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【役の人物の動機を自分のものにする方法】

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おはようございます、田中です。ニコニコ

昨日はとても沢山の方に御訪問頂きました!!


ありがとうございます。



では、本日も宜しくお願い致します。




【前提の事件を明確にする】


俳優の仕事は、役の目的を
達成する為に行動することです。



その行動が真実になるためには
動機が自分のものになっている
必要があります。



今から、

ココで、

私が、
(役の代わりに当事者となり)

~したい!
(役の人物の目的達成)



と、人物の行動の動機を本当に
自分の心や体で感じましょう。



そのためには、



この場面にいたる「前提の事件」
を明らかにすることがオススメです。



脚本を読み込みながら

「私は一体何を経験したから
こんな事を言うのだろう、
するのだろう?」

と、人物の言動の背景を
探っていきましょう。


ポイントは
具体的にすることです。



いつ、どこで、誰が、何を、
なぜ、どうやって


などを明らかにしていきましょう。



見て、聞けて、触れて、味も、匂いも
するような体感を伴う臨場感溢れる
場面を想像しましょう。



【履歴書ではなく物語】



ただし、前提の事件を
具体的にすること自体が
大事なのではありません。



情報量が増えても、それらが
ただの正しいデータの羅列
なら無意味です。



履歴書を書くのは楽しいですし
ある程度は必要です。


しかし、私達が欲しいのは
自分の心や身体に影響を
与え

「~したい!」


と動機を確信させるような
物語なのです。


【人物の立場に身を置く】


「私は一体何を経験したから
こんな事を言うのだろう、
するのだろう?」


と、問いかけながら



登場人物に見えている光景や、
聞こえてくる言葉、
周囲の人たちの表情、雰囲気などを
具体的に経験し、自分が何を感じるかを
味わってください。



すると、今までは見過ごしていた
かもしれない



役の人物の動機を自分のことのように
感じてしまう物語



を発見することができます。



「なるほど、こんな事を経験したのならば
私でも同じことをしたいと思うだろう。」


と、感じられればしめたものです。


頭で理解するだけでなく
自然にあなたの目の色や顔色、
鼓動が変化してしまうような
共感を得て初めてその人物の立場から
世界を見れたことになります。




もし、あなたの心や体に変化が起きないのならば
その事件はあなたにとってまだ具体的
ではないのでしょう。



あなたに影響を与えるようになるまで
見方を変えて見ましょう。




聞こえてくる会話の言葉を変える。
焦点を別のところに当てる。
時間をもう少しさかのぼる。
相手との距離を縮める。
音楽を挿入してみる。
明かりを変える。




私達の実人生でも私達の行動に
影響を与える忘れられない
思い出とは自然と物語になって
いませんか?



勝手な編集がなされている
ことだってあります。



ある言葉が強調されていたり
スローモーションだったり
照明が明るかったり、暗かったり
音楽をともなったりしています。
始まり、展開、終わりが意識され、
事件を浮き彫りにするコントラスト
が施されています。




その人独自の編集のクセを知る事が
その人物の世界の見方を知ることに
つながります。





もし、それでも

「役の人物の動機を自分のもの
のように感じてしまう物語」

を見つけられなければ


反対の方向から前提の事件を探る
方法があります。




続きは次回です。

今日も、最後までお付き合いくださいまして
ありがとう御座いました!!


次回は13日(日曜日)配信予定のメルマガにて!!


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【現在の私の反応は過去と未来に決定付けられている】スタニスラフスキー・システムの胆

2011-03-09 06:50:43 テーマ:演技の悩みシステム解決メルマガ
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おはようございます、田中です。ニコニコ



昨日、娘と二人で消防署へ見学にいってきました。



そこで救急救命処置について勉強してきたのですが、人工呼吸って
皆さんどうするか知ってましたか?続きは編集後記で・・・




では、本日も「役になりきる」をテーマにお話したいと
思います。

**************************************************
「綱渡りの法則」役になりきるってどんな状態?(7)
**************************************************


