2017年04月04日(火)

これは中華の「易姓改革思想」の尻尾だな

テーマ:教育

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 「聖徳太子」「鎖国」変えず=小中の新学習指導要領告示―文科省

 文部科学省は、小中学校の新学習指導要領を31日付の官報で告示した。
 2月に公表した改定案の小中社会で、「厩戸王」などと表記を変更した「聖徳太子」は元に戻したほか、「江戸幕府の対外政策」に変えた「鎖国」も復活させた。
 改定案で、現行の聖徳太子は小学校で「聖徳太子(厩戸王)」、中学校は「厩戸王(聖徳太子)」と教えるとしていた。聖徳太子が没後1世紀後ごろから使われた呼称と考えられること、日本書紀や古事記で「厩戸皇子」と表記されていることなどを反映させた。
 しかし、パブリックコメント(意見公募)で「小中で表記が異なると教えにくい」など批判的な意見が相次ぎ、聖徳太子だけの表記とした。
 鎖国も改定案で「幕府の対外政策」に変えたが、「『開国』はあるのに鎖国がなくなると教えにくい」といった意見があり、「鎖国などの幕府の対外政策」などとされた。
 時事通信 3/31(金) 5:02

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 先月末、新しい教育指導要領の発表があった。


 その中身でまたいちゃもんをつけてきているおかしな国もあるようだが、それは後日にでもまた取り上げることにして、とりあえず、聖徳太子の名前をきちんと書くようにとあるところなどは評価に値する。
 この話では「当時呼ばれていなかったから」というバカないちゃもんが「抹消」のきっかけに担ったものだと記憶しているが、馬鹿だなぁ。「当時は言われていなかった」というのならば、みんなが知っている「後醍醐天皇」以外の天皇の名はみな崩御後に送られたもので「在位時はその名で呼ばれていなかった」のだから、すべての表記をそれで統一しなければならなくなる。
 そんなことをしていたら歴史の勉強などできなくなるではないか。


 そもそもこの「聖徳大使」否定論は大和朝廷を「ヤマト王権」と書こうという運動などと同じで、古代日本の評価を「低くしよう」という歴史学者一派がやり始めたもので、そういう一派がおかしな譲歩をしてしまったことが、韓国に「日本の学者が任那日本府を否定している。わが半島が『ヤマト王権』の下にあったなどというのは嘘」といういつもの「捏造起源を主張して偉ぶる」姿勢を生むという愚かなことにもなっているではないか。
「鎌倉幕府の成立年を変えよう」など、「そもそも幕府とは征夷大将軍の称号を得るのが条件」という今までの日本史の決まり事を破って「俺が主張している節を定着させたい」という学者の功名心でかき回されている例もあるし、いい加減そんな輩とは縁を切らなくては。



 ところで、今回の指導要領改訂で中学武道に追加種目があったのだが、その中に「銃剣道」があったということで、左右両方が騒がしい。

 右の方からは、

 

 

「『もともと日本武道協議会に加盟している九武道すべてをを入れようという話なのに銃剣道だけ外されそうになったのを止めた』という話を『銃剣道だけ入れた』かのように書いている」ということで、「朝日新聞がフェイクニュースを流した!」という非難の声が上がっているのだが、これに関しては、

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 中学武道に木銃使う「銃剣道」追加

 文部科学省は2020年度以降に実施する小中学校の次期学習指導要領を31日付の官報で告示する。
 2月に公表した改定案に対するパブリックコメント(意見公募)の結果を考慮し、表記を改める予定だった「聖徳太子」や「鎖国」を一転して変えないことにした。中学校の保健体育で必修の武道の例としては、柔道や剣道など8種目に加え、木銃を使って相手を突く「銃剣道」を加えた。
 また、小学3~6年で授業時間が増える英語を不安視する声も相次ぎ、文科省は18~19年度を移行期間として各校の「総合的な学習の時間」を英語に充てる措置を検討する。
 パブリックコメントは改定案公表後の2月14日~3月15日に実施され、9年前の前回告示時の約2倍にあたる1万1210件の意見が文科省に寄せられた。
 読売新聞 3/31(金) 7:58

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 読売新聞もこんな書き方をしているから、官庁側の説明がよろしくなかったというのが本当のところではないのだろうか。


 もっとも朝日はその後、


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 憲法に反しないように「爾(なんじ)臣民」の道をどう教える。教育勅語を教材に? やっぱり森友学園と同じ志向の政権。
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 突撃と玉砕の旧日本軍を思い起こす。「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」の姿そこに。中学の武道に「銃剣道」を追加。
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 いまさら何も驚かぬ。毎日偽ニュースが蔓延(まんえん)し。トランプ大統領、さあ思うままにツイートを。きょう4月1日。
 朝日新聞デジタル 素粒子 2017年4月1日16時30分

