セダン願望① | stelvio:小言の多い傍観者

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好きなことを好きなときに好きなだけって‥そりゃワガママだ。

夏草や兵どもが夢の跡…

強風と共に雨嵐の予感。これまでの淀んだ空気を
幾らか追い払ってくれやしないだろうか?

…実のところ、去る7.30クーデター未遂事件の発端となったのは
“セダン欲しい病”によるものだったのです。
今、無性に乗りたいと思う車があるのは4ドアセダン。
退廃人間は困ったもので素晴らしいクーペや才色兼備のオープンに
乗っていても、4ドアのきっちりとしたセダンに熱くも冷たい
羨望の眼差しを向けてしまうのです。

キッチリと仕切られたスクエアな造形。
スタンダードな3ボックススタイル。
典型的なクルマ様式とも言えるライン。

本当は五十になったらセダン。…と思っていたのです。
(これはずっと以前から何と無く考えていました)
その頃にはそういう落ち着いた雰囲気を持った
ある種エレガントなセダンに乗りたいな…と。

……。

もう段々とカウントダウンが迫って来ました。(汗笑)
死ぬまでに乗れる車は限られる。言い訳ともロジックともとれる
この言葉は、真理を言い当てていることには違いありません。

先日ピアッツァの居なくなった空きスペースを見て
クーデターをそそのかされたのはご案内のとおりです。

実はその時 another oneとして上がったのは瀟洒なセダンでした…。

結果的に、この話は流れてしまいましたが、その過程で
討議中ある決断を迫られたのです。
スパイダー売ってまで買うのか?と。
「その御覚悟有りや?無しや?これ如何に」

…当然答えは「NO」でした…

図らずもそのときハッキリと確認出来た訳です。
あいつ(939)に勝てる奴なんていない。
あのスパイダーに勝てる奴なんて…。



つづく




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