私達は脚本を渡されるとつい「どのように演じるか?」
という最終的な姿をイメージしてしまいがちです。



そしてそのイメージができるとなんとなく
演技が出来そうな気がしてきてしまいます。



この「なんとなく演技が出来そう」という感覚が
厄介なのです。



そのようなアプローチでは「イメージを演じる」
ことになってしまい、結果的にどこか人工的だったり、
深みの無い表層的な演技になったりします。




どれだけ器用にそつなく演じられても、いわゆる
「上手だな」というレベルの演技で終わってしまいます。




【現在の私の反応は過去と未来に決定付けられている】




「なんとなく演技できそう」をさけて
どんな時にも、人物の行動に焦点を合わせ、
自分の身体や心でそれを点検する習慣を
ぜひ、身につけましょう。




そこで、演じる事を綱渡りに例えてみたいのです。




もし、下が断崖絶壁の場所にロープが張られてい
たならば誰もそこを渡りたくはないでしょう。



しかし、どうしてもそこを渡らなければならないのだとしたら
きっと、次の質問に答えたいはずです。

「なぜ、向こうに行きたいのだろう?」
「なぜ、ココに留まらないのだろう?」



これらの質問に納得のいく答えがないまま
目的もなく「なんとなくできそうだから」と
ロープに足を踏み出すことはないはずです。



「何があったのか?」(行動の動機を生み出す原因)
「何を期待しているのか?」(行動の目的)
を知らないまま
「どのように渡るか?」
を考えていたらおかしいですよね。



あなたが今取り組んでいる人物も
ロープの上を歩んでいます。




そのロープは(行動)
どんな過去から(動機)
どんな期待する未来へ(目的)
つながっているのでしょう?




その行動のラインを追及する事が
人物の核心に迫る事になります。



私達の現在の状態は私達が

「過去に何を経験したか?」

によって決定付けられています。

民主党に投票した人と
自民党に投票した人では
今日の同じニュースに違う反応を
してしまいます。



と同時に、私達の現在の状態は意識、無意識を
問わず、

「未来に何を期待しているか?」

によっても決定付けられています。


民主党に頑張って欲しい人と
自民党に復活して欲しい人では
今日の同じニュースに違う反応を
してしまいます。




あたなが過去に経験したことが現在のあなたの
「何に涙し」
「何に怒り」
「何に幸せを感じる」のかに
影響を与えているのは当然です。




しかし、その過去の経験から何を受け取り、
未来に何を期待しているのか、も同等以上に
その人の現在に大きく影響しています。



ですから、非常に単純ですが以下のステップを
深くする事が役の人物の核心に迫るシンプル
かつパワフルなフレームになるのです。



1.目的を知る

人物の核心に迫るにはロープの
両端をしることが大事になります。


2.動機に共感する

そしてその人物のロープに私も乗ろう、
私も渡ろうと共感できるまで過去や
未来を探り。

3.人物に代わり当事者となって行動する。

実際にそのロープに乗り
ロープの揺れや風に瞬間、瞬間、対応しながら
歩を進める。





過去の経験と未来への志向がロープの
位置、高さ、弾力などを決めています。

それらによって見える風景、聞こえる音
感じる体感が違ってきます。


事件が起きたとき、相手役と交流するとき
瞬間、瞬間の無意識的で反射的な
反応、が過去と未来に決定付けられて
生まれてきます。


結果としてあなたが役の人物として
そこに生きているということになります。



そのための大きなポイントが役の人物の動機を
自分のものにすることです。



では、「私がそのロープに乗ろう」と動機が
高まるためのコツを次回お話したいと
思います。





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役の人物になりきるための3ステップ【演技の悩みをスタニスラフスキー・システムで解決するブログ】

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「綱渡りの法則」役になりきるってどんな状態?(6)
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こんにちは、田中です。ニコニコ

皆さん、花粉症、大丈夫ですか?

妻の症状がひどいんですしょぼん・・・
毎日、鼻水に溺れている感じで
かわいそう過ぎます。

今年は10倍の花粉が飛散するそうですね・・・

妻を見ながら「自分は絶対に花粉症デビューしない!」と
決意した私。、外出時は常にゴーグルにマスク姿でかなり
あやしいです。カゼ


では、早速、今回の相談を再び見てみましょう。

?????????????????????今回のお悩み???????????????????

私は演技がとても上手く行くときとそうで無いときの差が激しくてこまっています。調子の良いときは自分
のセリフ、行動など全て信じられているのですが、調子が悪いとなんだかフワフワした気分で舞台で起きて
いる全ての事が信じられません。相手役のセリフもあまり耳に入ってきませんし自分の心が動く事も少ない
です。どんな状態で望めばいつも自分の良い調子で演技を始められるのでしょうか?

??????????????????????????????????????????????

【役の人物になりきる3ステップ】

役の人物になりきるためのプロセスを
単純化すると3段階になります。
 


1.役の目的を知り、
2.動機に共感し、
3.役の代わりに自分が当事者となり目的達成の為に行動すること




各段階のレベルが深くなればなるほど
役の人物に深くなりきれます。

試しに、今、取り組んでいる役の人物に付いて
次の質問に答えてみましょう



1.【目的】「私は何を達成したいのか?」に答えられるか?


