韓国人の行為を「日本人の論理」で分析しても意味はない | 偕楽園血圧日記

韓国人の行為を「日本人の論理」で分析しても意味はない

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 <靖国神社爆発音>韓国人の男逮捕 建造物侵入容疑

 靖国神社(東京都千代田区)の公衆トイレで爆発音が起き、不審物が見つかった事件で、警視庁公安部は9日、住所・職業不詳で韓国籍の全※漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)を建造物侵入容疑で逮捕した。全容疑者は事件直後に韓国に帰国していたが、9日午前10時ごろ、羽田空港から日本に再び入国していた。調べに対し、「よくわからない」と容疑を否認しているという。
>公安部は羽田空港で全容疑者に任意同行を求め、捜査本部のある警視庁麹町署で事情聴取。事件に関与した疑いが強まったとして、逮捕に踏み切った。
 逮捕容疑は11月22日午前11時ごろから翌23日午前10時ごろの間、正当な理由なく靖国神社内に侵入したとしている。
(後略)
【堀智行】
※は永ヘンに日
 毎日新聞 12月9日(水)11時48分


 靖国爆発 全容疑者、突然の再入国の謎 警視庁も一報に驚き「まさか再来日するとは…」

 突然、再入国した目的は何だったのか。靖国神社で爆発音がして不審物が見つかった騒ぎから2週間あまりが経過する中、事態は急展開した。事件に関与した疑いのある韓国人、全昶漢(チョンチャンハン)容疑者(27)が9日、空路で羽田空港に到着。警視庁公安部に身柄を確保された。再入国した理由が不明な中、公安部は全容解明を急>いでいる。
「男が来日する」-。9日午前、警視庁にもたらされた情報に衝撃が広がった。「男」とは靖国神社の事件に関与した疑いがある全容疑者。爆発音が起きた当日の11月23日午後、韓国に帰国していた。
「まさか再来日するとは…。経緯や理由が分からない」。警視庁幹部は驚きをにじませた。事件では日本の捜査権が及ばない韓国に全容疑者が帰国。警視庁が独自に事情を聴くことなどは難しく、韓国の捜査当局への協力要請について検討を進めていた。
 防犯カメラの画像などから、全容疑者は事件2日前に来日。爆発音の当日にも靖国神社を訪れていたことが確認されたが、発見された不審物との関連は明確ではない。捜査関係者は「一連の経緯を慎重に裏付ける必要がある」と話した。
 産経新聞 12月9日(水)14時2分


 「靖国神社のトイレを確認しに来た」 逮捕された韓国人男性 韓国出国は本人の意思

 靖国神社(東京都千代田区)の公衆トイレで爆発音がして不審物が発見された事件で、警視庁公安部は9日、建造物侵入の疑いで、韓国人の住所不定、無職、全昶漢(チョンチャンハン)容疑者(27)を逮捕した。調べに「日本の記者から質問を受けて、靖国神社のトイレを確認しに来た」と供述している。公安部は不審物に爆発能力があった可能性もあるとみて鑑定を進めており、爆発物取締罰則違反容疑なども視野に経緯や動機を調べる。
 捜査関係者によると、全容疑者は、9日午前10時ごろ空路で羽田空港に再び入国。情報を把握した公安部が空港で任意同行した。事前に連絡はなく、突然の入国だったという。関係者によると、韓国警察は全容疑者の所在確認はしておらず、本人の意思で日本に向け出国したとみられる。
(後略)
 産経新聞 12月9日(水)18時48分


 市民運動の経歴、確認できず 靖国に侵入容疑で逮捕の男

靖国テロ容疑者
(写真、朝日新聞デジタルより。麴町警察署を出る全昶漢容疑者=9日午後8時44分、東京都千代田区、川村直子氏撮影)

