今日もデンマーク暑い・・・・

今年の 夏 は本当暑い・・・・。気温30度・・・でもクーラーなし(まじつらい・・・)

が、日本の夏と比べるとまだまだマシ。真夏の日本に里帰りしたならば、暑さできっと死んでしまうだろう。へタレな私である。

日本の夏 も懐かしくなってきている。 花火・盆踊り・シャンシャンと啼くセミの声、暑い外からクーラーガンガンのお店に入った時の快感・・・・・

今度 里帰り するなら 夏 でもいいかな・・・・・


前回までのお話、ダーとの出会い・ネット恋愛に発展するまで 本当駆け足で語って来ました。

さて、今日からは いよいよ日本を去って 初めての北欧・ダー との対面の事についてお話していきたいと思ってます。何年も前のことなので記憶も定かではありません。話が前後することもあるかと思いますがお許しください。


私がデンマークに初めて向かったのは2000年の8月だった。お盆休暇とありったけの有給休暇を全部使って14日間の休みを取ったような気がする。

日本~デンマーク間 はもちろん直行便も飛んでいるが、貧乏な私には この期間の直行便 のチケットは買えるわけもなく、時間はかかってもいいので お安い空路を選んだ。


それが、 福岡~シンガポール~デンマーク である。

私の住んでいるのは中国地方。福岡まで行くのに新幹線でも1時間ちょい かかる。そのあとこのフライト。

ほとんど1日がかりである。(って直行便でないかぎり現在でも日本まで帰るのは1日仕事、遠いね日本)

この、乗り継ぎがうまくいけばよかったのだが、シンガポールに夕方着 デンマークに向けての出発がそれこそ、日付が変わる頃だった。

でも、その頃は若かった私。シンガポールで少し外に出れるし、まっいいか・・・安い という言葉に引かれてこのチケットに決めたのである。


まずは地元から 福岡 まで行かねばならない。私の住んでたI市は新幹線とローカルな電車の駅が違う場所にあった、本当の田舎だった。私の家から新幹線口まではタクシーで3千円ぐらいは軽くこすところだった。なので友人が 新幹線口 まで車で送ってくれた。

いざ新幹線に乗る前に お餞別 と言って私に手渡してくれたもの・・・・・

それは・・・・・・







                               明るい家族計画(コンドームちゃん)だった。(爆)


それも気を使って かわいいイラスト入り ・・・・こんな友人を持って幸せ者の私・・・・

もしかして変な病気持ってたらいけないからね。外国映画じゃ、女の子からコンちゃん出してるの良く見るからね。使ってよ・・・・ まるで子を思うあんたは母親か?(笑)


ありがたく お餞別 を頂いて新幹線に乗り迷うことなく 福岡国際空港へ・・・・

そこからシンガポールにまず6時間のフライトである。

別にシンガポール航空から何も戴いてはいないが、結構サービスもよく座席一つ一つに画面が付いていて、好きなジャンルの映画を楽しんだりゲームもできるので あまり暇だなあ って思わなかった6時間である。

暫くして シンガポールにつき驚いた。空港がでかい・・・・・・

最初は 無料で市内観光 できるバスに乗ろうか?とも思ったがデンマークから日本に帰国するときの方が待ち時間が長い。

なので、これだけ広い空港の中 探検 することにした。

お店屋さんを覗いて見るだけでも相当な時間をついやしたような気がする。

そのあいまを見ては ネットカフェ(私の時はネットカフェだったけど、現在は無料でネットが使えるようになってるらしい。昨年友人が同じ経路でデンマークに来たときネットは無料だった と言ってたので)でメールチエックしたり、大きな無料の映画館もあってそこで時間もつぶせる。

夕方にはこれからの旅に備えて軽くシャワーしてフードコートで軽くビールとシンガポールの焼き鳥?みたいなのを食べたりして時間をつぶした。

私は結構友達とつるんだりするのが苦手な方で、一人でアチラコチラをフラフラするのが好きなタイプである。なので、案外苦にならなかったのかもしれない。


そんなことをしてる間にとうとうデンマーク行きの飛行機の搭乗が始まった。

いよいよだ・・・。期待と不安を胸に私のチケットを差し出し飛行機内へと向かう通路を歩いて行く。

席に着くとラッキーな事に 日本人の年齢も同じぐらいの女性が隣の席だった。

なので、差しさわりのない他愛も無い会話をして過ごした。


フライト時間は10時間ぐらいだっただろうか?

飛行機が大きく旋回したと思ったら飛行機の窓には 緑一杯の大地が広がった。デンマーク特有の白い風力発電も見える。


とうとう来たよ。どうしよう・・・・・・・


と、このときになって初めて自分でしでかしたことに驚いたのであった。


デンマークに着いたのは朝9時ごろだっただろうか。最初にトイレに行き歯を磨き軽く身づくろいをしても私の荷物はまだ出てきていなかった。

荷物が出てくるのを今か、今かと待ちながらも 心臓が胸から出るのでは・・・というぐらいドキドキしていたのを覚えている。

どれぐらい待ったのか、ようやっと荷物が出てきてそれをとり空港に常備してあるカゴに乗せそれを押して、約束の お出迎え ゲートに向う。

いよいよだ。

私の前を歩く人は誰もいなかった。 お出迎えゲート の扉が開く。

そこには、沢山の人が 自分の待ち人 を 今か 今か というような面持ちで待っていた。

暫くあたりを キョロキョロ としたところに・・・・・・・・









私の目に一つの光景が目に入った。


それは写真と同じような 金髪のポニーテール。 約束の ハーレーのシャツを着た男性が 照れたような顔でこちらに向って歩いて来る姿が・・・・・・・・・