目的を頭で理解しているレベルから

心や身体で知っているというレベルへ。





2.【動機】「私はなぜそれを達成したいのか?」に答えられるか?


「役の人物の動機へ共感できる」というレベルから

「私も必ず同じことをするだろう」という俳優の使命感との融合というレベルへ





3.【行動】「目的達成の為に私は何をするのか?」に答えられるか?


「正確で合理的な行動ができる」というレベルから

「役の人物独自の行動論理を反映した行動ができる」というレベルへ




全ての段階はお互いに綿密な関連性があります。
どこか一つを深めれば自ずと他の要素も
深まっていくでしょう。





【役の人生を生きるのか?演じるのか?】



目的、動機、行動、それぞれのレベルを深める
ためには人物の背景を探り、それを自分自身に
あてはめてみましょう。




「どんな環境の中からその行動が生まれてきたのだろう?」
と役の人物の行動が生まれる背景を脚本に探りましょう。




「もし、私ならばどうするだろう?」と
その環境に身を置き自分ならどんな行動を
するかを見守りましょう。





もし、自分が役の人物と同じ行動をしないようなら

「どんな環境にいたら私も同じ事をするだろうか?」と
想像の中で色々な環境に自分を置いて見て、同じような
行動が生まれる瞬間を経験しておく事が重要です。





ところが多くの俳優は脚本を渡されると
その場面の結果的なイメージを思い描け
てしまいます。




そして、その結果的なイメージを見て
役の人物をなんとなく理解した気分になり、
演じ始めてしまいます。



結果、



役の人生を生きるのではなく
まさに演じてしまうことに
なりかねません。



イメージした結果につい飛びついてしまい・・・



表情を作ったり、感情をしぼりだすという
俳優の目的を達成するための行動に陥ってしまいます。




そして、役の人物の目的を達成するプロセスの中から
役の人物が経験するであろう、感情、感覚、思考が
生まれてしまうという軌道から外れてしまい
役になりきるのを難しくしてしまいます。



続きは次回にしたいと思います。

今日も最後までお付き合いありがとうございます。



次回【現在の私の反応は過去と未来に決定付けられている】は
明日の朝、先ずはメルマガにて配信予定です。


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【真実そのものについて考える不自然さ】役になりきるってどんな状態?「綱渡りの法則」(5)

2011-03-04 11:03:53 テーマ:演技の悩みシステム解決メルマガ
【真実そのものについて考える不自然さ】

「自然に見えたいという欲求ほど私達を不自然に
してしまうものはない」 by ロシュフコー


こんにちは田中です。にひひ


昨日の続きです



スタニスラフスキー弟子達に口を酸っぱくして
注意された「真実について考えるな!」の本当の意味は?



続きは↓



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【真実そのものについて考える不自然さ】


「自然に見えたいという欲求ほど私達を不自然に
してしまうものはない」 by ロシュフコー



私もそうでしたが多くの俳優は本物の演技を目指し
嘘や形だけの演技をきらいます。



ところが、必要以上に自分が「嘘」や「ふり」
をすることを恐れて、



真実そのもののために
真実のやりすぎにおちいり、


不自然な慎重さや必要以上に感傷的な
人物を作り出してしまう場合があります。




もちろん、私に悪気があったわけではありません。
誠実でありたかっただけです。


でも、いくら誠実ではあっても演技の本質である

「役の人物の目的を達成する為に行動すること」

を見失ってしまった私は


「自分が嘘をついていない」「フリをしていない」
という実感を得るために


「感情に満たされていること」だけを
重要視してしまいがちでした。

 

そして、つい、

「感情を感じること自体」
「感情を高めること自体」

を目的にして行動してしまいます。



しかし、

「感情を感じること自体」
「感情を高めること自体」


を目的にした行動は本来とても
不自然な行為です。




私達の生活を振り返って見ましょう。


私達は自分の目的を達成する為に
感情を無視したり、隠したり、時には抑圧
するという行動をさえとるものですよね。



その場の目的を達成する事に夢中になっていて
自分が本当に感じていたことを後になって
気が付いたという経験があなたにもありませんか?



きっと皆さんも、日常生活では
無意識のうちにも


契約をもらうために悔しさを隠したり、
弱いと思われないように涙をこらえたり、
関係を悪化させないために本心を隠したり
していますよね?



意識していようといまいと「目的を達成する」という意図や意志
の為には「感情」を二の次にするのが私達です。



「感情を感じたい」という意図や意志をもつ人物に
違和感を感じるのは当然なのです。



また、そんな意図や意志を持つ人物が物語に
登場する事はまず無いといって良いでしょう。



演出家に「そこ感情をこめて!!」と指示されて



文字通り「感情をこめる」という行動を熱心に
していると今度は




「不自然!!」




とダメだしがきて怒られたこと
ありませんか?ショック!


