2017年08月12日(土)

ニュースの第一使命は「今」を伝えること!

テーマ:報道

 夕方にテレビのニュースを見ていたら、冒頭で御巣鷹の墜落事故の追悼の話をやった後、後ろの方で沖縄での基地反対集会のニュースを少しだけ流し、「オスプレイは落ちる」という団扇を出している人の姿を映していた。
 那覇空港で「747反対!」運動が起きたことがないことと合わせれば、彼らの運動がどういうものかを理解する一助になると思う。

 そのニュース番組でもまだ「オール沖縄」がどうのという単語を並べていたが、

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 辺野古反対の沖縄県民大会、12日に 自公に呼びかけず

 沖縄で12日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対を訴える県民大会が開かれる。政府に沖縄の声を一致して訴えるために開かれてきたが、今回は超党派ではない。辺野古移設を強硬に進める政府を前に、県内のきしみを象徴する大会となる。
 翁長雄志(おながたけし)知事を支持する政党や労組などでつくる「オール沖縄会議」の主催。大会名は「翁長知事を支え、辺野古に新基地を造らせない県民大会」で、オール沖縄会議の山本隆司事務局長は「県が辺野古の工事差し止め訴訟を起こしたことを受けての開催。県民の意思をいま一度突きつける大会にしたい」と説明する。
(中略)
 ただ今回は、過去の県民大会とやや異なる。
 これまで大規模な大会の多くは、米軍絡みの事件事故をきっかけに、抗議の意思を示す場として開かれてきた。8万5千人(主催者発表)が集まった1995年は少女暴行事件への抗議が目的。10万人以上(同)が集まったとされる2012年は普天間へのオスプレイ配備反対を訴えた。
 いずれも県議会の決議などを受けた開催だったが、今回は決議はない。オール沖縄関係者は「安倍政権と戦う翁長知事と、来年2月の名護市長選に向けて稲嶺進市長を支えるための実験的な大会」と話す。目標も3万人と控えめだ。
 
また今回は、自民や公明などに参加を呼びかけなかった。昨年の大会も超党派ではなかったが、女性殺害事件で米軍属の男が逮捕されたことへの抗議には自民なども賛同し、実行委は参加を呼びかけていた。
 朝日新聞デジタル 8/9(水) 17:38
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 朝日新聞ですら指摘している、こういうものになっているということもきちんというべきだろう。

 自ら「政党で区分」をして身内で固まる。
 この集会が、すでに一方的な党派色を持った勢力の集会になっていて、そこに県知事が出ているということを知らなくては、沖縄の現状を知ることはできない。


 ニュースといえば、終戦の日が近づいてきているおかげで、NHKが朝から「戦争戦争悲惨悲惨」キャンペーンをやっていて気分が悪い。
 こちらは今起きていることを知りたくてニュースをつけているのに、七十年以上前のことをほじくり返して「日本はこんなひどいことをした」という話を延々とやられるのだ。
 そういう特集は必ず「戦争は絶対にやっちゃいけない」という老人の言葉で〆られるが、うん、今は誰でも、左巻きが「戦争したがっている」とレッテルを貼っている安倍総理でも、「戦争は絶対にやっちゃいけない」と思っていることだろう。
 まったく。そういう特集は、こっちが「やっちゃいけない」と思っているだけでは、外から戦争を吹っかけられることを防ぐことはできないという厳然たる事実から目をそらしているだけではないか。

 毎日新聞が、

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 <戦争の話>「テレビから」1位 10年前と逆転 中2調査


(グラフ、毎日新聞より。中学生が戦争の様子を聞いた相手)

 この10年で中学生が第二次世界大戦の出来事を聞く主な相手は「先生」から「テレビ」へと様変わりしている--。京都教育大の村上登司文(としふみ)教授(平和教育学)が、東京都区部と京都、広島、那覇各市の4都市で実施した意識調査でこんな傾向が明らかになった。戦争体験者が減る中、学校教育が果たしてきた体験継承の役割がメディアに移行しつつある現状が浮き彫りになった。
 調査は2006年と16年、公立18校の中学2年生を対象に実施。16年は1248人、06年は1449人が回答した。「第二次世界大戦の様子について誰から聞いたか」との問い(複数回答)に対し、06年は「先生」が77%で最も多かったが、16年は21ポイント減って2位に。代わりに06年は2位だった「テレビ」が23ポイント増え、78%で首位になった。一方、「祖父母(曽祖父母)」(16年調査で37%)や「父や母」(同21%)、「新聞」(同25%)については、10年前とほぼ変化はなかった。
 平和主義的な志向をみる「日本はどのような戦争も行うべきではないか」との問いについては、「思う」「少し思う」との回答がいずれも8割を超え、高水準のままだった。
 村上教授は、教員から戦争体験を聞く機会が減っている背景として「教員は上の世代ほど平和教育に熱心な傾向があり、世代交代が進んでいるほか、多忙化が主な要因」と説明。「祖父母や親から戦争の話を聞く子どもが減っていないのは意外だが、テレビドラマやドキュメンタリーが会話のきっかけになっている可能性がある。次世代が“自分ごと”として戦争体験を継承するには、今後も影響が大きくなるであろうメディアと、平和教育の果たす役割は大きい」と話している。【反橋希美】
 毎日新聞 8/7(月) 12:10

