2005年09月12日(月)

分析能力もないのか……

テーマ:政治

しおり  投票所には、結構子供連れで来ていた人が多かった。
 「投票所の雰囲気が苦手」といって投票に行かない人もいるぐらいである。子供の頃から選挙を身近に感じさせておくのはいいことだ。
 それにしても、昨日はあれほど「選挙」「選挙」だったテレビが、勢力分布が決まってきちんとした分析ができるようになると、ゴールデンタイムではNHK以外は見向きもしない。まさにマラソンで「だれそれが抜け出した」「だれそれがペースダウン」といった程度の感覚しか持っていない。低俗である

 さて、その選挙の結果であるが、

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 確定投票率は67・51% 現行制度で過去最高

 総務省は12日午前、衆院選の最終確定投票率は小選挙区が67・51%、比例代表が67・46%だったと発表した。2003年の前回衆院選(小選挙区59・86%、比例代表59・81%)をいずれも7・65ポイント上回り、1996年に小選挙区比例代表並立制が導入されて以降、計4回の衆院選で最高の投票率となった。
 67%を超えたのは中選挙区制最後の93年(67・26%)以来で、低落傾向にあった投票率に歯止めがかかった。小泉純一郎首相が郵政民営化法案の採決で反対した議員に対立候補を立てるなど自民党分裂の選挙となり、選挙前の各種調査でも有権者の関心は極めて高かった。
 衆院選では3回目となる比例代表選挙だけ投票できる在外投票の投票率は25・84%で、前回の15・93%を9・91ポイント上回った。
 (共同通信) - 9月12日12時7分
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 自民党は296議席を獲得
 公明党は公示前よりも3つ減らし、31議席
 民主党は、公示前よりも64議席減らし、113議席
 共産党は公示前と同じ9議席
 社民党は公示前を2つ上回る7議席
 国民新党は4議席
 新党日本は1議席