【自分ではなく相手役や状況に焦点を合わせよう】


嘘の演技をしたくない



これは俳優の欲求として当然です。



しかし、これは俳優の欲求です。
残念ながら役の人物の欲求ではありません。



意識が自分に向いてしまいます。


私は今自然だろうか?
私は今感じているだろうか?
私は今嘘をしていないだろうか?


と内向的になりがちです。




それらの自分をモニターする意識は
当然、必要です。



しかし、それらの意識は車の運転中に
サイドミラーを意識する程度のもので
良いのです。


バックミラーやフロントガラスに映る
自分ばかりを見ていては事故ってしまいます。




行動とは最終的には相手役に対する働きかけ
です。


舞台に出るときには

「相手役をどうしたいのか?」

と意識が相手役に向けましょう。



そして、目的を達成する為には常に
状況も判断しなければなりません。



例えば、「相手に真実を伝えたい!」という目的があるならその
目的を達成する為に

世間話をしながら相手の精神状態を「推し量る」

相手が真実を受け入れられそうか「探りを入れる」

相手が真実を受け容れやすいように相手の状態
を「調律する」

相手が傷つかない「言葉を選ぶ」

周囲に人がいるので「タイミングをはかる」

周囲の人がいなくなったのを「確認する」

告白すると「決断する」

相手の痛みを最小限にするために
「表情を読みながら言葉を選ぶ」
「展開を考える」
「相手の心理を探る」

伝えたあとは、相手の受け入れ具合を相手の表情や
顔色、目の色、ムード、言動から「探る」


など目的を達成するためには感覚を外に向けている
必要があるはずです。



そして、それらの見る、聞く、探る、選ぶなどの行動を
本当にすると、脚本が求める感情が自然に生まれて
私達は真実に生きているという感覚を得られますよ。



「真実ではなく行動について点検しなさい」
とはそういうことでした。




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スタニスラフスキーの孫弟子が答える演技力向上メソッド 第6号2011年3月3日 



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「綱渡りの法則」役になりきるってどんな状態?(4)
*********************************************************


こんにちは、田中です。


前回のメルマガに質問を頂きました。


今日は前回の続きを一先ずお休みして
その質問にお答えしておきたいと思います。

---------------------------------------------------------------------
質問

前回のメルマガの中で

「舞台に上がる前には真実ではなく
行動について点検しなさい」と。

と書いてあるあとに

「真実に行動していれば
遭遇する事件に敏感に
反応してしまい、その結果
感情が生まれてしまいます。」

とあります。

両方の真実の意味するところが不明確で
全体として何が言いたいのか混乱しました。

どういう意味でしょうか?
---------------------------------------------------------------------

御指摘ありがとうございます!!

私も後で読み返してみると

「なるほどこれではとても分りにくい」

と思いましたガーン。。。。

でも、この様な指摘をいただくと熱心に読んでいただいている
事が伝わってきて嬉しい限りです。ニコニコ

と、ともにもっと分りやすい表現を心がけたいと思います。反省!

もう少しキチンと説明しますね。

少し、長いですが前回のメルマガの抜粋です。


*****************************前回*************************
・・・・同じような状態で始めたつもりなのに


相手のセリフが耳に入らない、
心が動かされない、

そんな状態は


準備した感情が行動の動機につながっていない、
あるいは行動の目的が明確でない

状態です。


つまり、
「今、私は、誰に、何をしたいのか?」
があいまいなのです。


私のスタニスラフスキー・システムの恩師達は
口を酸っぱくして教えてくれました。


「舞台に上がる前には真実ではなく
行動について点検しなさい」と。


行動について点検するとは

何の為に行動するのかその「目的」を明らかにすること
なぜその行動をしたいのか「動機」を自分のものにすること。
その行動がどんな環境で行われるのかその「状況」を明らかにすること。

です。


それらが明確になってくると
合理的で有機的な行動が
生まれてきます。

真実に行動していれば
遭遇する事件に敏感に
反応してしまい、その結果
感情が生まれてしまいます。

目的を持っていればその生まれた
感情は新たな行動の動機となり
あらたな行動が生まれ、また
事件と遭遇し、感情が生まれ・・・
と場面の終りまで行動が有機的に
つながっていきます。
*************************ココまで**********************

