2017年07月31日(月)

ぶれずに論点を固めよう

テーマ:政治

 稲田大臣の離任式が行われたということで、

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 「今さら訓示...」前防衛相離任式

 南スーダンPKO(国連平和維持活動)の「日報」問題で、28日に辞任した稲田前防衛相が31日午前、防衛省で離任式に出席し、職員に離任のあいさつを行った。
 稲田前防衛相は、「防衛省・自衛隊の皆さんには、大変お世話になりました。わが国の安全保障、防衛政策を前に進めるため、複雑混沌(こんとん)とした状況の中で、あるべき答えを見いだそうと葛藤する、そのような日々でありました」と述べた。
 稲田氏は、南スーダンPKOの「日報」をめぐる特別防衛監察の結果、陸上自衛隊の一部や、当時の事務次官らの情報公開法上の不適切な対応が明らかになるなど、一連の混乱の責任をとって辞任した。
 離任式で稲田氏は、自衛隊員らに向け、「日本の防衛を支えてくれた」とあいさつで述べたが、防衛省内からは、「今さら訓示を受ける覚えはない」など、批判も相次いでいる。
 稲田氏の辞任後、防衛相は岸田外相が兼務していて、8月3日に予定される内閣改造で、新たな防衛相が任命される見通し。
 ホウドウキョク 7/31(月) 14:49

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 こんなニュースがあったのだが、、本当に「今更訓示を受ける覚えがない」などという人間が防衛省内に多くいるというのならば、問題だ。
(2017/07/29の記事、論点の混濁で本論を見失わないようにしたい)で指摘したように、今回稲田氏が辞めたのは防衛相と自衛隊の不祥事の責任を取ってのことなのに、マスコミがありもしない「隠蔽問題」というものを作って安倍叩きにすり替えてしまったがために、防衛相が「そうだ悪いのは稲田だ」という気持ちになってしまっているというのならば、マスコミによって、「正されなくてはならない行政の在り方が逆に温存される結果になってしまっている」ということだ。 
 こんなことをやっているマスコミのどこが、「民主主義の糧」であるものか。

 ところで、報道局の記事でも最後に触れられている「稲田の引継ぎ」のことで、

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 岸田氏、早速「一人二役」=危機管理に不安抱え

 稲田朋美氏の辞任で防衛相を兼務することになった岸田文雄外相は29日、北朝鮮の弾道ミサイル発射で早速、「一人二役」の対応に追われた。
 東京・市谷本村町の防衛省と霞が関の外務省を慌ただしく行き来し、危機管理に支障がないことをしきりにアピール。だが、来月3日の内閣改造まで不安を抱えながらの兼務に変わりはない。
 岸田氏は、北朝鮮が28日深夜にミサイルを発射した直後の29日未明に開かれた国家安全保障会議(NSC)に出席。この後、防衛省に入ると同省幹部と1時間以上にわたり今後の対応を協議。続いて外務省に移動した。
 29日は午前から外務省で米韓両外相と相次いで電話会談し、首相官邸、外務、防衛両省の間を奔走。30日も外務、防衛両省で対応に当たる。岸田氏は29日、防衛省で記者団に「何か問題が生じているとは考えていない」と強調した。
 もっとも、安倍晋三首相が29日未明、東京・富ケ谷の私邸から首相官邸に入る際に急きょ乗ったのは警視庁の警護車両だった。政府全体が危機管理の不備を指摘されることに敏感になっているのは事実で、さらなるミサイル発射などの緊張が続いた場合、岸田氏の兼務で乗り切れるかは見えない。
 時事通信 7/29(土) 21:10


 北ミサイル 民進党・山井和則国対委員長「国防をおろそかにしている」岸田外相の防衛相兼務

 民進党の山井和則国対委員長は31日、岸田文雄外相が28日から防衛相を兼務していることについて「北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射する前後のタイミングだった。国防をおろそかにしているのではないか」と批判した。国会内で記者団に語った。
(後略)
 産経新聞 7/31(月) 12:59

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 ちょうど重なった北朝鮮のミサイル発射にかこつけてまた脊髄反射でメディアや民進党が騒いでいるが、戦争が外交とは切っても切れないものであるという事実を忘れないでいるならば、むしろ外相と防衛相の兼務は、非常事態においては「危機管理の一本化」というところで有利に働くこともあるのではないか?

