2017年03月13日(月)

「逆言葉狩り」で人を罵る輩が威張る

テーマ:政治

 ヤフージャパンでニュースを配信しているJ-CASTが、「安倍首相、追悼式で『原発事故』言及せず 際立つ秋篠宮さまとの『差』」(J-CASTニュース 3/12(日) 16:00配信) という見出しの記事を書いていたのだが……「追悼」という言葉の意味をこの記者やデスクは知らないのだろうか?

 福島第一原子力発電所では、津波によって亡くなった所員や事故処理の中での苛酷労働で亡くなった人はいても、事故そのもので亡くなった人、追悼の対象になる人はいない。


 こういう報道があったのか、今日になって福島の知事までが、


++++++++++++++++
 安倍首相式辞に「違和感」=原発事故の文言なく―福島知事

 福島県の内堀雅雄知事は13日の記者会見で、安倍晋三首相が東日本大震災の政府主催追悼式の式辞で「原発事故」の文言を使わなかったことについて、「県民感覚として違和感を覚えた」と語った。
 内堀知事は、東京電力福島第1原発事故により「福島県は甚大な被害を受けている。それは過去形ではなく、現在進行形だ」と強調。「『原発事故』『原子力災害』という重い言葉は欠かすことができない」と苦言を呈した。
 首相は式辞で、福島で順次避難指示が解除される一方、なお12万人以上の避難者がいることに触れ、「切れ目のない支援に力を注ぐ」と表明。しかし、これまで毎年式辞に盛り込んできた「原発事故」の文言は使わなかった。
 時事通信 3/13(月) 11:49

++++++++++++++++

 こんなことを言っているが、時事自身が書いているように避難者のことに触れているのだから、亡くなった人のことを思う式辞で「事故という単語がどうこう」というのは、事故の日を11日だという嘘とともに、もういい加減にやめるべきだ。


 安倍総理の式辞では大東亜戦争で亡くなった日本人の追悼式典で「アジアの被害に触れていない」と騒ぐ勢力があったが、ここでもまたその同類が原子炉の事故を政治利用しようと騒いでいるだけなのだから、そんな行為につられるのは愚かだ。



 さて、NHKニュース7を見ていたら、蓮舫民進党代表が得意満面な顔で、


++++++++++++++++
 民進党の蓮舫代表は12日の党大会で、「原発依存からの脱却が前倒しで実現可能になるよう、『原発ゼロ基本法案』を作成していく。原発依存に逆戻りの現政権とは違う未来を描いていこうではないか」と述べました。
 NHKニュース 3月13日 4時39分 「民進 “原発ゼロ”法案提出へ 党内の意見分かれ曲折も」より

++++++++++++++++

 というシーンが流されて驚いた。


原発依存に逆戻りの現政権」とは、いったいなにを言っているのだろう。
原子炉を再稼働させていくという政府の方針は、(2011/06/20の記事、狙いはまさか……)で書いたように、菅内閣の海江田通産大臣が立地県の知事に協力を求めたところに始まり、野田内閣ではその「地元の同意」も不必要という方針が官房長官から発表された(2012/04/05の記事、「数字の意味をみるようになりたい」参照)が、政権交代後もその「同意」とやらにこだわって遅々として進んでいない日本間エネルギー政策ではないか。
 その「地元の同意が法律で義務付けられているわけではない」といった官房長官のいた内閣のトップである総理大臣として大飯の再稼働要請を決めた人間がいま幹事長をやっているその党の代表が、いったいどういう顔をして「原発依存に逆戻りの現政権」とレッテル貼り叩きなどできるのだろうか。(いや、あんな顔なんだけど)


(2017/02/17の記事、手段が目的になると現実が見えなくなるぞ)で書いたように、原子炉の利用というのはあくまでエネルギー政策の中の「確保手段の議論の一つ」でしかない。大切なのは「どうエネルギーを確保していくか」であり、他にもっといい手段があるならば、核分裂炉になどこだわる必要などない。
 だが民進党は「まず原子力叩き」を掲げ、それで現政権を貶すことを目的としているから、過去の自分たちには平気でほっかむりをしてこういうことを口にする。
 こういう考えが「原子力は悪ではなくてはならない」という固定観念を生み、「放射能で汚染されたフクシマ」という虚構の物語を必要とし、それを広めることで「放射能いじめ」のような事件を引き起こす要因を作っているのではないか!