 投票日前に自民党有利というアンケートが出ていたが、まさかここまで差がつくとは、正直思わなかった。

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 日本の政治 激変

 日本の政治は大きく変わった。そのダイナミズムを考えると、革命的といっていい。
 国会が否定した政策を問う衆院選は初めてであり、自民党が反対派を徹底的に排除したのも初めて。それが有権者の圧倒的支持を得たのもまた初めてである。
 小泉純一郎首相(自民党総裁)の堂々たる勝利。正面からぶつかり、相手に反撃のすきを与えずに、そのまま一気に押し出す-。相撲でいうと「電車道」という勝ち方だそうだ。衆院解散当日八月八日夜の記者会見や選挙戦最中の街頭演説で、多くの人が感じたであろう首相の「気」が有権者を最後までひきつけた結果であり、自民党の歴史的大勝といえる。
 分かりやすいテーマ設定と有権者の「改革」への期待、民主党の対応の不手際と岡田克也代表の宣伝能力不足…。自民圧勝の原因を考えると、そういうことになるのかもしれない。最大の理由は首相が総裁選公約通り「自民党をぶっ壊した」ことへの評価ではないか。自らの一票が政治を変えることにつながるという期待は、「どうせ政治は変わらない」と閉塞(へいそく)感にとらわれていた有権者を動かした。「改革を止めるな。」という自民党のスローガンもはっきりとしたメッセージになった。
 もちろん、一部の自民党地方組織は、党本部の決定に反して非公認の郵政反対派を支援した。また、すべての選挙区で、自民党が政党中心・政策本位の選挙戦を展開したかというと、必ずしもそうではない。党本部から届けられたマニフェスト(政権公約)を選挙事務所に積んだままにして、ひたすら地元への貢献をアピールして当選を果たした旧来型の候補者が大勢いるのも事実だ。
 しかし、有権者が選択したのは政治が変わることだった。今回の選挙を通じて、自民党はかつての「利益誘導、地域代表」政党から「国益優先、国民代表」政党へと脱皮し始めた。自民党の各候補者・陣営より、有権者の方が首相の「特定勢力の意見ばかりを聞いていて改革ができるのか」という主張に共鳴した。自民党は郵政民営化を、民主党は年金一元化、子育て支援を訴え、力点は異なったが、互いに「改革」を前面に出し、衆院に小選挙区制が導入されて以来初めてと言っていいほど、政党中心・政策本位の選挙戦となった。
 マスコミ各社の事前の世論調査と現実の投票結果が大きく違わなかったのも、有権者が安易なムードやバランス感覚で一票を行使しなかったことを裏付けている。
 政治を変えようという有権者の意思が示された以上、地方組織・議員を含めて政党と政治家がその意思を無視するわけにはいかない。自民党はいうまでもなく、民主党も今回の国民の選択がどういう意味を持つのかをきちんと分析して政権の運営、国会での論戦に取り組むべきだ。
 自公両党がマニフェストのトップに掲げた郵政民営化関連法案の特別国会成立は、反対した参院自民党議員が態度変更を表明しており、すでに確実な情勢となっている。
 首相が問われるのは、郵政民営化に続いて何をやるのかだ。待ったなしの状況にある財政構造改革をめぐって、自民党マニフェストは歳出改革の柱に「国家公務員の純減などによる総人件費の削減」を据えた。だが、歳入面の改革については「消費税を含む税体系の抜本的改革を実現する」とあるものの、首相は自らの任期中は消費税率を引き上げないと明言している。
 郵政民営化法案の審議を通じて小泉首相の説明責任が指摘された。「なぜ郵政公社を民営化しなければならないか」の説明が不足していたという批判である。首相が本当の意味で「わかりやすい政治」を目指し、政治をさらに国民の身近なものに変えようとするなら、政策遂行にあたって、自らの考えを、自らの言葉で明確にしなければならない。
「小泉劇場」の幕は下りた。首相は選挙戦最後の街頭演説を「有権者の声で国政を変えられる大事な選挙だ」という言葉で締めくくったが、今回の選挙で有権者が行った歴史的な選択の重みに正面から応え、真摯(しんし)な態度で政権を運営していくことが求められる。(政治部長 関田伸雄)
 (産経新聞) - 9月12日6時42分
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 相変わらずマスコミは通り一遍の解釈していないようだ。
 今まで高齢者は自民、団塊は社民共産、若年層は民主が強いといわれていたことが本当ならば、今回の選挙結果は、昨日コメントをいただいた奈菜氏さんやケロヨン軍曹さんのおっしゃる通り、自民党が勝ったというよりも民主党が愛想をつかされたというのが大きいと私も思っている。投票率が上がったことを考えると、今まで選挙に行っていなかった層、すなわち若年層票が増えたことは容易に推測されると思う。組織力を持ったところに世代別の投票行動調査をしてもらいたいものである。
 先の国会では、政府案に対案を出すでもなくただ反対反対と叫び、あげくの果てには牛歩戦術まで取る。そのくせ選挙になると、「自分たちも郵政改革は賛成なのだ」と言ってみたり、公約の中に増税を謳いながら、「自民党だと増税になる」と批判してみたり。そこに有権者は滅びたはずの社会党の亡霊を見たのではないだろうか。
 さらにいうならば、あまりにも中韓優遇で自国民をないがしろにする外交政策も、間違いなくNOを突きつけられる大きな要因になったはずである。ネットの力をなめすぎていたようだ。今までならば、党の綱領には書いてあっても選挙で触れなければ、誰も問題にしなかったところである。

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 「当然」それとも「あぜん」=自民大勝に、期待と不安-衆院選一夜明け

◇「勝ちすぎ」懸念-東京
 東京・銀座では、「勝ちすぎ」と今後を懸念する声も。民主党支持の男性会社員(21)は「民主は話題性に欠けた。政治をよく分からない世代の票が自民に流れた。年金問題など先行きが>どうなるか不安だ」と語った。
 主婦(61)は「与党の勝ちすぎは、ちょっと怖い。政治にはきっこうした勢力が必要」。男性(68)は「郵政民営化1本の小泉さんにしてやられた。ただ、今回の選挙は変化の前兆で、国民>は今後いろいろ考えるのでは」と話した。(了)
 (時事通信) - 9月12日12時1分
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 それなのに、報道は町の声といってこのようなものを出してくる(後半の二人がどこの支持者なのか分らないのだが、文章の流れでは民主党支持者と推測されるが?)。あまりにつまらないので選挙結果はネットでチェックするだけでテレビは観ていなかったのだが、いろいろなブログを見ていると、TBSなどはそれはそれはひどい一方的な反小泉、反自民の視聴者の声を流していたようである。「国民は小泉の催眠術にかかっている」路線を貫くつもりのようで、昨日からことあるごとこの言葉が繰り返されている。
 まったく選挙をお祭りにしか見ていない人間と、反日左翼に凝り固まったキャスターが寄り合っているから、投票結果という事実すら認められなくなるのだろう。まさに「自分こそが正しい。自分に反対するものはおかしいのだ」の考え大爆発である。