 東京・靖国神社の公衆トイレで11月、爆発音がして不審物が見つかった事件に絡み、建造物侵入容疑で逮捕された全昶漢(チョンチャンハン)容疑者は今年3月末、約5年間勤務した韓国空軍を除隊。基地のある韓国南西部、全羅北道群山市のワンルームマンションに最近まで1人で住んでいた。
 朝日新聞記者が今月6日、マンションを訪れたが、家主によると全容疑者は既に引っ越した後だった。関係者によると、全容疑者について過去、政治団体や市民運動などに参加した経歴は確認できていない。
 韓国政府関係者は事件について「韓日関係に悪い影響が出ることは間違いない。世論の反応が心配だ」と述べた。別の元政府関係者は「政治的に微妙な時期だけに、日本で韓国批判の材料に使われないよう望みたい」と語った。
 朝日新聞デジタル 12月9日(水)20時41分

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 と、いうわけで、靖国神社の施設に爆発物を仕掛けた容疑者が逮捕された。

 警察も「なぜわざわざやってきたのか」と驚き、ネットでも「日韓両政府が問題をややこしくしないために裏で取り引きしたに違いない」と陰謀論を語るものがいるが、これは容疑者が日本人ではなく韓国人であるということを忘れた考え方で、外国人の絡む話では避けるべきことである。
 こういう時の行動原理は、韓国人の思考に則って考えなくては。

 私は日本人なので韓国人のメンタリティを完全に理解することは難しい、というかできないのだが、今度の来日について言うならば、チョン容疑者は自分でいっているように、本当に「見に来たかった」だけなのだろう。つまり、自分が引き起こして騒動で日本人が慌て、顔を青くしたり眉をひそめたりしている様子を、直に「見たい」と。(こういう人間は騒ぎが足りないと感じるとファビョるので注意が必要だ)
 そしてそう考えると、昨日のエントリーで指摘した国内の過激派とのつながりもない(あればそういう行動を取らないようにと彼らが注意するだろう)、本当に「ローン・ウルフ」であったという可能性が高い。警察の「カン」というのは捨てたものではない。

 が、ならば今回は「遅刻」しないできちんと報道に参加している朝日新聞が、わざわざ「過去、政治団体や市民運動などに参加した経歴は確認できていない」と断り書きを入れていることが気になるところだ。
 そんなことを「におわせる」こともないのに、心の中に気にかかることがあるから口にしてしまうという人の性が、ここに現れているような気がしてならない。

 たまたま今回の容疑者が「(韓国、日本問わず)政治団体や市民運動」に関わっていなかったとしても、それがすべてを証明するわけではない。昨日指摘した問題はまだ残っている。
 まあ、メディアはこの事件を「爆発音事件」と矮小化しようとしているところにみるように、ただでさえ我が国のセキュリティが甘いことをテロリストに見せてしまったというのに、さらに「韓国人が絡むとかばってくれる勢力がある」などと知らせてしまうことが、何よりも大きな問題だといえるのだが。


 おまけ。

 この事件では外国の新聞も記事を書いているのだが、その中にとんでもないものがあった。
 事件のあらましではなくその背景について触れたものなのだが、

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 靖国神社には、A級戦犯を含む日本の戦死者が合祀(ごうし)されている。戦死者を追悼するだけでなく祭っているため、第2次世界大戦で日本と敵対した中国や韓国、北朝鮮は安倍晋三首相など保守系の政治家による参拝を問題視する。首相など政治家による参拝は、日本が過去の軍国主義を悔いていない証しだと中国など各国はみなしている。
 BBC News 12月9日(水)15時31分配信 「靖国神社内の爆発で韓国人を逮捕」より

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 と書いているところがあった。
 BBCといえば世界でも有名どころだというのに、「第2次世界大戦で日本と敵対した中国や韓国、北朝鮮」と書くのだ!

