2017年05月02日(火)

お花畑の周りに積まれた薪は見えないのか?

テーマ:政治

 日曜日のNHKニュース7はひどかったなぁ。
 オープニングから女性キャスターがカメラをにらみつけるような顔で出てきたかと思うと、まるで不祥事を伝えるような口調で、


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 海自護衛艦、初の「米艦防護」実施へ…共同航行

 日米両政府は、昨年3月に施行された安全保障関連法に基づき、自衛隊の艦船が平時に米軍艦船を守る「米艦防護」を初めて実施する方針を固めた。
 1日に横須賀基地(神奈川県)を出港する海上自衛隊の護衛艦「いずも」が、房総半島沖周辺で米海軍太平洋艦隊所属の補給艦と合流し、周辺の警戒、監視にあたりながら、四国沖まで共同で航行する。米軍の要請を受け、稲田防衛相が実施を命じた。
 複数の日本政府関係者が明らかにした。自衛隊と米軍の連携を強化することで、弾道ミサイル発射など挑発行為を繰り返す北朝鮮をけん制する狙いがある。日本政府関係者によると、いずもはシンガポールで行われる国際観艦式に参加するため、四国沖で補給艦と別行動をとる。
 読売新聞 4/30(日) 19:51


 北朝鮮にらみ同盟強化示す=初の米艦防護、実績作りも

 政府が安全保障関連法に基づき、自衛隊による初の米艦防護に踏み切った。
 日米同盟の枠組みでより踏み込んだ防衛協力が可能となったことを国際社会に示し、北朝鮮に新たな核実験や弾道ミサイル発射などの挑発行為を思いとどまらせる狙いだ。ただ、防護に当たる海上自衛隊護衛艦は別の任務に向かう途中で、安保法制定に心血を注いだ安倍政権の「実績作り」の面も否めない。 
 時事通信 5/1(月) 18:27

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 この話を伝えていたのだから。

「安保法制」の時もそうだったが、こういう話をまるで「日本の平和路線が大転換」するかのような印象で報道するのは、はたして「公正」なものといえるものだろうか。
 なんとなれば、海上自衛隊はもう四半世紀以上、毎年Rimpacという海上演習に参加し、米海軍と一緒に訓練をしているのだ。
 その合同演習中にもしどこかの国が日米混成艦隊に攻撃を加えてくるようなことがあったならば、これは海自も応戦するのが当たり前。「安保法制」は「広義の正当防衛」で片づけていたその行為に、ようやく法的な裏付けをしたというだけのことに過ぎない。

 時事通信は「安保法制定に心血を注いだ安倍政権の『実績づくり』の面も否めない」などいう感想を記事の最後につけているが、この行為は日米が共同で軍事作戦に当たる姿勢を海外に示すものであって、単独では防衛力を充分に持っていない我が国においては「必要」なことではないか。実績というのならばそれは「日米安保が片務的ではないということを示す実績」だというべきだろう。
 変な当てこすりで、まるで個人の功名心で何かをしているかのような一文を記事につけるのは、「報道」のやることではない。


 北朝鮮が挑発的な態度をとっていることで、日本周辺の軍事的な緊張が高まっている。
 朝日新聞の調査ですら、

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 日本周辺の安全保障環境「不安」93% 朝日世論調査

 朝日新聞社の世論調査(郵送)では、日本の安全保障と憲法との関連などについても聞いた。日本周辺の最近の安全保障環境にどの程度の不安を感じるか聞く と、「大いに」「ある程度」を合わせ、「不安を感じる」は93%に上った。ただし、自衛隊の海外活動のあり方は、「今のままでよい」と現状維持を求める意見が多数を占めた。
 調査は3月中旬から4月下旬に実施し、最近の中国の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発の動きに触れたうえで不安度を尋ねた。「大いに」58%と「ある程度」35%を合わせた「不安を感じる」93%が、「あまり」4%と「まったく」0%を合わせた「感じない」4%を圧倒した。
(後略)
 朝日新聞デジタル 5/2(火) 0:19

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 こういう数字が出るようになった今、ついにというかようやくというか、「自衛隊の在り方」についてわれわれ日本人はきちんと向き合う時が来たといえるのだが……、

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 「今、憲法が問われている」 九条の会、護憲改めて訴え


(写真、朝日新聞デジタルより。記者会見を行う「九条の会」の呼びかけ人で作家の澤地久枝さん(中央)ら=27日午後、東京都千代田区、鬼室黎氏撮影)

