2017年05月12日(金)

梅と芸術とスポーツの街

テーマ:日記

 プロバスケットのBリーグ、水戸をホームにする茨城ロボッツは、最終的には地区二位という好成績で終わった。
(2017/03/02の記事、首長には反対運動家よりも未来に目を向けてほしい)で取り上げたころには大きく負け越していたというのに、あの後何があったのかいきなり勝ち続ける大躍進。
 3割程度だった勝率を5割越えまでもっていったのは素晴らしいことである。J2リーグで「いつもの位置」あたりをうろうろしているホーリーホックにも、ぜひ続いてもらいたいものだ。


 ところで、そのBリーグでは、

++++++++++++++++
 Bリーグ、会場確保に四苦八苦 プロ・中高生で過密状態


(写真、朝日新聞デジタルより。アリーナのほか、市役所や議場、市民が利用できる貸しスペースなどが併設されるアオーレ長岡。昨年10月、B1新潟の本拠開幕戦が行われた日には、広場でイベントも開催されていた)

 屋内スポーツのリーグや球団が、会場探しに四苦八苦している。自治体も、新たに施設を造る財政的な余裕はない。一方で、打開策も考えられつつある。
「非常に残念。もったいない」。プロバスケットボールBリーグの大河正明チェアマンは、繰り返した。4月5日のリーグ理事会で、2部B2東京EXの3部B3降格が決まった。
 理由は「3千人を収容できるアリーナで本拠戦の6割(18試合)以上を実施」というリーグの要件を満たせなかったからだ。今季、本拠にした板橋区小豆沢体育館は収容人数約1千人だが、区からの支援を取り付けたため、今季はB2入りが認められた。だが区は昨年10月、「早期のアリーナ建設は難しい」と告げた。
 東京EXは本拠を探したが、今季2試合を開催した墨田区総合体育館はフットサルFリーグのチームの本拠。首都圏に広げても、プロだけでなく中高生の試合などで埋まっていた。
 1部B1の参入要件は「5千人収容のアリーナで本拠戦の8割(24試合)実施」とさらに厳しい。B2信州の本拠・長野県千曲市には規格を満たすアリーナがなく、長野市や松本市のアリーナもイベントで過密状態だ。B1川崎は「とどろきアリーナ」での本拠戦を全て金、土曜日に実施。「中高生の大会などとの兼ね合いで、日曜は遠慮せざるをえない」という。
 スポーツ庁の調査では、2015年度、学校施設を除いた全国の公共体育館の数は8777で、02年度(8628)より微増した。だが、開幕元年のBリーグをはじめ、新規参入を検討する団体にとって会場問題は悩みの種だ。来秋の開幕を目指す卓球「Tリーグ」の運営法人で理事を務める元日本代表の松下浩二氏は「多くは、2千人以下の収容能力」と指摘する。
 Tリーグも3千~5千人規模の会場を想定する。松下氏は「他の団体と会場の取り合いになる地域も出るかもしれない」。Bリーグとの連携や、自治体の協力が重要だとみている。
 朝日新聞デジタル 5/10(水) 16:56

++++++++++++++++

 こんな問題も持ち上がっている。
 せっかくB2リーグにあがったというのに、ホームアリーナが確保できないということで降格するチームがあるというのだ。
 東京なのに「施設がない」というのも驚きだが、なんとももったいない話である。

 上記のエントリーで引用したニュースにあるように、ロボッツは会場面での条件はクリアしているというのだが、さて問題は、その客席が満たせるかどうか。
 NHK「いば6」のコーナーでは、最終戦に2700人もの観客が集まったということで喜んでいたが、噂ではあのゲームではかなりの数の無料観戦券がばらまかれていたともいう。
 それではチームの運営も厳しくなるばかり。
 ホーリーホックも観客数の伸びがいまいちで、ガルパンとのコラボなどで「今までサッカーに興味のなかった人」を取り込んでベースを増やそうと頑張っている。
 せっかくプロサッカーチームとプロバスケットチームがあるという、他の地方都市から見ればうらやましくてたまらないようなことになっているのだから、水戸市や水戸市民はもっと彼らを応援してあげようよ。


 この頃テレビで水戸を取り上げる番組をちょくちょく見るが、たいていが偕楽園と水戸黄門をメインにするもので、若い世代などへのメッセージが足りない。
 水戸市では、革新者であった佐川一信市長の考えで芸術館を整備して市の予算の1%をその運営に使うという、当時の地方都市では考えられないようなことをやった。
 今進められている体育館や市民会館の建設では、いつものように共産党や系列の「市民団体」が「無駄遣い」「そんなものより個人にばらまけ」と足を引っ張っているが、芸術館が小澤征爾氏のおかげもあって世界に向けられるコンテンツになっていることを考えれば、やるべきことは見えてくるはずだ。