結論から言うと。

私の恩師の言葉は以下のようにカッコ内の補足を
いれれば分りやすくなります。



「舞台に上がる前には真実(そのもの)ではなく
行動について点検しなさい(行動がはっきりしていて
初めて真実は付いてくる物です。)」




多くの俳優は本物の演技を目指しています。

嘘や形だけの演技をしたくないのです。


ところが、中には必要以上に自分が「嘘」や「ふり」
をすることを恐れて、

真実そのもののために真実のやりすぎに
おちいってしまったり、

不自然な慎重さを作り出してしまう人がいます。

場合によっては覇気のない素朴さ自体を見せびらかすのが
リアリズムと勘違いする俳優もいます。



スタニスラフスキーはこれらを
「最も大きな舞台上の嘘の一つ」
あるいは
「最悪の紋切り型の一つ」
である・・・とかなり厳しく切り捨てています。



私の恩師はさらに口が悪かったので


真実そのものに焦点を当てた

「感じること自体」
「嘘をつかないこと自体」

が目的になってしまった演技に付いて

「ちゃぶ台リアリズム」
「くそリアリズム」

とこきおろしてくれました・・・・(汗)




もちろん、俳優に悪気があるわけではないでしょう。


「嘘」を恐れたり「フリをしてしまうこと」に慎重になるのは、
むしろ、誠実な俳優である場合が多いです。



少し長くなりすぎたので続きは
明日にしたいと思います。

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役になりきるってどんな状態?「綱渡りの法則」(3)演技の悩みシステム解決!

2011-02-28 05:53:58 テーマ:演技の悩みシステム解決メルマガ
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「綱渡りの法則」役になりきるってどんな状態?(3)
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こんにちは、田中です。ニコニコ


それでは、早速、続きを始めましょう。



前回は行動するための動機を心と身体に染み渡らせる為に
「前提の事件」に付いて創造性と想像力をフルに発揮して
みることをオススメしました。

もう、試してみましたか?
未だであれば是非、試してみてください。



今日は動機を高める為のポイントと具体例について
お話しするまえに今回の相談と演技全般についての復習です。

?????????????????????今回のお悩み?????????????????????

私は演技がとても上手く行くときとそうで無いときの差が激しくてこまっています。調子の良いときは自分
のセリフ、行動など全て信じられているのですが、調子が悪いとなんだかフワフワした気分で舞台で起きて
いる全ての事が信じられません。相手役のセリフもあまり耳に入ってきませんし自分の心が動く事も少ない
です。どんな状態で望めばいつも自分の良い調子で演技を始められるのでしょうか?

????????????????????????????????????????????????

調子が良い状態とは恐らく
感情的な「動機」の準備が整い
その「目的」達成の為に「行動」
している状態です。



頭で理解しているかどうかは抜きにして
「何をしたいのか?」が少なくとも心と身体で
わかっている状態です。



一方、同じような状態で始めたつもりなのに
相手のセリフが耳に入らない、
心が動かされない、そんな状態は



準備した感情が行動の動機につながっていない、
あるいは行動の目的が明確でない状態です。



つまり、


「今、私は、誰に、何をしたいのか?」


があいまいなのです。



私のスタニスラフスキー・システムの恩師達は
口を酸っぱくして教えてくれました。



「舞台に上がる前には真実ではなく
行動について点検しなさい」と。




行動について点検するとは



何の為に行動するのかその「目的」を明らかにすること
なぜその行動をしたいのか「動機」を自分のものにすること。
その行動がどんな環境で行われるのかその「状況」を明らかにすること。



です。


それらが明確になってくると
合理的で有機的な行動が
生まれてきます。



真実に行動していれば
遭遇する事件に敏感に
反応してしまい、その結果
感情が生まれてしまいます。



目的を持っていればその生まれた
感情は新たな行動の動機となり
あらたな行動が生まれ、また
事件と遭遇し、感情が生まれ・・・
と場面の終りまで行動が有機的に
つながっていきます。




行動について感覚的に理解してもらうために
綱渡りを想像すると良いかもしれません。




舞台を板ではなく細い綱渡りのロープのようなものと
考えてみましょう。



ロープの上に一歩を踏み出す自分を想像してください。
あなたは細いロープをわたって向こう岸に到達
しなければなりません。



当然、陸にいるときよりも感覚が敏感に働き始めるのが
感じられるでしょう。




風はただの風ではなく
雨は今までとは全く違う意味を持ち
違う感覚や感情をもたらすでしょう。




わずかな環境の変化にも敏感に反応してしまいます。
自分に起きていることや周囲に起きていることに鈍感では
いられないはずです。




そのときに私達は何か頭で考える
必要があるでしょうか?