 日本国憲法の施行70年となる5月3日を前に、護憲派の文化人らでつくる「九条の会」が27日、東京都内で会見を開いた。改憲に意欲を示す安倍政権が「暴走をエスカレートさせている」として、改めて護憲を訴えるアピール文を発表した。
 呼びかけ人の作家、澤地久枝さん(86)は「憲法を変える動きが露骨になってきた。力の均衡が崩れてきた今、憲法が問われている」と述べ、改憲を阻むため、国民それぞれが行動を起こすよう求めた。
 アピール文は、日米の軍事同盟を背景に安倍政権が、集団的自衛権を認める閣議決定や安全保障関連法の制定などを強行したと指摘。軍事的挑発を繰り返すトランプ米政権を支持する政治が「アジアの緊張を高め、戦争と武力衝突の危険を拡大する」と批判した。
 そのうえで、安全保障関連法の廃止や「共謀罪」の趣旨を含む組織的犯罪処罰法改正案の廃案、改憲の阻止が「現状に危惧をもつ世界、とりわけアジアの人々、国々に対して、9条をもつ日本の私たちに課せられた責任」と強調した。
 会では今後、ホームページにアピール文を載せて発信するほか、講演会を各地で開いていく。(岡本玄)
 朝日新聞デジタル 4/27(木) 18:44

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 まだこんなことをいう人間たちがいるのだから、あきれた話である。

 そして、こういう人間たちにたぶらかされてか、

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 憲法9条が日本の平和と安全にどの程度役に立っていると思うか聞いたところ、
「非常に役に立っている」が29%、
「ある程度役に立っている」が53%で、
 これまでの調査の中で「役に立っている」と答えた人が初めて8割(82%)を超えました。
 NHKニュース 4月29日 19時38分配信 「NHK世論調査 憲法改正『必要』43% 『必要ない』34%」より

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 こんなことをいう人が8割もいるというのだから、なんともため息ものである。

 NHKでは「危機意識」を持っている人間が構成部にいるのだろうか、このところやたらと「戦前は悪」ということを強調した上で「憲法! 平和! なんと尊いのだろう」と刷り込むような番組を作り、それをニュースの中の特集コーナーで流すほど力を入れているが、実際のところ日本が大東亜戦争以来平和でいられたのは、ロシア(当時はソ連)を除いた周辺国が貧しかったためと、そのロシアの相手をアメリカが引き受けてくれていたためで、有り体にいって日米安保があったおかげである。

 ベレンコ中尉のミグ25飛来などで昔は「冷戦が周りにある」ということが国民の目に見えていたが、それがなくなったから「これ幸い」とばかりに「憲法9条で平和が」というトンデモ論が流布されている。
 まともな日本語がわかる人間が読めば、「憲法9条」は世界平和を謳い上げた至高の平和宣言などではさらさらなく、「大東亜戦争で連合国に逆らってすみません。日本はこれからは何をされても反抗せず、手出しもしないしそのための武器も持ちません」という第二次大戦の詫び状門でしかないことぐらい容易に理解できることだろう。だからこそ「国を貶すのが知的エリートの証」というおかしな思想をこじらせた反日本主義者の集まりである「9条教」主義者たちは、これを「ほおっておくと世界征服をたくらむ邪悪な日本を封じ込めるお札」として「一字一句変えてはならない」と持ち上げるのだ。

 北朝鮮は核実験を行いミサイルを日本のEEZに打ち込んでくる。中国は「尖閣諸島は中国領。沖縄も日本に帰属しているとはいえない」といって挑発行動を繰り返し、韓国は戦後混乱期に不法占拠した竹島で国威高揚を図っている。
こんな状況の中で、(2016/05/07の記事、「神聖九条帝国」などまっぴらごめん!)などでも書いたような、「厳密なる法解釈の下では自衛隊は憲法違反の存在で、たとえ自衛のための戦闘行為でも法律違反に問われる可能性がある」という問題点などを広く周知せずに、「平和憲法の尊い理念は素晴らしい!」という称賛番組ばかりが公共放送で流されるのだから、

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 憲法変えるかの議論 “深まっていない”が3分の2

 来月3日で施行から70年を迎える日本国憲法に関するNHKの世論調査で、国民の間で、憲法を変えるか変えないかという議論がどの程度深まっていると思うか 聞いたところ、「かなり深まっている」が3%、「ある程度深まっている」が26%でした。一方、「あまり深まっていない」は57%、「まったく深まっていない」は10%でした。
(後略)
 NHKニュース 4月30日 19時19分

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 こんな数字が出るのも当然だが、これは決して、いい傾向とはいえない。