 まあ、左翼放送局やマスコミ人が自分の都合がいいように読み違えるのは勝手だが、民主党自身が彼らと同じ認識しかもっていないとしたら問題である。

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 自民Vs民主は「214対52」=都市部でも圧勝【05衆院選】

 衆院選で280選挙区に上った自民、民主両党の2大政党対決は、自民が214選挙区を制した。これに対し、民主が勝利したのは52選挙区にとどまった。前回と比べ、自民の勝ち星が70増えたのに対し、民主は47減少した。自民は前回苦杯をなめた都市部で次々と雪辱を果たし、民主は惨敗した。
 自民、民主両党の前職同士の対決は自民78勝、民主11勝。また、民主の新人・元職93人が自民前職に挑んだが、議席を獲得できたのは北海道6区のみだった。
 一方、自民の新人・元職36人が民主前職から議席を奪取。また、自民、民主の新人同士が対決した16選挙区では自民6勝、民主1勝となった。
 自・民対決区のうち14選挙区では、両党以外の郵政民営化反対組の無所属候補らが当選した。
 都市部では、自・民対決の勝敗は、東京が23対1(前回12対12)、埼玉で12対3(同7対8)、千葉で12対1(同5対8)。前回9対8だった神奈川は、自民が16選挙区で勝利し、民主は全敗した。大阪では与党が17選挙区を制し、民主は2議席にとどまった。
 政令指定都市では、前回は自民16勝、民主33勝だったが、今回は自民37勝、民主12勝と逆転した。
 一方、比例代表では、自民が2589万票を獲得し、前回より523万票増やした。得票率は38.2%で、比例第1党の座に再び就いた。これに対し、民主党は2103万票と前回より106万票減らした。得票率は31.0%だった。(了)
 (時事通信) - 9月12日11時1分
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 自民党は利権で田舎の人を釣っていると嘯いていたところがこの結果である。これを、都市も自民の利権構造に取り込まれた、とあくまで自己正当化で考えるか、自分たちの政策が受入れられなかったと考えるかで、民主党の将来が決まるだろう。社会党崩れが実験を握っているようでは、まともな分析はできないだろうが。

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 岡田代表辞意 分裂危機も 響いた「郵政」迷走 小沢・菅氏軸に後任調整

 政権交代を掲げて衆院選を戦った民主党は平成十年の結党以来、国政選挙で初めて大敗を喫し、岡田克也代表は十二日未明の記者会見で辞任の意向を表明した。後継選びは「即戦力」の小沢一郎副代表や菅直人元代表らを軸に調整される見通しだが、壊滅的な敗北との受け止め方が広がる中で党分裂の危機もささやかれており、特別国会までに新体制を整えられるかどうかは不透明だ。
「民主党政権ができないことは明らかだ。私は代表を辞職する。すみやかに次のリーダーを選定していただきたい」
 都内の党開票センターでの会見で岡田氏はこう切り出し、「民主党の政策がいま一歩、届かなかった。小泉自民党が郵政民営化の賛否ひとつに争点を絞り、本来強いはずの都市部で負けた」と敗因を語った。
 選挙戦中盤からマスコミ各社の世論調査で劣勢が伝えられていたが、実際の選挙結果には「予想外だった」(岡田氏)と衝撃が走った。藤井裕久代表代行、川端達夫幹事長ら幹部が選挙区で敗退したほか、菅、鳩山由紀夫両元代表らも薄氷の当選だった。目標に掲げた「単独過半数(二百四十一議席)」ははるか遠く、公示前議席の百七十七を大きく割り込んだ。
 敗因は最後まで小泉純一郎首相の巧みな演出による「郵政選挙」に主導権を握られ、自民党との「政権選択」の構図の中で民主党への期待を集められなかったことにある。昨年の参院選躍進の原動力となった年金改革を改めて重要政策に掲げたが、有権者の心には十分に響かず、「原点は郵政民営化へのあいまいな対応に尽きる」と党幹部は肩を落とした。
 郵政民営化をめぐる国会論戦では、支持を受ける郵政関連労組への配慮などから反対を決め込んで対案を示さず、自民党分裂という敵失に頼る「策」におぼれた。その後、選挙戦では自民党から「対案を示さない」などと批判を受け、「郵便貯金、簡易保険は民営化か廃止」とあわてて軌道修正するなど迷走を続けた。元民主党事務局長の伊藤惇夫明治学院大講師は「無党派層は青臭くても一本気の民主党に期待していたが、郵政への対応で失望した」と指摘する。
 岡田氏の後継選びは特別国会までの時間が制約され、「話し合い」で一本化したうえで両院議員総会で了承をとる方式が有力。党内には「ポスト岡田の条件は小泉首相をしのぐ国民へのパンチ力だ。『剛腕』の小沢氏か、『薬害エイズ問題』の菅氏しかいない」(幹部)との声が強く、両氏を軸に調整される流れが強まっている。
 しかし、中堅議員の間では世代交代を求める声もくすぶる。次期代表の任期は来年九月までの岡田氏の残任期間とされるが、大敗後の党運営には困難が予想され、小沢、菅両氏の出方も流動的だ。
 (産経新聞) - 9月12日6時42分
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 ここで菅や小沢の名前が出てくるようではだめだ。世代交代もできないのか、とますます愛想をつかされるだけである。

