2017年05月14日(日)

時代遅れの上に危険を生む

テーマ:教育

 この間の暑さが嘘のような「寒い日」が続いている。
 今日は久々に大洗の方に行ってこようかと思ったのだが、天気も良くないし寒いしで、結局家でゴロゴロしてしまった。
 暑いのは嫌なので涼しいのはいいのだが、寒いほどというのは。せめてもう少し気候が安定してほしいものだなぁ。


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 高校生のバイク指導、検討会開催の前後でここまで変わった---埼玉県


(写真、レスポンスより。バイク禁止を訴える入学説明会が、2017年度から内容が大きく変わった。17年度入学の資料)

 バイク指導の効果や今後の指導のあり方を検証している埼玉県。開催後、新入学生徒への説明資料が大きく変わった。
 埼玉県は県教育委員会が主導して、三ない運動を推進する全国的に珍しい地域だ。学校単位ではなく埼玉県教育委員会、さいたま市教育委員会が連名で、『高校生にバイクは不要』と大書した説明資料を、新入学説明会で配布してきた。
「二輪車等による事故・暴走行為等防止指導要綱」で三ない運動について説明。バイクの免許取得、購入、乗車を認めないことを説明するがその内容は、「バイク通学を認めないというのは教育指導だとしても、合法的なバイクの価値を否定するかのような説明には疑問を感じた」と、説明会に出席した一部の保護者が語るほど過激だった。
 生徒には、事故で生じる重い賠償責任を強調。その上で「一人ひとりが張りのある高校生活を送るためにはバイクは不要。学業、部活動、ホームルーム活動、学校行事などに本気で取り組みましょう」と、諭していた。また、保護者に対しても「子供の命を守るのはあなたです」と、事故被害者の保護者の手記や「前科者になる」「職業制限が生じる可能性がある」という弁護士の談話を掲載して戒めてきた。

 ところが、今年度の新入学生に配布された説明資料は、自転車や公共交通機関の利用注意が中心で、「高校生にバイクは不要」という文字は消えた。バイク利用に限定した記述は、3ない運動に基づく指導要綱の説明のみ。事故の賠償や保護者に対する要請は、バイク利用に限定しない記述に変わった。
 また、利用を禁止している中で発生するバイク事故と死者数の掲載も、今年度の説明資料から削除された。埼玉県はバイク利用を禁止した1982年以降、警察資料を利用して統計を取っているが、2015年度まで過去一度も死者数をゼロに抑えたことはなかった。16年度の統計は出ていない。
 記載の変更について同教育局は「紙面上で自転車や公共機関の利用を優先したもので、(バイク利用を禁止する)内容に変更はない」(生徒指導課)と語った。
 埼玉県は昨年12月に「高校生の自動二輪車等の交通安全に関する検討委員会」の初会合を開催。バイク利用よりも、自転車利用で増加する事故について記載すべきだという意見が出ていた。
《レスポンス 中島みなみ》
 レスポンス 5/10(水) 18:56

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 いやはや驚いた。まだこんなことを県ぐるみでやっているところがあったなんて。
「高校生にバイクは不要」って、そんなことを教育委員会が勝手に決めて押し付ける。「制服がー」とか「髪型がー」と騒いで「人権侵害!」と訴えている勢力は、なぜこんなことを許していたのだろう? 二輪免許を16歳からとれるというのは、国が決めた法律にあるというのに。

 私が高校のころは、全国の学校が平気で「三ない運動」なるものをやっていた。
 当時社会問題になっていた「暴走族」をエクスキューズにしたもので、一部の犯罪者(当然ながら、彼らは道路交通法や道路運送車両法の違反者であった)のために全体を規制しようという、「臭いものには蓋」的なとんでもない考えだったが、「カミナリ族」以来の「バイクは悪者」の風潮のあった社会では大きな抗議の声もなく受け入れられていたものだ。
 当時は「仮面ライダー」にはまって「クラスの男子の自転車はみんなサイクロン号」の世代が免許取得年齢になっていたころで、バイク市場を爆発的に広げかつそれを社会に「普通になじませる」絶好の機会であったのに、この「三ない運動」はそれを潰してしまう行動になってしまったのだから、なんとも馬鹿馬鹿しい。
 これを生んだのは「左翼的な教条主義のPTA思考」で、そのあたりに話を持っていくといつもの「左巻きが支配する社会の窮屈さ」になるわけで、上で上げた「人権屋」がこの話は黙殺していたことなどもそのあたりに帰結するおかげだとわかるのだが、今回それはこのぐらいにとどめて……この埼玉のことである。

『前科者になる』『職業制限が生じる可能性がある』という弁護士の談話」というのだから、どこまで異常なのだろうか。 
 こういう考えを学校に刷り込まれた子供は、長じて車の免許を持った後も、無意識のうちに「バイクなんて悪者だ」という価値観に縛られることはないだろうか。
 そして、そういう価値観を持った四輪運転者は、平気でバイクを軽んじた運転をするようになる可能性は、ないだろうか?