 この記事は原文で、

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 The souls of the dead are worshipped there rather than just remembered, making visits to it by conservative politicians like current Prime Minister Shinzo Abe, particularly controversial with World War Two adversaries China and the two Koreas.
 BBC 2015年12月9日 "Japan police arrest Korean suspect in Yasukuni shrine bomb"より

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 となっていて、解釈次第では「World War Two adversaries China」で切れているようにも取れるが、その場合和約は「第2次世界大戦で日本と敵対した中国や、韓国・北朝鮮」となるはずなので、これは「二つの朝鮮も敵対して戦った」と同局が理解しているものと考えた方がいいだろう。

 もちろん、いうまでもなく韓国と北朝鮮は大戦中は日本の一部であって、敵対などしていない
 こんな歴史音痴が安倍総理に向かって「歴史修正主義」というのだから、日本ははっきりと「韓国(及び北朝鮮)とは戦争などしていない。政権が合意した上で国家合併した、イングランドとスコットランド以上に平和的に統合した国家であった」ことを世界に知らしめてやらなくてはならない。(ちなみにBBCはしばらく前、元日本兵という触れ込みの人間の「日本には慰安婦などいなかったというやつがいる」というインタビューを配信した。これは何度も書く、「強制連行はなかった」という意見に左巻きが付ける「慰安婦を否定するのか!」というすり替えレッテルである。こんなものを取り上げるほど、同局の歴史知識は乏しい)

 それはまた、韓国の「植民地が云々」という嘘を封じる一番の方法になるのだし。


 本日のピンポン。

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 ラケットは頭…ドイツの珍球技「へディス」 じわり浸透

ヘディス
(写真、朝日新聞デジタルより。真剣な表情で頭でボールを打つ選手たち。その様子にドキドキしつつ、笑いも出る(C)BRAINPOOL,HEADIS Trendsports)

 卓球台でボールを打ち合う。ただし、球の直径は18センチ。そして、使うのはラケットではなくて頭。ドイツの田舎町で、ある青年が遊びから思いついた珍妙な球技「へディス」が、じわじわと広がっている。
 9月下旬。ドイツのケルンにあるテレビスタジオで、ヘディスの番組収録を見学した。音楽バンドが待機するセットのスタジオに登場したのは、コメディアンで人気司会者のステファン・ラーブや、元サッカードイツ代表MFのダビド・オドンコール、俳優や芸人ら6人だ。
 ルールは卓球をベースにしている。卓球台の敵陣に球を打ち込み、1バウンド以内で相手が返せなかったら得点。11点取れば勝ちだが、10点で並んだら2点差がつくまで続ける。
 台をはさんで向き合うラーブとオドンコール。緊迫した空気のなか、ラーブが白いボールを宙に投げ、敵陣に向けておでこでサーブを打った。オドンコールは、跳ねた球をよく見て、これまたおでこで返した。球は放物線を描き、再びラーブの陣地へ。
 ポコム。ポコム。パコム。
 音はやや緊張感に欠ける。ううむ……、頭で打ち合った球の軌道は定まらず、明後日の方向に飛んでいったり、ネットに阻まれたり。その都度、観覧席は笑いに包まれるが、妙にハラハラもする。意外にも、ラーブがオドンコールに競り勝った。その後、6人は互いに楽しく対戦し、番組収録は無事に終わった。

 が、スタジオでは続きがあった。収録終了後、観覧席から「僕もやりたい」と声が上がった。ヘディスの公式大会の優勝経験がある猛者らしい。対戦相手は? 「私がお相手しよう」。審判が帽子を脱いで名乗り出た。実はこの審判、ヘディスの生みの親だった。ルネ・ウェグナー、33歳。2人の「プロ」による番外戦が始まった。これが、予想以上にすごい。
 ボフ! スパン! シュポン!
 球は先ほどとは明らかに違う音を立てて台を行き交う。回転をかけたり、勢いをつけたりして球威が増した。
 GLOBE編集部・和気真也
 朝日新聞デジタル 2015年12月6日15時40分

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 イギリス人もたいがいおかしなことを考えるが、ドイツ人も時にこんな方向に突っ走るのだなぁ。

 頭で卓球のボールにスピンをかけるって、どういう方法でやるのだろう? 首の筋違えたりしないのだろうか?