 二大政党制というのは、保守、リベラルに関係なく、国を思う党が拮抗してこそのものなのだ。
 民主党はより集め所帯を解消して、早々に分裂して保守系議員と左翼議員に別れるべきだ(そして左翼議員は社民党と合流してそのまま絶滅路線に従って欲しい)。
 民主党ができたとき、多少の期待感はあった。自由党が合流したときには、「これで社会党系議員が出て行ってくれてまともになる」と思ったものだ。だが、民主党は選挙互助会的性格を残したまま、左翼に乗っ取られてしまった。今回の敗因をマスコミと同じように「小泉の人気にやられた」程度にしか思っていなかったならば、次はもっとひどい惨敗をすることになるだろう。逆に自民党も、「コレで絶大な支持を得た」と驕ったら、あっという間に見限られることを自覚する必要がある。

 それにしても、民主を壊すために自民党を伸ばしたのは、悪魔を追い払うために鬼と手を組んだようで、どうにもすっきりしない。国民的には、戦術的勝利は収めたが戦略的には負けに等しい選挙であった。


 ところで、この結果を受けたいつもの国であるが……

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 「靖国参拝遠くない」と懸念=対中政策変化に関心-中国紙【05衆院選】

【北京12日時事】12日付の中国共産党機関紙・人民日報は、11日の衆院選で小泉純一郎首相率いる自民党が圧勝したことに関して東京発で「小泉政権の執政地位を大々的に強化し、党内の発言権が増すだろう」と報じた。外交面では「日本と、中国などアジアの隣国との関係は21世紀の日本にとって最重要課題であり、どのように対中政策を調整するか注目される」と指摘し、靖国神社参拝などへの出方に関心を示した。
 党の青年組織・共産主義青年団(共青団)機関紙・中国青年報は「中国と韓国は選挙結果を非常に注視している」と解説。「小泉首相が靖国を参拝する日は遠くないはずだ」と懸念を表した。
 一方、中国外務省は12日午前までに衆院選結果に関する談話を出しておらず、小泉政権の圧勝が日中関係に与える影響を慎重に分析しているとみられる。(了)
 (時事通信) - 9月12日11時1分
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 人民網のほうはまだasahi.comからの頂き記事しか載せていなかったが、人民日報のほうではさっそく牽制を仕掛けてきたようだ。加藤紘一氏は、テレビで「小泉首相が8/15に靖国に行かなければ、日中間の問題の七割は解決する」と言っていたが、向こうさんには一割すらも解決する気持ちは無いようだぞ。
 今度の選挙でも加藤紘一、野田毅、福田康夫、河野親子といった媚中派議員の振り落としができなかったのはつくづく残念なことである。

 もう一つの国のほうは……

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 盧大統領、小泉純一郎首相に祝電

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は12日、日本の衆議院選挙で自民党が圧勝を収めたことと関連し、小泉首相に祝電を送った。
 盧大統領は祝電で、「今回の衆議院選挙においての勝利は小泉首相の指導力と改革信念に対する日本国民の評価だと考える」とし、「今後、両国関係が未来指向的かつ建設的に発展していくことを願う」と述べた。
 朝鮮日報 2005/09/12 10:48
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 珍しく外交的な儀礼は果たしているようだが、

