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2012-02-13 17:52:35

【2世帯の大規模改修工事】設計に入る前に。

テーマ:大阪 枚方 住宅デザイン 住宅設計 
大阪府枚方市にあるモノづくりのプロ集団エフ・シキシマ

住宅設計・店舗設計・オーダー家具設計を担当しております。
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こんばんは。

本日の現場調査の際に「寒くなってきたのでお茶を煎れました」と。

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朝からドタバタしていたので、つかの間でしたが心まで温まった。

ありがとうございました!


先日から設計させて頂いておりました京都T様邸の改修工事。

週末の御打合せで良縁を頂けることとなりました。

T様本当にありがとうございました。


今回は2世帯の大規模改修工事というで、正直なところ

色んな面で迷い・葛藤があった。

2世帯住宅ならではのメリットやデメリット。

シェアとプライベートをどこに配置するか。その間の微妙な空間。

またどういった方法で間仕切るのか。壁なのか建具なのか家具なのか。

外と内をどう繋げるか。

また「見えない配慮」を徹底的に分析した。


「自分ならこうする」というのが通用しない部分がある。

なのでいつにもまして「一体化する」という作業が必要になった。

その作業を経てから、設計する土台が出来た気がした。


競合がいるなか、こんな色気の無い図面2枚で通用するのか。

すごく不安にもなった。

しかし考え抜いた分、飾りの言葉が無くても伝わるモノがあったように思う。

何よりそれをT様に感じて頂けたのがとても嬉しかった。

まだまだ平面計画の段階ですが、頭の中で並行して立面・展開・家具も

イメージ出来ているので図面化して行きたいと思う。

仮消えしたモトクロスのバイクディスプレイを含めてw

そして金額のことは橋本氏へお任せしようと思うw


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2012-02-06 19:47:53

【京都:建築書の専門店 大龍堂書店】にて。

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こんばんは。

PC処理速度UPの為かcookieが削除されて

危うくamebloアカウントがダメになるところでした。。。

取りあえず新しいブログUPしたいです。はいw


先日の休みにとある書店に行って参りました。

「本物の建築」を志す者なら一度は訪れたことがあるという

京都市中京区にある「大龍堂書店」さんです。

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ファザードを見るなり「町並みに馴染む」とはこのコトだと。

模倣でなく、奇抜でなく、すごく心地よい印象を受けました。

建築の本ばかりを取り扱っているお店で、設計者としては

一日中いれるお店でした。

そしてお店の一角にチェアとテーブルがあり

コーヒーまで頂いて、店主の山岸さんに建築を色々と教えて頂きました。

鬼部長以来の衝撃を受けるほど、建築知識が豊富で

また駆け込みたいと思いました。


今まで本を完読したことが無いと言って良いほど

要点のみを速読するタイプだった訳ですが。

最近は建築や美術に関する本代で、家計破綻するほどです。。。


先人の建築に対する信念や情熱に触れ

自分自身の考える「本物の建築」や「住宅」とは何か。

より掘り下げていき、オリジナルを確立すると共に

日々の設計に反映させていきたいと思います。



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2012-01-28 14:38:04

【亀岡の家】ついに完成!

テーマ:大阪 枚方 住宅デザイン 住宅設計 
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こんにちは。

最近は寒すぎですね。。。

夏男には辛すぎますが、仕事は順調です!w


半月ほど前に「亀岡の家」が完成しました。

「急いでは無いのですが、リフォームを考えています」

とお問い合せを頂いてから約1年半。

長いように感じますが、あっと言う間だった気がします。

じっくりと考えたいというM様とじっくりと設計したい私。

ぴったりマッチしたのかも知れません。

御打合せでお会いする度に、M様ご家族のライフスタイルや価値観

求めている家、将来についてなど様々なコトが私に浸透していき

すごくリアリティを持って線を引いて行くことが出来ました。


完工後にM様より頂いた一言がとても心に残っています。

「工事前がどんなカタチだったか分からないほど変わっているのに

 以前から住んでいるように心地良いです」

設計者としてすごく嬉しい言葉でした。

ただキレイにするだけでなく、ただ強くするだけでなく。

リフォームやリノベーションの本当の意味とは何か

私にとっても深く考える良い機会になりました。


前置きが長くなりましたが、竣工写真をUPして行きます。

先ずは玄関周りから。

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基本的に設計する際はいつも「帰って来たくなる灯り」を大切にしています。

プライバシーを確保しながら、室内から漏れる温かな光をつくり

家が見えたらスキップして帰りたくなるような。

荷物を片付けてから写真撮ればなお良かったですがw


次は室内側から見た玄関。

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木製オーダー建具は片引き戸とし、毎日触れる引き手は

チークのオイルフィニッシュにしました。

空間としては「京都」とかけ離れない、室内と室外を繋ぐよう意識しています。

墨黒の土間タイルで引き締めているので、入って右側には

小さくても良いので花を置いて貰えれば粋です。とまで伝えておりますw


次に玄関収納です。

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現状の下足箱の容量の2倍近く確保できたので、あえて上部収納は作らず

すっきりとラインを揃えて奥行きを感じさせる家具としました。

一番左にはスリッパを入れるオープンスペースと、小物を入れられるように

最上部を引出にしています。

何てこと無い意匠ですが「無駄」を省いていった結果

このカタチに辿りつきました。

実は凄く計算して箱・内部・扉等

機能と意匠を併せ持った寸法で作っています。

必要以上に収納を作らないのは勇気がいりますが

それがキレイに保つ方法だと最近考えるようになりました。


そしてリビングからダイニングを見た所です。

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まだ置き家具やペンダントなどが入っていない時に撮っているので

