2017年04月15日(土)

「お試しだから」と軽く考えない

テーマ:政治

 いやはやなんともすごい天気だったな。



 さて、


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 民進・長島昭久議員、離党届提出へ 共産と共闘に不満

 民進党の長島昭久・元防衛副大臣(55)=衆院比例東京=が、10日に離党届を提出する意向を固めた。次期衆院選に向け共産党との共闘を進める党方針に不満を募らせてきた背景がある。今後は無所属で活動する方針で、小池百合子都知事を中心とする地域政党「都民ファーストの会」との連携も模索している。
 長島氏は7日夜、後援会に離党の方針を伝えた。その後、ツイッターで「真の保守政治を追求してきた私にとり、価値観の大きく異なる共産党との選挙共闘路線は譲れぬ一線を越えることを意味し、国民の理解も得られないと考えた結果です」と投稿した。
 長島氏は、自民党の石原伸晃経済再生担当相の公設秘書などを経て、2003年衆院選で民主党から初当選。当選5回。民主党政権時代に外交・安全保障担当の首相補佐官や防衛副大臣などを務めた 。(岡本智)
 朝日新聞デジタル 4/7(金) 20:46



 民進・細野氏が代表代行辞任 憲法巡り執行部と食い違い

 民進党の細野豪志・代表代行が13日、野田佳彦幹事長に代表代行の辞表を提出した。記者団に対し、憲法に対する執行部との考え方の違いを理由に挙げた。
 細野氏は10日発売の月刊誌「中央公論」に、党方針とは違う内容の改憲私案を発表していた。
 朝日新聞デジタル 4/13(木) 15:02

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 民進党がガタガタしている。


 同党の議員についてはあまり興味もないので知らなかったが、「民主の中では保守でまとも」といわれている長島氏は、なるほどそれらしいことを言っているようだが、


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 民進・野田佳彦幹事長、長島氏は除籍との見通しに言及 「議員辞職が筋だ」とも通告

 民進党の野田佳彦幹事長は10日の記者会見で、長島昭久元防衛副大臣が提出した離党届の扱いについて「正式受理でないならば、選択肢は他にない」と述べ、除籍(除名)処分になるとの見方を示した。離党届の扱いは執行役員会で協議し、常任幹事会に諮る。
 野田氏はまた、同日午前に国会内で長島氏と面会した際、「離党では済まない。(長島氏は)比例復活で当選している。議員辞職が筋だ」と伝えたことも明らかにした。
 産経新聞 4/10(月) 19:29

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 比例当選だというのならば、野田幹事長のいうように議員辞職をするべきだ。
 その上で次の選挙で頑張るのが、彼のいう「民共路線への反対」を貫く筋というものだろう。自分が否定する路線をとる党の票で得た椅子を蹴っ飛ばさなければ、なんともかっこ悪い。


 細野氏の方は、http://ameblo.jp/statesgrow/entry-12263148989.html(2017/04/06の記事、無礼者には一喝!)で取り上げたように、自分がまさにその当事者であったことを棚に上げて政権批判をする民進党イズムの塊のような人間なので、ここで「議論をしない党」に対して反抗するようなことをするのはなかなか不思議なことであるのだが、「自分を棚に上げる」が行き着くと、一周回って「議論しない党を批判する」ということにもなるのかもしれない。
 もしそうならば、どんどんそういう「周回違い」議員が出てくれば、同党がバラバラになって「消滅の道筋」に足を踏み入れてくれることにもなるのだろうが……その過程で、今都議会選挙に見られているような「隠れ民進」が増えるようでは困るな。



 ところで、今回細野氏は憲法改正について文芸誌に寄稿をしたという。私はその中央公論誌を見ていないので彼がそこで何を主張しているのかは知らないのだが、「憲法改正」といえばこの二月に国会で、いつもいわれる九条ではなく、


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 衆院予算委 維新「憲法改正で教育無償化」 自民前向き、公明は難色


(表、産経新聞より。「憲法改正による教育無償化」に関する発言)

 日本維新の会が主張する「憲法改正による教育無償化」への各党の賛否が鮮明になってきた。安倍晋三首相が国会答弁で「思いは共有している」と秋波を送るなど、政府・自民党は前向きな姿勢を打ち出している。ただ、憲法改正に消極的な公明党は「自維接近」に露骨に不快感を示し、今国会中の改憲項目絞り込みにはなお見通しが立たない。(松本学)

