2017年04月28日(金)

わざわざ埋め火を作ってやるのか(怒)

テーマ:報道

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 教育勅語、批判ない使用認めず=教育研究者が声明

 教育勅語の学校現場での扱いについて「批判的な認識を形成する指導を伴わずに使用することを認めない姿勢を政府に求める」とする声明を27日、教育研究者ら約120人が発表した。
 今後、さらに賛同者を募り、政府や教育関係者に声明の趣旨を伝えたいとしている。
 声明では、政府が決定した「憲法や教育基本法などに反しないような形で教材として用いることまでは否定されない」との答弁書などを挙げ、「過去の国会決議や政府発言と比べて容認の度合いを根拠なく強めるもので正当性を欠いている」と指摘。教育勅語が不適切に使われた場合、「子どもたちの成長が阻害される」と主張している。
 東京都内で記者会見した本田由紀東京大教授(教育社会学)は「一部分で良いことが書いてあるように見えても、全体から切り離して教えることは問題。教育勅語を使う必要もない」と話した。 
 時事通信 4/27(木) 11:58

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 ドイツではナチスのことを教えるときに必ず罵って「悪だという形」で教えなければならないことになっていると聞く。
 中国では、日本のことを少しでもほめるような発言をする際には「私は過去に日本がしたことは絶対に許せないが」という前置きをしなくては、「愛国者」たちから「漢奸(日本でいうところの売国奴のようなもの)!」と攻撃される。
 この教育研究者たちは、そういう世界を目指しているようだ。

 彼らの主張は、「思想統制」というところでは彼らのいう「戦前」とベクトルの向きが違うだけの同じものである。いったい彼らは何をもって「戦前の思想統制は悪だが、それを否定する我々の思想統制は正義」というのだろう。
 彼らの主張はとどのつまり、「自分たちの気に食わないものは悪」と言っているだけではないか。
 こういう人間たちが「教育研究社」を名乗るものの中にいるのだから、「自虐教育」がなかなか一掃されないのも当たり前だ。

 ところで、GHQ下の国会での決議を「正しい」として教育勅語を否定する人間の中に、主権回復後の国会で「すでに戦犯ではない」と名誉回復の決議をされた元「A級戦犯」の人たちをいまだに罵っているようなものは、いないよな?


 さて、明日は昭和天皇のお誕生日であったということで「昭和の日」とされている日だが、その日を前にして、

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 譲位 特例法案名「陛下」削除 民進に配慮 政府、各党派に骨子


(表、産経新聞より。天皇陛下の譲位に関する特例法案の対比)

 政府は26日、天皇陛下の譲位を可能にする特例法案の骨子を衆参両院議長を通じて各党派に示した。原案では法案名を「天皇陛下の退位に関する皇室典範特例法案」としていたが、「陛下」を削除し、「退位等」と修正した。
「天皇」とすることで特例法に将来の譲位の先例になる意味合いを持たせるよう主張していた民進党に配慮した
 政府は5月の大型連休明けに骨子に基づいた法案の要綱を各党派に示し、了承を得た上で国会に提出したい考えで、6月18日に会期末を迎える今国会で全会一致での成立を目指す。
 骨子によると、譲位の時期は特例法の公布から3年以内とし、時期を決める政令を定める際に首相が皇室会議の意見を聴くことを義務づけた。
 公務などに対する陛下の「御心労」としていた原案の表記は「お気持ち」に変更し、陛下がご高齢で活動の継続が困難となられることに「心労を抱かれている」との表現も「深く案じておられる」とした。いずれも衆参両院の正副議長が3月にまとめた国会の見解に近い表現に戻した。
 自民、公明、民進各党の実務者は水面下で骨子の作成を調整し、民進党が国会見解の尊重を主張していた。与党は、対立が激化すれば特例法案の成立が遅れる恐れがあることを懸念し、民進党の主張を反映した。ただ、国会見解で触れていた「女性宮家の創設等」の検討については盛り込まなかった。扱いは、今後各党の協議に委ねられる。
 産経新聞 4/27(木) 7:55