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 というものを書いているのだから、発端はともかく「それで煽ろう」という気は満々のようで、ご希望通りに左の人間が「戦争!」「右傾化!」と安倍政権叩きを始めているわけで。
 ネットを見ていると「剣道だってもともとは戦場で使われていた人殺しの技術じゃないか」という人間に対しても、とにかく「戦争!」「刀は銃剣とは違う」という頭の悪いすり替えをしているような人間ばかりが目について、以前「戦争法反対!」「安倍は戦争をする!」といっていた憲法学者が「好きな偉人は徳川家康」といっていたような脱力感しか感じないが、まったく、とにかく「戦前! 戦中!」といっておけば「悪を否定する正義」になれると思い込んでいる人間というのは、なんと頭が悪いのだろう。


 彼らはまるで「戦前・戦中は暗黒時代」であるかのようにいう。
 学校でも子供たちにそう教え、「権力の弾圧がどうの」といって反国家思想をすり込もうとするが、私がツィッターでフォローしている内海圭子師匠の話などを見ていれば分かるように、その時代でも人々は今と変わらず、「普通」に生きていたのだ。
 私が子供のころには街にまだ傷病帰還兵の姿もあったし、親も戦争経験世代だから、当時の話を普通に聞くことができたし、私の父は大東亜戦争時には小学生だったが、米軍機の機銃掃射を受けて命からがら逃げたといっていたものだ。そんな戦争がやられていたのに、なぜか今では「日本だけが悪かった」という話になっている。

 左巻きは「右傾化!」右傾化!」と騒ぎ、「暗黒の戦前回帰」といって安倍総理を叩くが、私が子供のころにあったような映画では普通に描かれていた「慰安婦」がいつの間にか「性奴隷」という捏造話になってしまうなど、ここ数十年、エンタメから社会から教育現場まで著しい「左傾化」が進んでいたというのが本当のところ。それが今、左の頭が悪くなったおかげで、元に戻りつつある。

「戦前戦中暗黒観」が蔓延する社会に一石を投じたのが、昨年大当たりした「この世界の片隅に」という映画だろうし、「聖徳太子」を否定しないという今回の学習指導要領だろう。

「銃剣道」は、国体でも普通に行われているもの。それに「戦争」というレッテルを貼ってこの流れをつぶそうとする勢力が何をしたいかも、よくわかるというものだ。



 おまけ。


「素粒子」でも曲解してくだらない当てこすりをしているが、

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 道徳授業に教育勅語「ダメとは言えない」 松野文科相

 松野博一文部科学相は4日、戦前・戦中の教育勅語を教材で使うことを政府答弁書で認めたことに関し、「この教材はだめなどと発言するのは、教員の教材や教え方をつぶすことになる」との認識を示した。そのうえで「道徳を教えるために教育勅語を使ってはいけないと私が申し上げるべきではない」と述べた。
 教育勅語には、父母への孝行など「臣民」が守るべき徳目が示され、国の一大事には「一身を捧げて皇室国家のためにつくせ」(旧文部省図書局の通釈)とも書かれている。戦後の1948年に国会が排除・失効の確認を決議した。
 松野文科相は4日の記者会見で、いまの歴史や公民の教科書にも教育勅語が掲載されていることに触れ、「教材自体の性質を問うより、教材で教育がどう進められるかにポイントを置いた」と答弁書の趣旨を説明。「(勅語が)出された歴史的な背景や問題など、様々なことをその資料を通じて教えるために使われることは問題ない」との認識を示した。そのうえで「教え方が憲法や教育基本法に反するのであれば、所管庁(都道府県)が適切に指導する」と述べた。(水沢健一)
 朝日新聞デジタル 4/4(火) 11:32



 教育勅語活用は現場判断=菅長官

 菅義偉官房長官は4日の記者会見で、戦前の教育規範を示した教育勅語の教材利用を否定しないとした政府答弁書に関し、「教育は教育基本法の趣旨を踏まえ、学習指導要領に沿って学校現場の判断で行うべきだ。それ以上でもそれ以下でもない」と述べた。
 同時に「政府として積極的に教育勅語を教育現場で活用するとの考えは全くない」と語った。
 時事通信 4/4(火) 12:01