◆リップサービス
「御党の考えは分かった。わが党はすでに憲法改正は掲げている。党是といってもいい」
 首相は2日の衆院予算委員会でこう答弁し、憲法改正に関する自民党と維新の親和性の高さを強調した。維新の下地幹郎国会議員団政調会長の質問に答えた。
 今国会での首相答弁は、憲法改正に関する維新へのリップサービスが際立つ。教育無償化を提唱した片山虎之助共同代表や馬場伸幸幹事長に対しては「真摯(しんし)に憲法を議論しようとしていることに敬意を表したい」と重ねてエールを送った。
 自民党の下村博文幹事長代行も1月31日のBSフジ番組で、教育無償化が「憲法改正の発議テーマになる」との見方を示した。
 自民党は、党憲法改正推進本部(本部長・保岡興治元法相)が今月7日、個別の改憲項目に関する勉強会を開くが、絞り込みは進んでいない。それだけに、首相にとって、具体的な改憲項目を掲げ議論に火をつけようとする維新への期待は大きいのだ。
 昨年12月にも首相周辺が松井一郎代表(大阪府知事)に近い維新幹部に複数回接触。憲法について意見交換を重ねるなどして、協力への地ならしを進めている。
(後略)
 産経新聞 2/3(金) 7:55

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 こんなやり取りがされたことがあった。


 ちょうど民進党も選挙目当てで「奨学金のばらまき」を掲げて政権攻撃をやっていた頃なので、どこまでも政治的な駆け引きで話がされているだけのことに過ぎないのだが、逆にそういうもんであるだけに、おかしな「駆け引き」で話が「ストン」と落ちてしまうこともあるので注意が必要だろう。いや、「改憲」がどうのではなく「教育の無償化を憲法で謳う」ということに対して。


 今年の初め、ヤフージャパンでこんなニュースが配信されたことがあった。


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 《ブラジル》理想主義すぎるブラジル憲法と、遵法精神の少ない民

 古杉征己さん(42、広島県三原市)はブラジルで弁護士試験が始まってから、おそらく初の日本人合格者だ。一見、控えめな感じだが、内には強い意志と燃え盛る志を秘めている。
 苦節十年で弁護士試験に合格した感想を訊くと、まず「苦労しました」と前置きしつつも、「こんなに格差が激しく、汚職と犯罪が蔓延し、法律と現実の乖離もひどい中で、正義とは一体何か、といった、日本にいたら到底思いつかなかっただろうことを考える機会になったのは大きな収穫です」と答えた。凄いことをしているのに淡々としているところが、実に彼らしい。
 ブラジルの憲法や法律に関する印象を尋ねると、「他国に誇れる素晴らしい内容ですが、逆に言えば、現実からかけ離れていて、理想が高すぎると思いますね」とバッサリ。「ブラジルは国土が大きすぎて、同じ法律をアマゾンの奥地住民からサンパウロの様な大都市住民にまで適用するのは難しい」と分析する。
 コラム子も常々、88年憲法は現実離れした「理想主義憲法」だと思ってきたので、彼の言葉に膝を叩いた。たとえばPT政権が始めた「低所得者向け住宅配給政策」では、ただ同然の値段で膨大な住宅を貧困層に与えていた。その法的根拠は「すべての国民には住居を持つ権利がある」うんぬんの条文が憲法にあるからとの話を聞いた。
 憲法ですべての国民に住居を保障するのは大いにけっこうだが、そのお金はどこから湧いてくるのか。この国では、政治家に強い影響力を持つ富裕層と、金のない貧困層は税金をあまり払わない。中産階級ばかりが汗水たらして税金を払う。その税金が財源となり、国民の権利だから当然のものとして貧困層は家を受け取る。最も税金を払う中産階級は、高額な住宅を30年ローンで買うしかない。
 憲法があまりに理想主義的なのは、ブラジル近代史に「独裁政権」の時代が長すぎたからだと思えてならない。国民の政治参加が許されなかった時代の揺り返しで、「国民の権利をしっかりと憲法に盛り込んで保障すべき」という気持ちが憲法制定時に入りすぎ、結果的に「過剰に権利を守りすぎて、実行できないレベルまで行ってしまった」気がする。
 1トストンも払わず無料医療を受けられるSUS制度しかり。「全ての国民は健康に暮らす権利がある」うんぬんが憲法で保障されているから始められた制度だと聞いた。だが、現実にはSUS病院に貧困層が殺到するあまり、診察を受けるのに数カ月、レントゲンを撮るのに半年、手術は数年待ちなどの現実がある。その間に国民は病気が悪化し、酷い場合には死んでいるのが現実だ。
 文化イベントしかり。この国には「無料」=「民主的」という考え方が強すぎる。物事を行うには経費がかかる。理想主義的な理念を盾にして無料化しても、ひずみは本人に戻って来る。それなら「必要最低限の経費は利用者本人が負担し、その代わりに、しっかりとした運用を国が保障する」方が国民には良いと思えてならない。
 法律は「作ったらお終い」ではない。難しいのは「守らせること」であって、そこへの努力が圧倒的に足りない。たとえば、レイ・セッカ(飲酒運転禁止法)は90年代に制定されたが、実際に道路警察が頻繁に検問をするようになったのは今世紀に入ってから。それまで誰も守らなかった。法律だけが立派で、守らせる努力が足りない――その積み重ねが国民の遵法精神の少なさに繋がっている。
 古杉さんは、そんなブラジルの現実を良く分かっていて弁護士になり、「企業のコンプライアンスの仕事をやりたい」と言っている。賄賂や汚職が文化として根付いているこの国で、世界基準のビジネスをやろうとする日本企業は、みな理想と現実の差に困っている。ぜひ彼のような可能性を秘めた人材に実務経験の場を与え、一回りも二回りも大きく育ててくれる企業が現れてほしい。
 ニッケイ新聞 1/10(火) 22:16