 まあ、それを有効にするには「省庁の縦割り」を改善したうえで、かなり有能な人物がその椅子に座らなくてはならなくもなるし、権限の過剰な集中-場合によっては総理すら超えてしまうかもしれない-にもならないかということも考えなくてはならなくなるのだが。少なくとも、「とにかく噛みつけ、貶せ」というような話ではない。
 

 さて、上で触れたように北朝鮮のミサイル実験がやまない中、

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 朝鮮学校の無償化除外、国の対応は「違法」 大阪地裁


(写真、朝日新聞デジタルより。支援者や報道陣に「勝訴」を伝える原告弁護団=28日午前11時9分、大阪市北区の大阪地裁、安冨良弘氏撮影)

 大阪朝鮮高級学校(大阪府東大阪市)を高校授業料無償化制度の適用対象から外した国の対応の是非が争われた訴訟の判決が28日、大阪地裁であった。西田隆裕裁判長(三輪方大裁判長代読)は、「無償化法の趣旨を逸脱しており、違法、無効だ」として学校側の請求を全面的に認め、国の処分を取り消し、無償化の対象とするよう命じた。
 朝鮮学校の無償化除外をめぐる訴訟は2013年以降、全国5カ所で起こされ、初の司法判断となった今月19日の広島地裁判決では学校側が敗訴していた。
 朝日新聞デジタル 7/28(金) 11:40

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 地裁がこんな判決を出してくれた。

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 <朝鮮学校無償化>「母校が認められた」全面勝訴に大歓声

「裁判官が子供たちの笑顔を思い浮かべながら判決を書いてくれた」。朝鮮学校を無償化の対象から外した国の処分を初めて違法と判断した28日の大阪地裁判決。法廷や裁判所周辺では、大阪朝鮮高級学校(東大阪市)の関係者らが全面勝訴に大歓声を上げた。日朝関係の悪化や、無償化から外れたことなどで生徒減少に悩む同校。卒業生は「私たちの母校がようやく認められた」と喜んだ。
 午前11時過ぎ、地裁202号法廷。裁判長が「処分を取り消す」と判決文を読み上げると、学校関係者で埋まった傍聴席からは「やった。勝ったぞ」との声が相次いだ。チマ・チョゴリの制服を着た生徒や保護者の中には涙を流す人もいた。
 裁判所前では、学校側の金星姫(ソンヒ)弁護士らが「勝訴」「行政の差別を司法が糾(ただ)す!」と書かれた垂れ幕を高く掲げた。駆け付けた約100人の支援者らは抱き合って喜んだ。金弁護士は「司法が適正な判断を示してくれた」と興奮を隠さなかった。
 学生や保護者らは毎週、大阪府庁前で無償化適用を訴える活動を続ける。参加する卒業生の女性(19)は在日4世で、幼稚園の頃から朝鮮学校に通った。「在日コリアンとしてのルーツを学びたい」と、兄2人も通った高級学校に進んだ。食品店を営む両親は裕福ではなく、年間約50万円の学費の工面は大変だったろうと気遣う。
(後略)
 毎日新聞 7/28(金) 12:44

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 さっそく在日北朝鮮人が情に訴えるような喜び方をし、

 少し前には、

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 高校無償化除外は適法=朝鮮学校側が敗訴―広島地裁

 国が高校授業料無償化の対象から朝鮮学校を除外したのは違法として、広島朝鮮高級学校(広島市東区)の運営法人と同校の卒業生ら109人が、国に除外の取り消しや総額約5600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、広島地裁であった。
 小西洋裁判長は除外は適法と判断し、訴えを退けた。原告側は控訴する方針。
 2010年に始まった高校無償化は、公立高校で授業料を徴収せず、私立高校生には就学支援金が支給される制度。外国人学校などは文部科学相の指定を受け る必要がある。訴状によると、運営法人は同年11月に指定を申請したが、国は13年2月に不指定通知を出し、運営法人が指定を受ける根拠となる規定を削除 した。
 小西裁判長は判決で「除外によっても教育を受ける権利は何ら制限されない」と指摘。運営法人は朝鮮総連や北朝鮮との密接な関係が疑われ、支援金が流用される恐れがあるとした国側の主張について、「根拠となる事実が証拠上認められる」と述べた。
 原告側は、除外により憲法の保障する教育を受ける権利が侵害され、法の下の平等にも反するなどと訴えていた。
(後略)
 時事通信 7/19(水) 16:10