 蓮舫氏は、

++++++++++++++++

 蓮舫代表「政治人生すべてをかけ民進党で政権交代」と強調

 民進党は12日、昨年3月の結党以来初めてとなる定期党大会を都内のホテルで開いた。蓮舫代表はあいさつで、次期衆院選について「政治人生全てをかけて 民進党で政権交代で実現したい」と言及。将来の脱原子力発電を目指す「原発ゼロ基本法案」を策定する考えも正式に表明した。大会では、「安倍晋三政権が推 し進める強者の政治と明確に対決する」と明記した平成29年度活動方針も決>めた。
 蓮舫氏は大会で、「二大政党の一翼を目指す党として、(衆院)過半数の候補者擁立は絶対条件だ」と指摘。「一票の格差」是正後の衆院定数を見据え、 233人以上の公認候補を擁立する考えも示した。さらに東京都議選(7月2日投開票)について「国政選挙に影響がある」と述べ、全力をあげる考えを強調。 重点政策に教育無償化を掲げ、具体的な工程表を法案化する意向も明らかにした。
 産経新聞 3/12(日) 18:27

++++++++++++++++

 二重国籍の公開次第では明日にでも終わる政治人生を掲げて「政権交代だ!」と息巻いているが、自分たちがやってきたことから顔をそむけてただ相手を罵る言葉ばかりを並べるような政党に、日本の舵取りなど任せられない。
 

 民進党の中には、

 

 

 こんなことを言う人間までいるのである。


 有権者としては、こんな相手にはただ「馬鹿にするな!」という以外のどんな言葉もぶつけられないではないか!

 


 おまけ。

++++++++++++++++

 核融合研、7日から新実験 根強い反対、15年以上遅れ


(写真、朝日新聞デジタルより。重水素実験を行う大型ヘリカル装置(核融合科学研究所提供))

 大きなエネルギーを生み出す核融合を利用した発電を目指し、岐阜県土岐市の核融合科学研究所が、7日から新たな実験を始める。基礎研究段階だが、安全への懸念から住民の反対運動が起こり、実験開始は予定よりも15年以上遅れていた。投資に見合った成果が得られるのかが課題となる。
 燃料は海水からも採れて、二酸化炭素も発生しない。核融合発電は、実現すれば大規模発電ができる未来のエネルギーとして期待されている。太陽の中心部で起きている反応を人工的に地球上で作り出し、そこで生まれるエネルギーを使って発電する仕組みだ。
 課題は、超高温の状態を維持すること。核融合研は、原子核と電子がバラバラに高速で飛び交うプラズマを作り、これまでに9400万度まで温度を上げることに成功した。7日から始まる重水素を使った実験では、核融合発電に最低限必要な温度とされる1億2千万度のプラズマを目指す。国内の重水素実験は、茨城県那珂市の装置に次いで2カ所目。
 ただ、中性子(放射線)と、放射性物質である三重水素がわずかに発生する。温度を上げるために使用する重水素の一部が核融合を起こすためだ。
 核融合研は、実験棟のコンクリート壁と天井の厚さを、それぞれ2メートルと1・3メートルにして中性子が外部に漏れるのを防ぐという。三重水素は使用した重水素や水素と一緒に酸化させて水の状態にし、除去装置で95%以上を回収する。排水は日本アイソトープ協会に引き渡すなどの対策を取る。
 竹入康彦所長は「将来の発電に向けた大きなステップ」と期待する。安全面については、「敷地境界に365日居続けても、中性子は自然界から受ける放射線の1千分の1以下。三重水素も、もともと人間が体内に持っている量の15分の1以下」と説明する。
 朝日新聞デジタル 3/7(火) 7:06

++++++++++++++++

 岐阜県にある核融合研究施設が、先週から基礎実験を始めたというが……ここまで来るのに15年、反核団体に足を引っ張られてきたというのだから驚きである。
 これが一体どれだけ研究の実用化を遅らせたことだろう。
 朝日新聞は「投資に見合った成果が得られるのかが課題となる」と書いているが、彼らが応援するそのような団体によって足を引っ張られたことが「投資に見合った成果が得られるのかが課題となる」ような状態を作ってきたということを無視してはいけない。


 もんじゅをその計画の一部に組み込んだ核燃料サイクル計画も、同じように反核を掲げる団体によって止められ、採算が取れない状態になってしまった。
 自分たちが足を踏んでおきながら「前に進まないのはなぜだ!」と相手をなじり、「進まないからもうこの話はだめだ」と叩くのは左巻きが得意とする話であるが、彼らの行動に一片の理解など示そうものならばどれだけ社会のためにならないか、いい加減に皆の基本的な意識として共有するべき時だ。