 退位法案 民進が評価

 民進党皇位検討委員会の馬淵事務局長は「立法府の取りまとめが最も重要であるというスタンスで骨子案を見守っていたが、それに沿う部分がしっかり盛り込まれていたと評価している」と述べた。
 民進党の皇位検討委員会の馬淵事務局長は、政府が26日に示した天皇陛下の退位をめぐる特例法案の骨子について、「取りまとめに向けて努力した形が政府案として提示された」と評価し、国会での審議を前向きに進める考えを示した。
 法案をめぐっては、国会での取りまとめで、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」とした名称について、自民党が「天皇」ではなく「天皇陛下」とするよう求め、民進党は反発していたが、提示された法案の骨子では取りまとめ通りとなった。
 ホウドウキョク 4/27(木) 14:43

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 陛下のご発言から始まった御譲位に関する議論が、煮詰まり始めている。

 法案の表記の中に「陛下」を入れるか否かで駆け引きをしていたということで、さらりと見ている人には「また馬鹿なことやってるなぁ」と思われるだろうが、実はここに「陛下」と入れるか否かで、この法案の性格が変わるということは、留意しておくべきだろう。
 産経の記事中でも言及されているが、自民党案で天皇に敬称をつけているのは「我々が陛下とお呼びするのは1人だけ」という考えに基づくもので、今の陛下にだけ関する法律を作るという意思の表れである。
 一方、民進党などが主張する「天皇一般」に関する話は「将来もまたこうやって譲位を認める場合への道を開く」ということで、まるでその目的が違う。

 民進党や、隠れてはいるが共産党、または、

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 退位法案骨子 政府は天皇観の修正を

 天皇退位を実現するための特例法案の骨子がまとまった。
 政府が当初示した案は、各党各会派の意見をもとにした衆参両院の正副議長による「とりまとめ」と、さまざまな点で違いがあった。このため朝日新聞の社説は「国会の軽視が過ぎる」と批判し、撤回を求めた。
 結局、問題の箇所はすべて「とりまとめ」の線に戻されたが、最終盤での駆け引きを通じて改めて浮かびあがったのは、天皇観をめぐる国民と政府の間にある深い溝である。
 退位を認めるにしても、今の陛下限りとする――。それが安倍首相の一貫した立場だった。
 天皇に終身在位を強いる制度は、明治憲法と同時に制定された旧皇室典範で確立した。皇室の歴史を踏まえ、退位を認める有力な案もあったが、天皇を支柱とする国家づくりを進める当時の首相伊藤博文が受け入れなかった。このとき女性天皇の考えもあわせて否定された。
 戦後、現行典範に切りかわる際にも「天皇の人権」の観点などから活発な議論があった。だが昭和天皇の戦争責任問題が決着しておらず、影響が見通せないとの懸念もあって、退位のしくみは採用されなかった。
 こうした旧典範以来の定めに政府はこだわり続けた。政権を支持する一部保守層の動きにも配慮してのことだろう。
 明治期に理想を見いだし、その時代に形づくられた価値観を尊重・追求する。教育勅語に関する最近の閣議決定などにも通じる政権のカラーが、退位問題でも前面に出たと言っていい。
 しかし将来の天皇も退位できるようにすべきだというのが、世論調査を通じてはっきりした圧倒的多数の国民の声だった。それは、昨年夏の陛下のビデオメッセージを機に、高齢社会における象徴天皇のあり方について、多くの人が真剣に考え、理解を深めた結果だ。国会もそう判断したからこそ、与野党の枠をこえて、見解をとりまとめるに至ったのでないか。
 政府が尊重すべきは、この国民の意向である。
(後略)
 朝日新聞デジタル 社説 2017年4月28日

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 こんな社説を書く朝日新聞などが「将来のこと」まで入れようというのには、「今はだめでも将来うまく誘導すれば自分たちの政治思想にかなわない天皇を排除できる」といういやらしい思惑が見え隠れしているではないか。

 法案を「普遍的なもの」にしてしまったことで、自民党はこういうやつらに「抜け道」を与えてしまったのだ。

http://ameblo.jp/statesgrow/entry-12241293740.html(2017/01/25の記事、人の話はきちんと聞こう)などで取り上げている「女性宮家の話をねじ込んでやろう。それが違和感を抱かれなくなれば女性天皇から女系天皇につなげられるようになる」と企んでいるような人間たちの目論見は、