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【社説】圧勝した小泉首相の外交変化に注目

 日本の総選挙で小泉純一郎首相の導く自民党が、改憲にもつながりうる記録的大勝をおさめた。
 自民党50年の歴史上、最大の圧勝だ。
 郵政民営化法案否決以後、衆院をいきなり解散した小泉首相の政治的賭博が成功を収めたのだ。
 今回の総選挙は「小泉劇場」というタイトルのモノドラマだった。小泉首相は選挙の争点を「郵政民営化=改革」「民営化反対=反改革」とした。有権者たちを相手に、議会で挫折した改革政策に力を貸してほしいと訴えた。
 自民党内反対派を敢然と追い出し、該当の地方区に女性候補を公認候補としてつけるなど興行性も高めた。その結果、小泉首相は改革的に映り、野党を保守的とするイメージ転換に成功したのだ。
 しかし問題は選挙後だ。今回の総選挙で理念と路線論争は姿をくらました。イメージの争いが幅を利かせただけだった。操作されたイメージは長続きすることができない。
 総選挙圧勝で小泉首相と自民党はいっそう右傾化に走るのは明らかだ。対外的に民族主義的色彩をさらに露骨化させるように思われる。
 小泉首相は選挙で発言した通り、再び靖国神社を参拝するのはわかりきったことだ。また米国のミサイル防御体制構築と並行して中国、北朝鮮を仮想の敵として軍費を拡大、今年の末に満了するイラク自衛隊派遣期限も延長するのは確実だ。憲法9条改訂を骨子にする改憲作業にも加速度がかかる見通しである。
 このようになれば北東アジア構図は再び揺れて、韓国や中国との関係もぎくしゃくするであろう。
 これからは選挙後の韓日関係を憂慮し対策を立てなければならないときだ。今回の選挙で日本特有の派閥政治は影を潜めてしまった。代わりに小泉首相の影響力が極大化し、自民党は「小泉党」に変貌しそうである。
 これ以上、韓日関係がこれまでような水面下交渉には頼れない状況だ。日本政府を合理的に説得し、日本内の世論を友好的に引き入れる一次元高い対日外交家が切実に望まれる。
 中央日報 2005/09/12 10:12
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 相変わらずお笑い社説を書いている新聞もあるが、政府の内心もこんなものだろうと思う。「軍国」「軍国」。見事にどこかの党の主張と同調している。人の国を「軍拡」と言う前に、彼らには自分たちの軍事予算を見ることを教えてやらなくてはならないようだ。


 最後に一言、選挙期間中は黙らせられていたので言いたい。

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 自民、登載数超す得票 比例東京で1議席失う

 比例代表選挙(定数一八〇)では、自民党が七十七議席を獲得、前回の六十九議席を上回り比例第一党となった。
 東京ブロックでは八議席の枠を獲得したが、重複立候補者のうち選挙区で当選を決めた候補を除くと候補者が七人しか残らず、他党に当選者が移るという現行選挙制度で初の“珍事”が起きた
 自民党は比例代表東京ブロックに六人を単独候補として登載、二、三位に二十四人が重複立候補した。そのうち、選挙区での当選と惜敗率による復活で三十人全員当選したが、もう一議席取り損ねたことになる。
 一方、自民党と郵政民営化関連法案反対派の攻防が焦点となった選挙区では、国民新党の綿貫民輔代表や亀井静香氏らが当選を果たす一方、選挙区で敗れる反対派の有力候補も相次いだ。反対派の前職が出馬した三十三選挙区のうち、反対派が勝ったのは半分以下の十五。自民党など賛成派が十四勝したほか、四選挙区は漁夫の利を得る形で民主党候補が制した。
 注目の広島6区では、無所属の賛成派、堀江貴文氏と亀井氏が接戦を繰り広げたが、亀井氏が制した。無所属で出馬した反対派のうち、閣僚経験のある堀内光雄、平沼赳夫、保利耕輔の各氏らが当選。自民党の佐藤ゆかり氏との女性対決が脚光を浴びた野田聖子氏も接戦を制した。
 (産経新聞) - 9月12日6時42分
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「国民の命を守る」と抜かしていた社民党! 「拉致などありえない」といい続け、拉致が露見してからも、「十人程度のことより国交を」といっていたのはどこの党だ! 嘘ばかり言っているんじゃないぞ!
 自民党も、もっと名簿を充実させていたら、こんな政党に一議席渡すことなどなかったのだぞ!

