分に許し続けていたら

いつの日かピタりとなくなり、

 

【好きなお菓子が目の前にあっても

 今はいらない、と感じて自然にスルー】

 

できるようになった!

 

 

お菓子を食べても

意志を強くもって頑張ってないと止まらない】

という状態の今考えればシンドイ食欲はなくなり

 
少量食べて
美味しい→満足⇒もう、いらない、
と自然に感じて自然に止まる】
 
そんな食欲になってきたのです。
 
 

【食べたら暫く食のことを忘れて

 ほかの楽しいこと、やるべきことに集中できる

 
という感覚も蘇りそれが何よりうれしかった!
 
 
・・・
 
 
そういう食欲の変化が
バランスを崩していた食欲中枢が
正常に(健康に)なってきた
 
サインだったのです。
 
 
※赤ちゃんのころはだれもが、食べたいときはたべるけど、食べたくないとき(体が必要としてないとき)はたべさせようとしても食べなてくれまないのを見たことがある人は多いと思いますが、人間誰も赤ん坊のころは体の声を聞いて食べる力を持っています。
 

 

 

----------

 

▽お米パワーのまとめ

 

★満腹感が長持ちすることに驚きます。
 

★代謝が上がり体がポカポカしてくるのが分かります
 

★時間はかかりますが

 代謝が上がってくるにつれて、
 本来の自分にあった体型より”太りすぎた分”は次第におちていきます。

(体重じゃなく、体型がすっきり)
 

★飢餓感がないので ダイエットしているという感覚はありません。

 


ーーーーーーーーーー

 

お米ダイエットのやり方、

一口食べると過食になってしまう方へのメッセージは記事を分けました。

 

↓↓

②お米ダイエットのやり方&一口食べると過食になる場合の考え方

 

 

 

 

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

バナーのクリックが更新の励みです 

 ↓   ↓           ↓

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 摂食障害へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 過食症・過食嘔吐へ

 

 

 

 
 

摂食障害・生き辛さ
当事者・ご家族対象の会

美人塾ってなあに?

▽美人塾公式LINE

友だち追加

Eメールでのお知らせはこちら