 私は以前バイクで走行中、横道から出てきた車にいきなり前をふさがれて衝突したことがある。
 そのとき相手のいう言葉は、ふざけたことに「お前がすごいスピードを出していたから」。「すごいスピード」だと思ったのならば、どうしてのこのことバイクの前に出てきたのだ? 「大した速度ではない」と思ったから「前を抜けられる」と思って十メートルもない直前を横断しようとしたのだろう?
 免許を取りに教習所に通った人間ならば、「二輪はただでさえ小さく遅く見えてしまうことがあるので気をつけましょう」と習ったことだと思う。
 だが、バイクを軽んじる価値観が基礎にあると、「それがどうした」と端から頭の中からなくしてしまうことになりかねないか。

 埼玉県のようなやり方は、かえって交通事故の危険を増やすことにもなりかねない。
 今年度ようやく少しはましになったというこの「トンデモ三内運動」、ほかの県でもここまで極端ではないが似たようなことが行われていないだろうか。
 それが続いているようならば、いい加減に文科省や総務省が指導に乗り出すべきだ。


 本日の改造車。

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 <軽乗用車>「世界に1台」、左ハンドル化 輸出構想も


(写真、毎日新聞より。左ハンドルに改造した軽乗用車の運転席に座る真鍋さん=香川県三豊市で、植松晃一氏撮影)

 香川県三豊市詫間町詫間で自動車整備工場を営む真鍋貴行さん(57)が、軽乗用車を左ハンドル車に改造し、愛好者のハートをつかんでいる。純正部品を可能な限り活用し、公道も走れるのが特長。軽は日本の独自規格で、メーカーは左ハンドル車を製造しておらず、「世界でたった1台、自分だけの車」が受けているようだ。
 真鍋さんは、市販車から福祉車両やキャンピングカーなどへの改造をこれまでも手掛けてきた。2014年2月に軽乗用車の左ハンドル化を計画。スズキの軽乗用車「ハスラー」について、ハンドルやメーター類はもちろん、パワーウインドーの操作スイッチも左右を入れ替えた。自動車検査(車検)に適合させるため、運転席側のフロントガラスの雨粒を十分に取り除く必要があり、ワイパーはモーターごと入れ替えた。
 軽乗用車の左ハンドル化は全国的にも例があるが、「軽商用車」への登録変更が多いという。だが、軽商用車の後部座席は折り畳み式などの制約があり、真鍋さんは使い勝手も同じ「軽乗用車」登録にこだわった。ダッシュボードの入れ替えでは、安全性証明のため、鉄球を衝突させる実験を繰り返した。陸運支局への提出書類は厚さ約1センチに達したという。
 車は16年5月に完成。定員や安全性、走り心地は市販車と同じだ。普段は工場にとめているが、インターネットで情報は広まった。ハスラーなら80万円あまりで改造可能という。ハスラー以外を含め、これまで10台近くを左ハンドルに改造した真鍋さん。左ハンドル車を巡っては、右折時の前方の見えにくさなど国内で議論もある。しかし、真鍋さんは路肩に止めた左ハンドル車から運転手が安全に乗降できるメリットにも気がついたという。
「福祉車両が左ハンドルなら、安全に乗り降りできるはず。世界一厳しい車検に通る左ハンドルの軽乗用車なら、海外でも通用する。将来は輸出もやってみたい」。左側の運転席から望むのは、原点の福祉車両と世界市場だ。【植松晃一】
 毎日新聞 5/14(日) 13:42

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 ああ、そういえば軽自動車の左ハンドルってないな。そもそも左側通行の国に輸出していないし。
 フィアット500のあるヨーロッパならば受け入れる土壌もあるだろうけど、デザインがな。

路肩に止めた左ハンドル車から運転手が安全に乗降できるメリット」というけど、どうだろう。
これは逆に乗る時にも「道路からさっと乗れてしまう」ということにもなって、それでは「乗車前に車の前後をしっかり確認してから乗り込むこと。それを忘れないように車の前などを歩かせる」という教習での指導方針を無意味にしてしまうことにならないかなぁ。
 ライダーとすれば「後ろも見ずにドアを開ける馬鹿」が減るだろうというのはうれしいけど。



 

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