少しイメージが沸きにくいと思いますが、ダイニングの奥に和室を繋げています。

障子の割をいつもと変えているのですが、キレイに決まって良かったです。

亀岡という地域柄、冬は極端に寒くなるので反りなどを考えて

見付けは細い中で太い方ぐらいにしました。

また建具と枠も高さを2通りにして、天井高の2,280mmに合わせる所

1,800mmまで下げる所を無理なく意図通りに仕上げました。

建具を閉めた状態でも空けた状態でも、抜けと溜まりを意識しています。


そして和室まで広げたときの写真です。

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少しだけですが、和室はトーンを落としています。

そして和室の障子を空けると、中庭まで繋がります。

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まだ工事中の写真ですが、一枚だけ中庭が分かる朝の写真です。

キッチンに付けた東側の小さなハイサイド窓から朝日を取り込み

天井・床を反射してダイニングに柔らかな自然光を取り込んでいます。


そして和室側からリビングを見たところ。

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リビングから中庭までを同幅で通しています。

通路で間仕切ったり、障子で間仕切ったり、家具で間仕切ったり

色んなシーンでそれぞれが居心地良くで使えるように平面計画を行いました。

家の端から端、その奥に中庭まで見渡せるようにすることで

1.5間(約3m)を実際よりもかなり広く感じれるように工夫しています。


次は床の間。

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和室周辺が唯一の既存利用箇所です。

すごく丁寧に作られている箇所で、解体するのが余りにも勿体ない場所でした。

こういった場所を簡単に壊すのではなく、上手く調和させることが

リフォームやリノベーションの醍醐味のように感じます。

本当に大工さんの手が止まったかと思うほど時間が掛かりましたが

既存と新調を違和感なく繋ぐことが出来たので、美しく収まりました。

木下棟梁には感謝です。


そしてダイニングから見たキッチン。

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収納部分はオープンとFIXにし、天板をカウンターとして利用できる

ようにしています。ちなみに天板乗せではなく、サイドパネル勝ちにしており

そのサイドパネル上部にも縁が切れたチーク材を入れています。

天板強度を出すのに一苦労しましたが、意匠と機能を上手く両立しています。

正面から見るとどっちでも良いように感じますが、側面から見た場合

圧倒的にこの勝ち負けがキレイだと思うからです。

少しマニアックな話になりすぎましたがw


そしてキッチンです。

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C型というか、コの字型というか、U字型というか。

呼び名は何でも良いのですが、今回は特にコンパクトに纏めています。

既製品のキッチンでは基本的には動作寸法や使い勝手に基づいて

作られているために、多くの人にとって使い勝手が良いと思います。

ただ全ての人にとって使い易くベストなのかはまた別の話であって。

ある意味では万人受けしないが、お施主様にとってベストであるべきで

それが本当の意味で良いカタチであるように考えています。

2名で調理を行っても狭すぎず、広すぎず。

下ごしらえと洗い物を並行して行えるよう、シンクは通常より広めにとっています。

また吊り戸の高さにはとてもこだわりを持っていて、通常よりかなり低く設定しています。

フードの下場と合わせる意匠より、M様とお母様の身長から逆算して

最も使い易いサイズ感に合わせています。


斜め上から見るとこんなカタチです。

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今回はSUSのPHL仕上げにしているため、コストがかなり上がっています。

またこの独特な天板形状によりさらにコストが上がっています。。。

なので直線の天板を3枚に分割することで加工を抑えています。

その見切りに手掛かりと同じチークを入れることで意匠的なバランスも崩さず

耐久性も確保しています。シンクとコンロから垂直に外す事で影響も極力少ない

位置に入れています。


そして何てこと無い写真ですが、ここには沢山の機能がつまっています。

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基本的にはキッチンから洗面脱衣につながる廊下です。

家事動線として纏まったと感じていた図面だった訳ですが

「通りたくなくなるような、つまらない通路はダメだよ」という

鬼部長のサラッとしたダメ出しにより時間をかけて考えた空間ですw

向かって左側には纏まった収納スペース、右側には家事スペース。

そしてトイレを作り、その向かい側には和室側からの収納スペースとしました。

文字だけでは全く分からないと思いますが、多機能空間となりました。

しかし最もこだわったのは、窓と勝手口を配置することで

電気をつけていないときでも東から差し込む光でリズムを付けることで

距離を短く感じるようにしている点です。


そしてトイレです。

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昨年OSBボードを採用して以来の挑戦的内装ですw

ビニールクロスではなく、本物の素材を用いています。

写真では分かりにくいですが味のあるテキスタイルで、広くはないトイレですが

入ってみると飽きない仕上がりになっています。

M様と楽しみと不安を抱えながら、素材を選んだことを思い出しますw


そして洗面・脱衣室。

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既製品の洗面化粧台にするか、造作と組み合わせたカタチにするか。

ここもM様と一緒に悩んだ所でした。

キレイに写る鏡と、そうでない鏡がある。と私は考えています。

照度と角度と位置のバランスが上手く収まったと思います。


そしてピクチャーウィンドウです。

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お風呂から中庭が見えるようにしています。

そうそう実現できないカタチなので、取り入れることが出来て良かったです。

庭をいじって下から照明を当てたいと、ご主人様にも気に入って頂けた

居心地の良い場所となりました。


長くなってしまうのでディテールについては書かなかった訳ですが

平面計画の触りだけでやたら長いブログになってしまいました。。。

へんぴな場所にある小さな会社を見つけて下さって

若輩を信じて頂けたことに改めて感謝したいと思います。

M様に喜んで頂けたので、私自身もとても嬉しくなりました。


目を養い、手を練りながら。

これからもこだわった仕事を続けて行きたいと強く思いました。


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