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 こんな判決も出ていることなど無視して、

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 (社説)朝鮮学校判決 国は速やかに支給を

 日本で学ぶ全ての生徒に公平に教育の機会を与える、という制度の原点に立った判決だ。
 高校の授業料無償化をめぐり、大阪地裁は28日、大阪朝鮮高級学校を対象外にした国の決定を取り消し、就学支援金を支給するよう命じる判決を出した。国は司法の判断を重く受けとめ、速やかに支給すべきだ。
 経済的事情で勉学を断念することがないよう、国の負担で教育の機会均等を確保する。判決が判断の軸にしたのは、高校無償化法にあるこの目的だ。
 無償化は民主党政権が2010年に始めたが、朝鮮半島情勢を理由に適用を見送った。第2次安倍内閣では下村博文・文科相が拉致問題などを理由に「国民の理解が得られない」とし、13年2月、不支給を決めた。
 大阪地裁はこうした国の対応を「教育の機会均等の確保とは無関係な外交的、政治的判断に基づき、法の趣旨を逸脱し、違法で無効だ」と結論づけた。
 教育制度を政治・外交課題と同一線上で論じ、混同することを、厳しく戒めたといえる。
(中略)
 いま、朝鮮学校に通う生徒は日本で生まれ育った在日コリアン4世が中心だ。民族の言葉や文化を大切にしながら、日本で生きていきたいと学んでいる。
 多様なルーツや教育の自主性を尊重するのか。問われているのは、社会のあり方だ。
 朝日新聞デジタル 2017年7月30日05時00分

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 偉そうな社説を書く新聞も出てきているが、まったく。民主党が当時「参議院前に有権者のご機嫌取り」をするため審議を打ち切って強行採決した法律の「歪み」が飛んだ置き土産になっている。
いや、(2010/08/29の記事、お隣の国では、権力を持つと自分と身内のためにそれを使うという)で取り上げたように、各種学校である朝鮮学校の扱いを専修学校基準で判断するようにと「政治介入による歪み」を入れてしまったあたり、もともと日本人よりもこちらに金を流すのが目的だったというべきか。
 いずれにせよ、この話は「生徒の学習権」と学校の運営費用である学費を混同させてしまった法律の不備のおかげで、上で喜んでいる北朝鮮人や朝日新聞のような勢力につけ込まれることになっているのだから、早々に見直しが必要だろう。
 簡単に言えば、たとえ在日外国人でも日本の一条高として認められた学校に通うものは今でも無償化対象になるというのに、実際に金が払われる相手は学校という運営側であるというねじれにつけ込まれて、一条校ではない朝鮮学校が支給対象外であるという話と「子供がなんたら」という「情に訴える作戦」を切り離させるように、法律を改正するべきだ。

 我が国では私立学校の補助でも憲法89条違反の可能性が指摘されており、それを回避するために学校法で「学校」と定めるものは「公の支配下にある」というエクスキューズが採られている。これがいわゆる「一条校」というものである。
 朝鮮学校が無償化の対象になりたければこの一条校になればいいだけで、外国人向けを主とする学校でもこの対象になることは、韓国学校の事例などがあるのだから、「差別」などされていない。もっとも、一条校になったら会計内容などを日本政府に対して報告する義務ができるわけで。
 それが嫌だからということで申請を避けている朝鮮学校に、彼らの利益になるところだけ認めてやろうなど、まったくとんでもない優遇でしかない。


 そうそう、この件では何かあるとミサイルや拉致のことを出して「こんなことをやっている相手になんたら」という人間がやたらと出てくるが、そういうことをいうから「差別だ」「政治を持ち込むな」というすり替えをされてしまうのだから、ここはただひたすら「一条校」の話だけに徹し、その他の論点にそらされないようにしておくべきだ。


 本日の初顔。

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 <ふなっしー>非公認キャラが市民まつり初登場 千葉・船橋


(写真、毎日新聞より。ふなばし市民まつりに初登場した「ふなっしー」(右)たち=千葉県船橋市本町2で2017年7月30日、青木英一氏撮影)

 千葉県船橋市の50回目の「ふなばし市民まつり」(同実行委員会主催)に30日、同市の非公認キャラクター「ふなっしー」が初めて登場し、集まった市民らを喜ばせた。
「地上降臨」から5周年を迎えたふなっしー側から、祭りに参加したいという要請があった。出演は無料。
 ふなっしーは、弟の「ふなごろー」や飼い猫の「ふにゃっしー」とともに、県警音楽隊が演奏するテーマソング「ふなふなふなっしー」の音楽にのって登場。 市中心部の本町・宮本通りを約200メートルにわたってパレードした後、「みんなが喜んで手を振ってくれたのが、とてもうれしかったなっしー。ありがとう ございますなっしー!」とコメントした。【青木英一】
 毎日新聞 7/31(月) 8:38

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 ふなっしーが人気になってから何年たつだろう。記事によると五年? もっと立っているような気もするが……「市民」祭りに初めてというのはまた、ずいぶん船橋市民は冷たいなぁ。

 まあ、船橋市の梨生産量は県内四位ということなので、「おくゆかしく」していただけかもしれないけど(笑)。



 

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