 本日のスペース。


++++++++++++++++
 都内バイク違法駐車の累計摘発件数、10年でほぼ登録台数と一致...バイク組合が拡充求める

 東京オートバイ協同組合が、公明党の東京都議らの政策懇談会に初めて参加。駐車場不足の現状を切実に訴えた。
 同組合の野間健児理事長(ハーレーダビッドソン亀戸社長)は都議会内で開催された同会で「二輪車保有台数に対して、駐車場が絶対的に不足している」と、切り出した。
 06年の道路交通法改正で創設された駐車監視員制度でオートバイの違法駐車は、主な幹線道路から一掃された。自治体の多くは違法駐車がなくなったことで、駐車場整備の必要性は薄らいだという考え方で落ち着いている。

 しかし、その一方で都内の二輪車摘発(確認標章取付台数)は増え続け、16年6月までの10年間で、累計94万1000件が行政制裁金の支払い対象となった。都内の二輪車保有台数は106万台。駐車スペースのない二輪車を見放すユーザーが増加し、二輪関係者の間では業界を貶める“官製不況”という批判も根強い。
 それでも駐車スペースを増やす抜本的な条例改正などは実施されず、四輪車駐車場への受入も進まない。東京都公安委員会が設置する道路上のパーキング・メーターやパーキング・チケットは、原則四輪車用に設置されている。二輪車用は表参道(港区北青山3丁目)、銀座8丁目(中央区銀座8丁目)、上野入谷口(台東区上野7丁目)の3か所に全部で15台分しかない有様だ。
「特に東京国際フォーラムなど東京都が関係する建物、東京都公安委員会が設置を認めるパーキング・チケットでの増設をお願いしたい」と、野間氏は訴えた。
 出席したのは、中島義男団長(北多摩3区)、高倉良生議員(中野区)、伊藤こういち議員(品川区)。国政から公明党オートバイ議員懇話会会長の北側一雄副代表、公明党東京都本部長の高木陽介代>議士も参加した。中島団長は「課題は駐車場問題だけではないと思う。今後とも要望をお伝えいただきたい」と、応じた。
 二輪車駐車場の拡充要望は、同組合の上部団体である全国オートバイ協同組合連合会でも、国会議員や省庁を通じて毎年のように行っている。しかし、駐車場整備の施策に携わるのは都道府県や市町村のため、今回初めて要望が実現した。
《レスポンス 中島みなみ》
 レスポンス 3/8(水) 20:18

++++++++++++++++

 二輪車の駐車場問題は拙ブログでも何度も取り上げていることであるが、「自治体の多くは違法駐車がなくなったことで、駐車場整備の必要性は薄らいだという考え方で落ち着いている」?
 なにを馬鹿なこといっているのだ!
 今までは「邪魔にならないよう道際に停めていたバイク」が消えたということは、それに乗っていた人間がそこに来なくなったということではないか! あるいはより場所をとる四輪車で来るようになったか。
 それは街の中の人の流れを考えた時、けっしてプラスになるものではない。


 東京では「あちこちに人がいる」から、そういう「まず人を呼ぶ」という意識が薄いのかもしれないが、そうやって現状に胡坐をかいていた結果が、

 
++++++++++++++++
 <青森市長辞意>アウガ再生 道筋示さず

 青森市の鹿内博市長(68)は29日、市内の複合商業施設「アウガ」を運営する第三セクター「青森駅前再開発ビル」の経営不振の責任を取り、辞職すると表明した。アウガ再生の道筋が示されないことで、議会やアウガ地権者との信頼関係が崩れていた。
 アウガは2001年、佐々木誠造前市長時代に中心市街地活性化の核としてオープン。当初から37億円の長期借入金を抱えていた。現在も年間約400万人が利用しているが、三セクは30億円以上の債務を抱え、赤字経営を続けた。今年2月に公共化方針を決めたが、15年度決算で23億円以上の債務超過に陥った。
(後略)
 河北新報
2016年6月30日(木)12時55分

++++++++++++++++

 こういう話にもなるということを、都の人間には知っておいてほしい。


 なにしろ日本の自治体というのは東京の動きを見ることに敏感で、「都がやっていないんならいいや」としてしまうところもあるのだから。


 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。