ありません。




「ゴールに到達する」という目的のために
瞬間、瞬間は「落ちない」という当面の目的を
達成しなければなりません。




常に周囲に対して感覚が繊細に働き
刹那刹那に微調整をし続ける
感覚と、時間とエネルギーがあるだけです。




そのような行動の結果として
感情が生まれてしまいます。





ロープを向こう岸に向かって
さらに歩みはじめましょう。




風が吹けば緊張が高まり、ロープが大きく揺れれば
姿勢を低く取り、少しでも足を踏み外せば
顔が青ざめ、落ちてしまえば落胆に襲われ、
渡りきれれば喜びや安堵が沸き起こるでしょう。




そのプロセスにおいて常にゴール(目的)
に視線を定めながらも全身の感覚は
常に今、ココのロープ(目的達成のための行動の論理)
と自分の位置や状況を敏感に察知して
いる自分を味わって下さい。
 


行動というプロセスの両端を意識して
どこから、どこへいきたいのかを
はっきりさせればさせるほど
歩まなければならない道のりの
幅はかなり限定されます。



ロープの様に細くすればするほど
私たちは集中力を発揮し、五感が鋭く働き、
心も身体も敏感に反応しやすくなります。



ロープを細くすればするほど頭ではなく
身体、感覚、心で演じる事ができるのです。



歩まなければならない道をロープのように
細くするのに必要なのが具体性です。



動機を高める為のポイントは
道を細くすることです。



続きは次回にしたいと思います。




第6号「役になりきるってどんな状態?
綱渡りの法則(4)」は




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役になりきるってどんな状態?「綱渡りの法則」(2)

2011-02-20 16:40:44 テーマ:演技の悩みシステム解決メルマガ
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「綱渡りの法則」役になりきるってどんな状態?(2)
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こんにちは、田中です。


それでは、早速、今回の相談の復習です。


?????????????????????今回のお悩み?????????????????????

私は演技がとても上手く行くときとそうで無いときの差が激しくてこまっています。調子の良いときは自分
のセリフ、行動など全て信じられているのですが、調子が悪いとなんだかフワフワした気分で舞台で起きて
いる全ての事が信じられません。相手役のセリフもあまり耳に入ってきませんし自分の心が動く事も少ない
です。どんな状態で望めばいつも自分の良い調子で演技を始められるのでしょうか?

????????????????????????????????????????????????


>相手役のセリフもあまり耳に入ってきませんし自分の心が動く事も少ないです。



このような状態になってしまう最大の原因は
スタニスラフスキーが言うところの
「我ココにあり」の状態にないからです。




「私が誰なのか?」に確信がもてていないのです。




「私は誰なのか?」に確信を持てている状態とは
どんな状態でしたか?



そうですね。




「私は今から、ココで、何をしたいのか?」が
分かっている状態でした。


つまり、


「役の人物の目的」を知っている状態です。



そして、演技が生きたものになるためには
その目的をただ頭で理解しているだけでは
たりません。



その目的意識(意図、意志)が心と身体に
染み渡っている必要があります。


「~したい!」
「~するぞ!」


と、あなたが本気で感じる必要があるのです。



その状態に自分を上手く誘導するために
次のように自問してみましょう。



「なぜ、それをしたいのだろう?」




もし、出て来た答えが
抽象的であったり一般的では
私達の動機を高めません。



「愛のため」とか、
「正義のため」



という答えは国語の試験なら
正解の場合もあるかもしれませんが
「生きる演技」を目指す俳優には
あまり役にたたないかも知れません。





俳優は虚構の世界で真実に行動することで
役の人物の人生を生きることができるのです。



リアリティーの基礎は行動が
本物かどうかにあります。





行動には目的や動機が必ずあります。
それなしに行動を語ることはあまり意味が
ありません。



俳優のなかで本当に動機を高め、信じる
ためのポイントの一つは




役の人物の経験を自分にとって
具体的にすることです。



そのために自問する内容をさらに次のように
絞り込むことができます。






「私がこんなことをしたいのは
一体が何があったからなのだろう?」





この質問について答えるためには
「いつ、どこで、誰と、何をして、何が起きて、
何を経験したのか?」
を明らかにする必要があります。




具体的にすることで自分の中の動機が
高まってくるのを経験できます。




逆に言うと動機が高まってこないなら
まだ、具体的に答えられていないということです。





創造性と想像力をフルに発揮しましょう。




動機を高める為のポイントはさらに幾つかあります。
まだまだお話したいことがあるのですが
さらに詳しい解説と一緒に続きは次回にしたいと思います。




今日は「前提の事件」に付いて
考えることをオススメしました。
是非、試してみてください。






第5号「役になりきるってどんな状態?
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「綱渡りの法則」役になりきるってどんな状態?スタニスラフスキーの孫弟子が答える演技力向上メソッド

2011-02-19 15:16:15 テーマ:演技の悩みシステム解決メルマガ
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こんにちは、田中です。



本当に役に立つ内容にしたいと考えています。
ここで紹介している方法はぜひ仲間と一緒に
試してみてください。
 


そして、効果があった!無かった!分らない!
なんでも良いのでフィードバックを頂ければ
嬉しいです。



ここで紹介した内容を軸に世界で一番わかり易い
演技本の出版を目指しています。



でも、文章力に自信がないのでしょぼん皆さんからのフィードバックを
いただきながらさらに洗練させて行きたいと思います。


宜しくお願いします。にひひ



それでは、早速、今回の相談です。



?????????????????????今回のお悩み???????????????????