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「権利」「権利」と理想論ばかりが書かれているおかげで、ブラジルではそれに「たかろう」という人間が多くなっているという話である。
 このブラジルの様子を聞いていると、なにかあるごとに「国が何とかするのは当たり前」「国民の権利」とマスメディアやその手の団体が大騒ぎする我が国の、一つの「行き着いた先」を見ているようで背筋が寒くなるではないか。


「国民として権利を主張するには義務も果たさなくては」と考える多くの人にとってみれば「考えすぎ」かもしれないが、今現実に、我が国には奨学金を1000万円も借りておきながら政権バッシング活動を生活のメインにしているような人間もいる。
 普通の価値観を持つ人は、憲法で「教育の無償化」が書かれていてもそれを拡大解釈して「たかろう」とはしないだろう。が、中には「書いてあるのだから俺たちが金をもらうのは当然」と権利主張をする人間もいるのだ。


 憲法改正の話をすると、「現実に合わせて変える必要がある」という声に対して「憲法は理想であり、社会をそれに近づけるのだ」という社民党のような勢力が必ず出てくる。
 そういう勢力ほど「権利」「権利」と叫ぶことと併せて考えると、安易に理想論を組み込んでしまうことで、彼らが国を食い物にするそのための手掛かりを作ることにもなりかねない。


 自衛隊の地位など、憲法九条には改正すべきところがある。
 そのため「まずは憲法は不磨の大典ではないということを皆が共有する」ようにと「聞こえのいいこと」で話をしてしまうのは、場合によっては危険な行為でもあるということ、忘れないようにしたい。



 本日の春。


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 巨大雪だるまいつ解ける?答え募集


(写真、河北新報より。今年の巨大雪だるま「おおくら君」)

 山形県大蔵村の肘折温泉の肘折いでゆ館前に完成した巨大雪だるま「おおくら君」が完全に雪が解けてなくなる日を予想する、「春が来る日」クイズが行われている。出題者は賞品を用意し、答えを募っている。
 23代目の今年のおおくら君は高さ10.8メートル、胴回り63メートル。昨年は高さ約12メートル、胴回り約80メートルで、完全に解けたのは6月11日だった。
 クイズは雪祭りのイベント「おおくら雪ものがたり」の実行委員会が、東日本大震災発生の2011年から毎年実施。春が待ち遠しい肘折の地から、被災地の復興を願って続けている。
 ズバリ賞(1人)に肘折温泉のペア宿泊券(1万円分)を、ニアピン賞(2人)には同温泉の宿泊補助券(5000円分)をそれぞれ贈る。正解者が複数いた場合は抽選となる。
 応募ははがきに予想日と名前、住所、年齢、電話番号を書き、〒996-0301山形県大蔵村肘折温泉「肘折いでゆ館」へ。締め切りは5月6日(必着)。連絡先は同館0233(34)6106。
 河北新報 4/14(金) 11:39

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 今日の水戸は初夏の陽気。おかげで大気が不安定になって雹まで降ったのだが、東北ではまだこんなに雪が残っているのか。


 いつ解けるか。「昨年は高さ約12メートル、胴回り約80メートルで、完全に解けたのは6月11日だった」だと?
 六月なんてデパートなんかでは「そろそろクーラー入れるべきか」といわれる頃だよ、こっちは。




 

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