「憲法9条お札論」をいう人間たちは、「でも国を守ることは必要だよなぁ」という人間をだますために、よく、

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 いずも出港に市民団体が抗議「専守防衛のあり方変わる」

 平時から米軍などの艦船を守る「武器等防護」の初任務を実施するため、海上自衛隊の護衛艦「いずも」が1日午前、海自横須賀基地(神奈川県横須賀市)を出港した。基地の近くでは、市民団体のメンバー約10人が「いずも」に対し、「北朝鮮への砲艦外交は軍事的緊張を高めるだけ」などと書いたプラカードを掲げて抗議した。
「ヨコスカ平和船団」の新倉裕史さん(69)は「米艦防護で、自衛隊の専守防衛というあり方が変わることになる」と指摘。横須賀には米軍のイージス艦が多数停泊しているにもかかわらず、より防衛力の低い「いずも」を出港させることにも疑問を示したうえ、「北朝鮮をめぐる危機に対し、米軍だけでなく、自衛隊も一緒に実動することをアピールする政治ショーだ」と話した。
 知り合いの隊員を見送りに来た30代の女性は、「朝鮮半島の話はよそのことだと思っていたけど、横須賀にも関係がある身近な出来事だと知って、少し怖い」と話した。(前田基行)
 朝日新聞デジタル 5/1(月) 11:17

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「専守防衛」を口にするが、彼らのいう「専守防衛」とは、

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 <豊の国宇佐市塾>機銃掃射も…米軍戦闘機の空襲映像を公開


(奢侈な、毎日新聞より。米軍戦闘機は停車中の列車に向けて機銃掃射。機関車に命中し、水蒸気が噴き出している=豊の国宇佐市塾提供)

◇9都府県の空襲動画、米国立公文書館から入手
 米軍による空襲映像などを収集している大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」(平田崇英塾頭)は30日、米軍戦闘機から第二次世界大戦中、空襲を受 けた9都府県の映像を公開した。米軍が撮影した動画を米国立公文書館から入手した。映像入手の作業は2010年にスタートし、これまで11回公開してい る。
 大分県の国東半島北部の沿岸部の空襲は日時ははっきりしないが、沖縄本島を制圧した米軍が九州方面に1945年7月ごろから大規模な空襲を行うようにな り、国東町(現国東市)史に「7月25、28、30日に大きな空襲があった」との記録が残っており、発掘された映像は7月末に撮影されたと推定されるとい う。
 国東の映像は110秒あり、国東小をはじめ、大分交通国東線の終点・国東駅や空襲を避けるため、停車した列車を攻撃し、被弾した蒸気機関車から水蒸気が噴き出す様子が生映し出されている。
(後略)
 毎日新聞 4/30(日) 20:29

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「まず、この状態」にしてからスタートしようという話であることを、忘れてはいけない。


 本日の氷点下。

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 魚介類を氷詰め 津波被災の「氷の水族館」6年ぶり復活


(写真、朝日新聞デジタルより。防寒着をまとって氷の中にいる魚たちを眺める入館者=気仙沼市魚市場前)

 東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の観光施設「氷の水族館」が29日、6年ぶりに復活した。最新の特殊映像システムなども採り入れてリニューアルし、震災前よりバージョンアップした施設としてオープンした。
「氷の水族館」は、同市魚市場前の商業・観光施設「海の市」1階にある約150平方メートルの施設。零下20度前後に保った冷凍庫内で、魚介類を透明度の高い氷に詰めて展示する。
 カツオやサンマなど、気仙沼港に水揚げされる身近な46種約600匹が並ぶ。海中にいる魚たちの一瞬をとどめたようなディスプレーだ。魚は体やひれをひねり、タコは足を広げてまるで泳いでいるよう。中央には、サンマの群れが渦を巻いているさまを表現したコーナーもある。
 プロジェクションマッピングも採用して映像を浮かび上がらせ、青やピンクなど色とりどりのイルミネーションも使って、幻想性やアート性を高めた。
 旧「氷の水族館」は2002年にオープン。年間約4万5千人の観光客でにぎわったが、津波が押し寄せて閉館し、再開が待たれていた。
 オープンに先立つセレモニーでは、「海の市」運営会社の清水敏也社長が「新しい目玉となる施設が開業した。観光客がより喜ぶ施設にしたい」と話した。
 入館料は大人500円、小学生300円。2階にあるシャークミュージアムとの2館共通券もある。(佐々木達也)
 朝日新聞デジタル 4/30(日) 13:33

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 こういう話を聞くと思い出すのは、(2016/11/28の記事、確かに、プロレスの方がきちんと仕事をしているな(怒))で取り上げたスペースワールドの「魚氷漬けスケートリンク」のこと。
 あれは激しく非難されたがこれはされないというのは、やはり「たとえ死んだものでも、生き物を足の下に踏みつける」ということが日本人の道徳観に反するものだったということがよくわかる。

 スペースワールドもこういう形での展示にしておけば、叩かれることもなく客寄せになったのだろうになぁ。



 

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