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コメント

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4 ■枇杷さん、どうも

 前党首も「アピールが足りなかった。自分たちの主張が伝わっていなかった」などと言っていたぐらいです。民主党の上層部は、まず自分たちのどこが受け入れられなかったということを自分から考えないと話が始まりませんね。左系思考の人には難しいことでしょうけど。支持者らしき人たちには……「あなたたちがIQ低いと蔑んでいる人のほうがよほどものを考えてますよ」と言ってやりたいと思います。
 ところで、しばらくパソコンが壊れておりましたので、その間に溜まったお気に入りブログを読むのに時間がかかっているんです。枇杷さんのブログはまだ現在に追いついていません(泣)。ただ、今回の記事は季節ものなので、急いでトラックバックだけつけさせていただきました。ご丁寧にコメントありがとうございました。

3 ■しばらくです、TB御礼申し上げます。

いやいやもう、自民大勝の原因が納得出来ない人があるのは分かるのですが、ネット回ってみて一番脱力したのは「評論家のコメントを待ちましょう」。本当に自分で思考できんのか、と苛立つのですが…。そして政治家には、それでメシを食っているからには覚悟するべきリスクすら覚悟出来てなかったのか、と。そんな甘えがある人間に食わすメシは無いでしょう。民度が低いだの、頭が悪いだの、政策が受け入れられなかっただの、何を抜かすのか。それをきちんと有権者に説明するのは政党と候補者の役目だろうよ、と思います。

どんなに稚拙でもいいんですよ。自分なりに収拾してそれを確かめてみる。考えてみる。そこで結果を出す。誰でもがそれをやろうと努力したと思います。その結果に一人一人が責任を負うことくらい承知の上ですよ。いろんな形の負けが悔しいのは理解しますが、他人を責めなきゃ守れないプライドなど、大したことないんだな、と情けない気持ちがします。

2 ■ケロヨン軍曹さん、どうも

 他のブログのコメント欄に貼ってあったURLでそれらしきところに行ってみましたが……笑ってしまいました。
 彼らの論法は、「自民に入れた国民はバカ」「自分はそれを批判する」「だから自分は偉い」と言うもので、これは見事に「日本は悪いことをした国である」「自分たちはその日本を批判する」「だから私たちは悪くない」という反日団体の思考パターンとまったく同じです(笑)。自民政権に反対している人たちのお里が知れますね。こんな人たちに支持されていては、民主党が政権なんて取れるわけがない。

1 ■IQが低い?

各ブログで今回の選挙に関する意見が掲載されておりますが、読んでいて面白いのは「負け犬の遠吠え」的コメントですね。

以下に代表的な物を紹介いたします。
「『竹島は韓国のものだ』と言いながら日本に出稼ぎに来てるペヨンジュンなどにのぼせ上がり、韓国などに大金を払っているオバハンたちを見れば、小泉が『IQの低い層である女性をターゲットにしよう』と考えたのも良く解かります。そしてそのオバハンたちは、自分達が小泉から『IQの低い層』と言われていることすら知らずに、遊説中の小泉に黄色い歓声をあげ、何も考えずに一票を投じたのですから、完全に小泉の作戦勝ちでしょう。この日本を滅ぼすのはオバハンたちかも知れませんね。」

まるで「オバハン」達の動向だけでこの国の選挙が左右されるみたいですね(笑)。

「感想としては皆さんと同じ、「日本人ってここまでバカだったんだ」ということ。これから共謀罪や障害者自立支援法なんて、とんでも法案もバンバン可決することでしょう。しかしそれ以上に問題なのは、いよいよ憲法改正が具体的な話になったことです。憲法96条1項で、国会議員の3分の2以上の発議、国民投票の結果、過半数の賛成があれば憲法改正できます。今回の選挙で、与党が絶対安定過半数の3分の2を超えました。これでこのIQの低い国民がセットになれば、今度の衆議院の任期内に憲法が改正される公算が大きくなってしまいました。脱力どころか、絶望すら感じます。ということで、相方と愛犬と一緒に国外脱出を真剣に考えています。」

どのような根拠が有って「みなさんと同じ」などと言えるのだろう? まあ、バカが居るのは認めますが、まるで、今回「自民党」に投票した国民=バカ と一括りに言い切れる神経の方がよっぽど・・・(以下自粛)。
さっさと韓国や中国にでも「脱出」して下さい! としか言えないですな・・・。

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