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 こんな調査報告を伝えているが、こんな特集が「戦争の知識」として子供に刷り込まれているのは、問題である。

 私が子供の頃、「戦争を知らない子供たち」と歌って悦に入っていた大人たちがいた。
 今また、当時子供であった世代が、自分は食糧難を経験したことを掲げて「戦争体験」を語るようになっている。
 だが、彼らがそういう反戦活動で遊んでいた時にも、世界で戦争は起きていたのだ。
 湾岸戦争の頃からは、テレビが―切り取られたものとはいえ―リアルタイムでその様子を伝えるようにもなっている。
 そして今、自国の上をミサイルが飛ぶかもしれない状況になもなっている。
 今はいくらでも「今の戦争」を知ることができるのだ。そしてそれが、半世紀以上前とはまるで違うものになっているということも。同じところは「人が死ぬ」というだけで。

 クリミア半島がどういうことになっているのかを見るだけでも、「空襲で逃げ回って食べ物がなくて」という体験とは違う「戦争」の様子を知ることができるだろう。
 上でも書いたように、テレビはそういう「今」を伝えられる媒体であるのだから、そこにこそ力を注がなくてどうするというのだ。
 ただ「いつまでも日本には頭を下げさせておくため、七十年前の戦争に縛り付けておかん」という意図で垂れ流される「戦争体験」は政治利用の道具になってしまい、その価値を自ら捨ててしまうことになっているということを、善意でそれを語っている関係者は知るべきだ。


 本日の回転。

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 ジャイロ効果でクレーン作業を効率化、鉄骨の設置時間が3分の1に


(写真、スマートジャパンより。導入した吊荷旋回制御装置 出典:戸田建設)

 戸田建設は揚重作業の効率向上と安全性確保を目的に、吊荷(つりに)旋回制御装置「ジャイアン」を開発した。実際の建設作業現場に導入したところ、タワークレーンを利用した鉄骨(梁)の設置時間を、約3分の1に軽減できたという。
 建設工事では、鉄骨やカーテンウォールなどのさまざまな資材をタワークレーンで揚重し、取り付けを行っている。しかし、揚重作業は、強風やクレーンの動きに伴う慣性力によって、作業者の意思に反して吊荷が旋回してしまうケースが多く、安全性や作業効率の改善が求められている。接触や衝突により、資材の破損や品質の低下などを招く恐れもある。
 ジャイアンは内蔵するフライホイールを高速回転させ、そのジャイロ効果によって発生する高出力の旋回モーメントを吊荷の旋回用の駆動力に用いている。屋外の明るさに寄らず同一の色と認識できる画像処理技術と、カラートラッキング手法を併用することで、吊荷を目的の位置で正確に静止させることも可能だ。風などの外乱に抵抗して吊荷の姿勢を一定に保持することもできる。
 戸田建設は既にジャイアンを同社が施工中の久留米大学医学部基礎3号館建設に伴う鉄骨工事に適用し、その安全性と作業効率の向上を確認した。今後は鉄骨工事に加え、風の影響を受けやすい外装材の取り付けにも適用し、安全性と生産性の向上につながる技術として積極的に現場への導入を進める考え。
 スマートジャパン 8/8(火) 6:10

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 これは地味な技術だが、なかなかすごいものだぞ。

 小型化してマニピュレーターに実装すれば、今研究がされている「遠隔手術ロボ」の腕の精度が上がる。
 さらにそれを進めれば、より大きな「腕」の安定にも使える。
 昔手足に大きな「ギア」の付いたロボットの出てくるアニメがあったが、未来にできるかもしれないモビルスーツ的なものの手足には、こういうジャイロが組み込まる手可能性も高いぞ(笑)。



 

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