 本日の飛翔。

++++++++++++++++
 太陽光だけで成層圏まで有人飛行、初フライトに成功


(写真、スマートジャパンより。主翼の表面に薄型の太陽光パネルを敷き詰めている 出典:SolarStratos)

 太陽光発電のエネルギーだけで駆動する有人飛行機を利用し、成層圏を目指すーー。成功すれば世界初となるユニークなプロジェクトがスイスで進行中だ。
 プロジェクト名は「SolarStratos(ソーラー・ストラトス)」。スイスの冒険家であるRaphael Domjan(ラファエル・ドムヤン)氏が2016年12月に発表したもので、太陽光だけで飛ぶ有人飛行機で高度2万5000mの成層圏に到達するのが目標だ。2017年5月5日(現地時間)に、プロジェクト実現への第一歩となる試験飛行に成功した。
 ソーラー・ストラトスは全長8.5m、翼長24.9m、重量450kg、2人乗りのプロペラ機で成層圏を目指す。主翼や尾翼には合計22m2の太陽光パネルを搭載している。変換効率は22~24%で、発電した電力は容量20kWh(キロワット時)のリチウムイオン電池に蓄電する。この電力でプロペラを回転させて飛行する仕組みだ。
 初のテスト飛行では、高度約300メートルを約7分間飛行することができた。2018年に成層圏への飛行を行う計画だ。成層圏を目指す際のフライト時間は、約5時間程度を想定する。これは成層圏に到達するまでに2時間、降下するのに3時間という見積もりだ。
 ソーラー・ストラトスが目指す高度2万5000mの成層圏は、気温はマイナス70℃、気圧は地上の20分の1程度と過酷な環境だ。しかし機体内部は軽量化のために加圧などは行わない。そこでパイロットは専用の宇宙服を着て飛行する。そしてこの宇宙服に必要なシステムのエネルギーもすべて太陽光発電で賄うという徹底したクリーンエネルギー・プロジェクトとなっている。なお、パイロットは宇宙服を装備するため、飛行機から降りてパラシュートを利用することはできないとしている。

「ソーラー・インパルス」の成功に続けるか
 太陽光発電で駆動する有人飛行機を利用したプロジェクトとしては、「Solar Impulse(ソーラー・インパルス)」がある。こちらもソーラー・ストラトスと同じく、スイス発のプロジェクトだ。
 ソーラー・インパルスは2003年のプロジェクト発足から約13年後となる2016年7月に、2代目の航空機「Solar Impulse2」で世界一周を実現。2015年3月から飛行エリアを区切りながらフライトを行い、アラブ首長国連邦のアブダビを終着点として2016年7月に世界一周を達成した。
(後略)
 スマートジャパン 5/9(火) 9:10

++++++++++++++++

 このスマートジャパンという会社は「自然エネルギー万歳」の記事ばかりを書いているところなので「太陽光だけで成層圏まで」と書いているが、要はプロペラ機による成層圏飛行チャレンジということだよな、これは。そのプロペラの動力として何を使おうがそれは副次的なもので、直接高度飛行性能には関係しない。
 太陽光発電の電気で世界一周した「ソーラー・インパルス」は無補給という目玉があったが、こちらの方は「自然エネルギー」に関しては特に「売り」にするものもない。

 というか、飛行機に蓄電池を必要とするこのような動力源というのは、有用なのだろうか?
「ソーラー・インパルス」にしろこの「ソーラー・ストラトス」にしろ、蓄電池関係が重いおかげで他のところを犠牲にしなければならなくなり、ペイロードがまるでない。「ストラトス」の方はキャビンの与圧すらできていない。
 さらに考えると、可燃燃料を使って飛ぶ飛行機と違い、この手の電気飛行機は離陸の時と着陸の時の機体重量に変化がない。
 燃料を使う飛行機は当然着陸時には軽くなっているわけで、着陸脚の強度(それは重さに直結する)もそれに合わせて作られることになる。機体が軽くならないということは、それだけ頑丈な足が必要になるわけだから、これもまた重量増の要因ともなろう。
 とても軽く作れる蓄電池とか超電導コンデンサーとかがまずできないことには、この手の電気プロペラ機はホビーの領域を出ることはできないだろう。
 いや、だから悪いといっているのではない。そういうものを「未来の革新的ななんたらでクリーンですばらしくて」と持ち上げるのはおかしいぞという話をしているのだ。


 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。