 教育勅語活用に野党反発=「国会決議違反」と抗議

 教育勅語の教材活用を否定しないとした政府答弁書に対し、野党各党は反発を強めている。
 民進党は4日の衆院議院運営委員会理事会で、教育勅語の「排除」や「失効」を確認した1948年の衆参両院決議に「大きく反する」と抗議した。
 民進党の大串博志政調会長は4日の記者会見で、「戦前回帰の安倍政権の動きを如実に表すものだ」と述べ、国会審議を通じて追及していく考えを表明。答弁書が示した「憲法や教育基本法などに反しないような形で」との条件に関し、「一体どういう意味なのか。曖昧なままだと、なし崩し的に教育勅語が教育現場によみがえることになりかねない」と指摘した。
 社民党の又市征治幹事長も同日の会見で「安倍政権の好戦的、国家統制的なところが出ている。時代錯誤の動きを厳しく批判しなければならない」と述べた。共産党の小池晃書記局長も3日に「異常な決定だ。そもそも教育勅語は憲法と教育基本法に反する」との見解を示している。
 時事通信 4/4(火) 15:09



 民進、「教育勅語の教材使用」見解を与党に要求 過去の国会決議に違反と批判 衆院議運委理事会

 民進党の泉健太衆院議院運営委員会理事は4日の同委理事会で、教育勅語の教材使用を否定しない政府答弁書について、昭和23年に国会で教育勅語の排除決議が行われたことを念頭に「過去の国会決議に大いに反する」と述べ、与党に見解を示すよう求めた。与党側は「整理して後日、話をする」とした。
 また、泉氏は佐藤勉議運委員長(自民)に対しても政府答弁書が国会決議に反するかどうか調査し、見解を示すよう求め、佐藤氏も了承した。
 産経新聞 4/4(火) 13:32

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 教育勅語でもまた騒いでいる者がいる。


 野党が騒いでいるのは森友学園関連で「とんでもない教育」というレッテルを貼って「そんな学校を安倍は応援していた!」とイメージ落としをやろうというだけなので構うのも馬鹿らしいが、朝日が書く国会決議にしても、ドイツのように「ナチスのことは勉強してもいけない」というようなものではない。我が国は「過去をすべて黒とすることで白いふりをする」ような国ではないのだ。


 私は自分の国が脅かされているときには国民団結してこれに対抗するのは間違っていないと思うし、「臣民がどうの」というすり替えでそれを否定する朝日の考えなどまったく間違っていると思うが、それを別にしても、「戦前!」「弾圧!」と騒いでいるような勢力が、これに関しては「焚書だ!」「弾圧は正義!」という姿勢を見せるのだから、いったい彼らのいう「暗黒の社会」を作っていたのは誰なのか、きちんと見直してみる必要があるといえるな。


 

 本日の分割。


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 「分数ものさし」小学生が発案 計算法、目盛りで理解


(写真、朝日新聞デジタルより。分数ものさしでの割り算の計算方法。「6分の1÷2分の1」は、基準となる「12分の1」が2個と6個と考えて、「6分の2=3分の1」と解く)

 苦手な子どもが多い分数の計算。それを視覚的に理解しようと、浜松市内の小学生=当時=が「分数ものさし」を考えた。長さ12センチのものさしに5列の目盛りが付き、基準単位の「12分の1」がいくつあるか数えて計算する――。この発想に静岡大が注目し、教材化に向けた研究も進む。
 浜松市立神久呂小学校を今春卒業した山本賢一朗君。小5の時、分数に苦手意識を感じたという。友人も悩んでいた。掛けるのになぜ、答えは小さくなるのか。割り算ではなぜ、割る方の分母と分子を入れ替えて逆数にするのか……。
 学習塾の経営に携わる父裕一朗さん(40)にも疑問をぶつけ、やがてものさしで分数を考える発想にたどり着く。1とその数以外では割り切れない「素数」の目盛りだけがついた京都大の「素数ものさし」がヒントになった。
 分数ものさしには、12分の1ずつ刻まれた目盛りに対応して「6分の1」「4分の1」「3分の1」「2分の1」ずつ刻まれた全5列の目盛りが付く。基準となる「12分の1」が何個かを数えて計算する。「4分の3」と「3分の2」、どちらが長いかも分かる。
 朝日新聞デジタル 4/3(月) 7:01

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 う~ん。普通に生活していれば、分数を教えられるころには「何分の一」という荷がどういう概念なのかということぐらい感覚として身についていると思うのだがなぁ。
 そう感じてしまうのは、「あなたは理系だから、何がわからないのかわからないというのがわからない」という数学嫌いの人に言われてしまうような人間だからだろうか。


 でも、小学校でやる「分数の割り算」というのは、そもそもが計算の方法というテクニックなのだから、わかるわからないなど関係なく「そういう風にするものだ」と覚えておけばいいだけで、その意味するものは、もっと高等教育を受けるようになってから考えればいい。「分数は割り算」という基本さえ押さえておけば。
 だから、分数計算を「難しい」と考えること自体が間違っていると思うのだけど。




 

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