2017年05月16日(火)

「清く、豊かで、美しく」でいいじゃないか

テーマ:報道

 なんだかとても寒い日が続いている。


(2017/03/09の記事、人にお金を払わないと 自分のところにもお金はこないよ)でヤマト運輸の値上げのニュースを取り上げた時に書いたことだが、料金の値上げが勤労者の待遇改善につながっていくのが正常な「経済成長」というもので、個人レベルで「物価が上がるのは嫌だ」という感情を持つことと全体の経済の流れが連動してしまうとそれは「デフレ」に向かいやすい心理状況を生み出してしまうことにもなり、好ましいことではない。

 だというのに、

++++++++++++++++
 コンビニ各社、日用品の値下げ拡大=5%程度、スーパーなどに対抗

 コンビニエンスストア各社による日用品の値下げが相次いでいる。最大手のセブン―イレブン・ジャパンが4月中旬に61品目の価格を引き下げたのに続き、 今月はローソンが8日、ファミリーマートとミニストップが15日からそれぞれ30品目近い日用品の値下げを実施。消費者の節約志向を踏まえて他業態より割高感の強かった商品を中心に価格を下げ、値引き販売などによる買い得感で顧客を引き>つけるスーパーやドラッグストアに対抗する。
 コンビニ各社の日用品の下げ幅は、いずれも平均5%程度。ライバル社や市場動向を見ながら行う日常的な価格改定は、1%程度の小幅な値下げにとどまるケースが多いが、今回は最大手のセブンが大幅値下げで先行、他のコンビニ大手も下げ幅を拡大した。
 ある関係者は「コンビニの商品価格は消費者が求める水準と乖離(かいり)している。スーパーやドラッグストアを意識した」と話す。
 日本フランチャイズチェーン協会の統計によると、コンビニの来客数(既存店ベース)は昨年3月から前年同月比でマイナスが続いており、客足の回復が各社にとって喫緊の課題だ。
 ただ、消費者の低価格志向が根強い中で、日用品値下げの動きはスーパー業界などでも続いている。「コンビニの値下げで客が減った実感はない。価格優位性は保てている」と、ある大手スーパー社長。業界の垣根を越えた顧客争奪戦は今後さらに激しさを増しそうだ。
 時事通信 5/15(月) 5:00

++++++++++++++++

 まだこんなことが進められてしまうというのは、困ったことである。

 そもそもスーパーとコンビニというのは、業態が違う。
 スーパーは「ある程度のものをまとめて買う」ようなところで、一方コンビニは「スーパーまで行くほどではない「ちょっとしたものを、スーパーに行くほど時間をかけずに、また営業時間を気にせず購入する」店。だからその分「多少高くても人々は使う」もの。
 スーパーに対抗意識を燃やすのではなく、コンビニは「コンビニエンス」の方をもっと追及するようにするべきだろう。

 もちろん、そういうところなのだから従業員の給与も「それにふさわしく」なるようにして。今の「コンビニバイト」は給料以上の仕事量を求められてはいないか?
「学校のテストなのでシフトに入れない」といったところ店側から「では代わりの人間を見つけてこい」と言われたというエピソードがニュースにもなっていたが、本来経営側がやるべきことまで現場の「下っ端」に押し付けるなど尋常な話ではない。


++++++++++++++++
 初任給が前年より上昇、使いみちは「貯蓄」が1位 貯蓄額の平均は5万8,627円

 厚生労働省が公表した「平成28年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」(調査時期平成28年7月)によると、平成28年の高卒以上の初任給は全ての学歴で前年を上回った。初任給の金額は高校卒が前年比0.2%増の16万1,300円、高専・短大卒が同0.7%増の17万6,900円、大学卒が同0.7%増の20万3,400円、大学院修士課程修了が同1.3%増の23万1,400円だった。
 企業の規模別にみると、大学卒では大企業(常用労働者1,000人以上)が前年比0.8%増の20万6,900円、中企業(同100~999人)が前年と同じで20万1,000円、小企業(同10~99人)が同2.2%増の19万9,000円。高校卒では大企業が同0.8%増の16万3,800円、中企業が前年と同じで15万9,600円、小企業が同0.2%減の16万1,200円など。初任給が全般的に上昇傾向にある中、企業規模別ではまちまちの結果となった。
(後略)
 MONEYzine 5/13(土) 14:00

++++++++++++++++

 経済の「当たり前」の話として、「まず仕事が回復し、人手が必要になり、最後に給与が上がってくる」が、ようやくその最後の段階に入るようになってきた。
 これで回るようになった金が「新たな使い道を探して仕事を増やして~」という循環が、早く出来上がってもらいたい。

++++++++++++++++
 実質賃金 2カ月ぶりのマイナスに

 3月の実質賃金が、2カ月ぶりのマイナスとなった。
 厚生労働省の発表によると、3月の1人あたりの現金給与の総額は、27万7,512円と前の年の同じ月より、0.4%減少した。
 賃金の伸びから、物価の影響を差し引いた実質賃金は、0.8%減り、2カ月ぶりのマイナスとなった。
 下落幅は、2015年6月以来、1年9カ月ぶりの大きさとなった。
 厚労省では、2016年3月に、特別に支払われた給与が、大きく伸びた反動があったとみていて、「基本的に緩やかな増加基調にあるが、今後の動向に注視する必要がある」としている。
 ホウドウキョク 5/9(火) 15:54