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御相談ありがとうございます。




フワフワしてしまうのはやはり「私は誰?」が
明確でないときです。




では、「私は~だ!」と自分の存在に確信を持ちながら、
役の人物になりきるのに欠かせない
質問と答えは何でしょう?





先ず、演じる前に俳優としてではなく、
役の人物として周囲を見たり、聞いたりと経験
し始める為に「記憶喪失の法則」を使って




「私は誰?」と周囲の世界を見ることを
オススメしました。




「私は誰?ココは何所?」
「なぜ、私はココにいるの?」
「今から私は何所に行くの?」
「今から私は何をするの?」
「目の前にいる人は誰?私との関係は?」





と自分に問いかけそれらの問いに
具体的に答えることで役の人物の
主観から世界を見る事ができるように
なります。




ただし、「私は誰?」を追及すれば
答えなければならない質問は無数にあります。





もちろん、あらゆる質問に答えれば答えるほど
「自分が誰か?」にリアリティーを感じられるようになります。





でも、時間は限られています。




「私は~だ!」と役の人物として確信を持つために
もっとも、大切で欠かせない質問とはなんでしょうか?




それは・・・・







「私は何がしたいのか?」という質問です。





ですから




「私は今から、ココで~したい!」と答えられるとき
「私は~だ!」と感じられるのです。





スタニスラフスキーが言うところの
「我ココにあり」の存在になれるのです。





つまり、「目的」がはっきりしているときに
私達は「私は誰か?」に確信を持てるのです。





日常生活においても自分の目的を見失うときに
私達は「自分ってなんだろう?」と
考えたり感じたりしませんか?




目的を見失うと自分の存在に現実味を無くし、
酷い場合は無気力、無関心、無力感に襲われ
自分に主体性を感じられない自己喪失感に
苦しむ事さえあります。





こんな状態ではもちろん「役の人物」として
生きるのは難しいです。




虚構の世界で起きている事を信じたり、それに影響を受けて
感情や行動が生まれてくるはずがないのです。





それでも、決まったセリフや感情表現をしようと
努力すれば「生まれた」のではなく「作られた」
感情らしきもので生きているフリをするはめになるのです。





逆に言うと「役の目的を達成したい」と信じられるときに
私達は自然に行動的になり、それに伴い目的達成の為に
感受性も豊かになり、知覚も鋭敏に働き
感情も経験しやすくなります。






ただし、頭だけでデータとして「私(役の人物)の目的は~です。」
と知っているだけでは「役の人物」を生きるのには不十分です。





それを心と身体で信じている必要があります。




「(役の人物の)目的を達成したい」という動機が
俳優の心と身体に染み渡ると
私達の行動は本物になり演技が生きてきます。





では、目的を達成したいという動機が
心と身体に染み渡り自分の物にするために
私達は何ができるのでしょうか?






それは・・・・





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本日のまとめ




私が誰だかわかっている=(役の人物の)目的を知っている




第4号「私は誰?」に確信を持つ方法とは?綱渡りの法則パート2
は明日の発行を予定しています!




お楽しみに




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【演技の悩みをシステムで解決!】「記憶喪失の法則」俳優モードから役の人物モードへ入るスイッチ(2

2011-02-16 10:50:27 テーマ:演技の悩みシステム解決メルマガ
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演技の悩みをシステムで解決!

スタニスラフスキーの孫弟子が答える演技力向上メソッド 第2号 2011年2月16日 



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「記憶喪失の法則」俳優モードから役の人物モードへ入るスイッチ(2)
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こんにちは、田中です。


それでは、今日もスタニスラフスキー・システムにもとづいて
素朴な演技の悩みにお答えしたいと思います。


前回の相談は以下のようなものでした。

?????????????????????今回のお悩み?????????????????????