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 「女性宮家の創設」盛り込まず 退位特例法案の付帯決議

 自民、公明、民進3党は天皇陛下の退位を実現する特例法案の付帯決議で、政府に安定的な皇位継承策の検討を求める際、「女性宮家の創設」との文言を直接盛り込まず、検討結果を国会に報告する年限も明記しない方向で調整に入った。政府は来月20日前後に法案を国会に提出、衆参両院の内閣委員会で審議される見通しだ。
 法案の付帯決議は、法的拘束力はないものの、国会の意思を示すもので、政府は検討を求められる。3月の衆参両院正副議長による「とりまとめ」では、特例法施行後に政府に検討を求める対象として、女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家の創設等」と明記していた。
 与党が当初、民進に示した付帯決議の案は「女性宮家」に一切触れず、政府に求めるのは「安定的な皇位継承を確保するための諸課題」としていた。その後、民進の反発に配慮し、事実上「女性宮家」を指すよう「安定的な皇位継承を確保するため、皇族女子の婚姻等による皇族数の減少等の諸課題」と修正した。
 朝日新聞デジタル 4/28(金) 3:02

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 とりあえず今回は防げたものの、「将来の議論」の可能性を残した以上、その時にはまた出てくるようにもなろう。

 何度でも書くが、こういうごたごたを回避するために明治の人が考えたのが、一代一世の今の「天皇の在り方」なのだ。
 天皇が政治利用されないように、我々の「心の支柱」であってもらえるようにと譲位を制限した、その意味をまったく忘れた「政治的駆け引き」をしている永田町には、あきれる以上に腹立たしい。

http://ameblo.jp/statesgrow/entry-12188479790.html(2016/08/08の記事、簡単に考えていいものではないことがある)で陛下のお言葉の全文が書かれた記事を引用して以来何度も指摘していることだが、陛下はこの中で「譲位されたい」とは一言もおっしゃっていない。ただお身体が動かなくなった時の「天皇の存在意義」についてご心配されているだけである。
 ならば我々はまず「ご公務に励まれているから陛下を敬愛しているのではありません」という気持ちを表したうえで、次の話をするように心がけるべきではないのか。

 NHKが「生前退位」という気持ち悪い単語で引いてしまったレールから、まずはいったん降りてみなければ。
 朝日新聞の社説のように、「その流れ」すら利用するようなものに流されないために。


 本日の「夏の風物詩」。

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 <タカラトミー>そうめんスライダー5メートルに 急降下も


(写真、毎日新聞より。タカラトミーアーツが27日に発売する「ビッグストリーム そうめんスライダー エクストラジャンボ」=タカラトミーアーツ提供)

◇「ビッグストリーム エクストラジャンボ」発売
 タカラトミーアーツは、ウオータースライダー型流しそうめんマシンの新商品「ビッグストリーム そうめんスライダー エクストラジャンボ」を全国で発売する。昨年販売した「ビッグストリーム そうめんスライダー」が即完売になる人気だったことから、さらに大型化して大勢で楽しめるようにした。デザイン監修は東京サマーランド。
 大きさは幅120センチ、高さ76センチ、奥行き33センチ。麺がスライダー上を流れる距離は、昨年の3.6メートルから5メートルに延びた。迫力あるスライダーとして人気のある東京サマーランドの「DEKASLA(デカスラ)」をイメージしたパーツを採用、水路を切り替えると、そうめんが左右に揺られながら、水路を「ワープ」して急降下する仕掛けも加えた。機能性と遊び心を兼ね備えているとして、流しそうめんの普及活動を行っている「世界流しそうめん協会」(京都府)から認定を受けたという。
 ウオータースライダーらしさを演出するため、水路に流せる人型や浮輪の氷を作る製氷皿もつけた。SNSでの発信や、室内外でのパーティー需要などを想定している。利用人数は4~10人。価格は税抜き1万6800円。【増田博樹/統合デジタル取材センター】
 毎日新聞 4/26(水) 12:21

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 夏になったに流しそうめんなんかいいねぇ……って、なんだこりゃ。
 たらいのようなものの中をぐるぐる回すようなものならば玩具屋で見たことがあるが、こんな「とびぬけた」ものもあるのか!

水路を切り替えると、そうめんが左右に揺られながら、水路を『ワープ』して急降下する仕掛け」は、なんだか野球盤の「消える魔球」のようでもめごとの原因になるだけのような気もするが……う~ん、大きさ的にこれは日本の家庭ではなく海外を見越したものなのだろうか。



 

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