++++++++++++++++

 こんなニュースがあるとたちまちのように「不景気不景気」と騒ぎ、「アベノミクスは失敗だ!」と騒ぐ「反安倍」人間がわき出すが、「2カ月ぶりのマイナス」ということは、その前2ヵ月は実質賃金が上がっていたわけで。
 とにかく「俺の給料は上がっていない」ということを大声でわめくだけの人間に引きずられて、景気の「気」は気分の「気」を潰してしまうなど馬鹿らしすぎる。

 少し前に「みんなが一日百円使わないようにすればGDPが一パーセント下がるから安倍は退陣だ」と主張した、イデオロギーにとらわれた頭の悪い経済学者がいた。
「こういうことをすれば安倍の経済政策を凌駕することができる」というのではなく、ただ「足を引っ張るために経済を悪くしよう」と経済学者が言うのだからもはや終わっているが、こういう人間が「アベノミクス失敗」という状況を作りたくて、「景気をとにかく悪くしよう」と頑張っている。
 一方、成り行きで私がとっているメルマガでは「清く、貧しく、美しい日本はどこに行った」と、「貧しさは綺麗」であるかのようなトンデモ記事が紹介されていたのだが、これを書いていたのは、いわゆる保守系とされる人間であった。
 左は日本の国力を落とすために不景気を目指し、右も「お金は汚い」という偏見で貧しさを押し付けようとする。
 本当にくだらない。

++++++++++++++++
 経済混乱のベネズエラ、乳児や妊婦の死亡急増 医薬品足りず

(CNN) 深刻な経済危機が続く南米ベネズエラで、医薬品の極端な不足のために命を落とす乳児や妊婦が急増し、マラリア患者も激増していることが11日までに分かった。
 同国保健省の統計によると、2016年に確認されたマラリア患者は24万人に達し、前年より76%増えた。妊婦の死亡は66%増の756人に、乳児の死亡は30%増の1万1466人に上る。保健省が統計を公表したのはほぼ2年ぶり。
 この統計は、軽いけがや病気でさえ十分な手当てができないほど、医薬品や医療器具が不足している現状を物語る。
 公立病院では、患者が医薬品や医療器具を自分で用意することを求められる。反政府デモに参加したという59歳の女性は、「もし手術が必要になったら、自分で薬を病院に持っていかなければならない」「ごく基本的な救急治療でさえ、対応できる物資がない」と話す。
 ベネズエラ医薬品連合の統計によれば、2016年6月の時点で既に、医師が必要とする医薬品の80%以上が不足している状況だった。
 医薬品だけでなく、注射針やガーゼ、生理食塩水なども患者が自分で用意する必要がある。手持ちのお金をかき集めてようやく購入した物品が、病院で盗まれることも多い。
 同国の医師の約20%に当たる1万3000人は、医療が成り立たなくなったことを受けてベネズエラから出国した。
 国民は深刻な食料不足にも見舞われている。食べる量が減ったり食事を抜いたりする生活の中で、最貧困層に属する国民の体重は昨年1年間で平均8.6キロ減った。
 スーパーマーケットへ行っても食品が買えるとは限らず、インフレ率が720%に迫る中、国民の窮状は同国の政情不安を一層加速させている。
 CNN.co.jp 5/11(木) 9:50

++++++++++++++++

 このベネズエラがまさにその現実を教えてくれているように、経済が停滞しまともに機能しなくなると、その被害を一番受けるのは貧しいものたちなのだ。

 貧しさは美しくもないし、命すら脅かされる。
「金か命か」と金を否定しながら「お前たちが金がないのは金持ちが独占しているからだ」と「妬み、僻み、嫉み」煽りをする左巻きのアジテーションも、「貧しさは美しい」という右の哀愁も、ただの「金持ちのお道楽」に過ぎない。

 大切なのは、「みんなでちゃんと金を使って回すこと」だ。


 本日の「デューン」。

++++++++++++++++
 砂を液状に…カヌーもこげちゃう? 流動床、応用に期待


(写真、朝日新聞デジタルより。液体のように動く砂の上でカヌーを疑似体験する的場やすしさん=行田市前谷)

 砂を液状にするという、ものつくり大学(埼玉県行田市)非常勤講師の的場やすしさん(53)と、同大教授の菅谷諭さん(56)の研究が関心を集めている。砂の中に空気を送り込み、液体のような状態にする「流動床(りゅうどうしょう)」と呼ばれるもので、アトラクションやトレーニング分野への応用が期待されている。
 流動床は、砂を入れた容器の底から空気を送る。砂にかかる重力と空気で浮かせる力が釣り合ったときに液体のような状態になる。
 研究室では、縦1・7メートル、横1・1メートル、高さ60センチの大型水槽に1トンの砂を入れて送風。手をいれれば水の中と同じような感触に変わり、底に沈めたボールも浮かび出る状態になった。川下りの映像を見る「ヘッド・マウント・ディスプレー」を頭部に装着し、船に見立てた小さな水槽も浮かびあがり、カヌーの疑似体験もできた。
 朝日新聞デジタル 5/16(火) 3:00

++++++++++++++++

 これは楽しそうだ。

 ただ、遊んだあとは細かな砂が服の中に入り込んでジャリジャリしそうな……(汗)。



 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

statesgrowさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。