先日、CMの撮影がありました。そのCMはある食品を食べて「うまい!!」と叫ぶという内容でした。
ところが撮影途中に監督から「あなたはセリフの言い方を工夫しているだけ」「何も感じていない」と
言われてしまったのです。数十名のスタッフに囲まれた中でのダメ出し。重圧も手伝い一気にパニック
状態です。何度もテイクを繰り返して最終的にはなんとかOKを貰ったのですが中々思うような演技が出来ず
に悔しかったです。プロとして二度と同じ事を繰り返したくないです。どうすれば良かったのでしょうか?

???????????????????????????????????????????????




昨日のまとめ・・・



演技する前に自分に投げかけている
質問を点検してみましょう。




なぜなら・・・




私達が
身体で何を感じるか?
心がどんな状態になるか?
頭に何を思いつくか?




それらは全て私達が自分の脳に投げかけている
質問に支配されているからです。
  



もし、「どのように演じよう?」になっていたら
ヤバイです!!




「どのように?」はあなたを
役の人物モードではなく
俳優モードにしてしまいます。








では、そのモードを切り替える為に
有効な質問とは?









「私は誰?」という質問です。









「私は誰?」





記憶喪失になった人みたいですか?ガーン





それで良いのです。
自分を白紙にするのにとっても有効です。





思いっきり記憶喪失になった人になりきって
「私は誰、ココはどこ?」と自分や相手役
そして周囲の物を見渡して見ましょう。






できるなら周囲の物や
自分の身体、服に触って見ましょう。
匂いを嗅いで見ましょう。
耳を澄まして見ましょう。
ボーッと周囲を見渡して見ましょう。
じっと小さな細部を観察してみましょう。





「どのように?」に支配されている左脳優位の状態から
役の世界を経験し想像力や創造性が発揮されやすい
右脳優位の状態に入りやすくなります。









さて、左脳優位から右脳優位にモードチェンジできたら
「私は誰?」に答えるためには
付随する様々な質問に具体的に答える
必要がでてきます。





「私は誰?」
「私はどこからきたの?」
「私に何があったのだろう?」
「私はなぜ、ここでうまい!と叫んでいるの?」
「私はなぜ、これがそんなに美味しいの?」
「これは何?」
「誰が作ったの?」
「私は今から何をしたいの?」
「私は今から何所へ行くの?」




と自分に問いかけることで役の人物の主観から世界を
見る事が出来るようになります。






すると、色々な答えがあなたの創造性を刺激して
例えばこんな答えを想像するかもしれません。





ここはどこ? 



もしかすると私はとってもかわいい彼女の部屋にいるのかもしれない。




これは何? 



これは彼女が初めて作ってくれた料理かもしれない。




そういえば、これは以前彼女に「好きな食べ物は?」と
聞かれて何気なく答えたものじゃないか!!ラブラブ!




もし、私のために5時間もかけて初めて料理
してくれたのだとしたら・・・・




もし、私が喜ぶのを期待して影で
見ているのだとしたら・・・目




私は彼女を心のそこから喜ばせたい!




彼女に敬意と感謝を表したい!




そういえば私は今日のために昨日からご飯を食べていなかった。
芳しい匂い、美味しそうな盛りつけ、よだれがもうでてきた・・





味わいつくしたい、驚きたい、表現したい、
こんな欲求や衝動が
自然に生まれてくればしめたものです。




演技は生きたものになってきます。





実際に自分に生じた感覚を元にすれば嘘の無い、
しかも、監督の要求に細かく応えられるように
操作することも簡単で楽しい作業になります。









「私は誰?」という視点で
「与えられた情況」をよく味わって見ましょう。





徐々に役の人物になりながら
「我ここにあり」という真実感と
ともに自然に舞台に存在する事が
できるようになります。





今日のまとめ






役の人物になるためには

「私は誰?」

と自分に問いかけましょう。




「どのように?」から
「何?」
「なぜ?」
と考え始めたらあなたは
役の人物として世界を見始めています。





常に役の人物モードで演技に
取り組めるように訓練しましょう。







戯曲の解釈をするときから




「この人物は・・・」とか
「彼は・・・」とか
「ハムレットは・・・・」
と考えるのではなく、




「私は・・・」
と考えましょう。








では、「私は誰?」に答えるために
どうしても欠かせない質問とは何でしょう?






「私は誰?」から
「私は~だ!」という
確信に至った状態とは
どんな質問にどんな答えを
見つけたときなのでしょうか?







第3号「役になりきっているってどんな状態?
綱渡りの法則」
は2011年2月21日を予定しています!
お楽しみに






今回はスタニスラフスキー・システムで言うところの
想像力、真実感、事件、行動、目的、与えられた情況に
関係のあるお話でした。





試しに「俳優の仕事」第一部第四章想像力
のP131あたりを読んで見ましょう。
以前より内容が理解しやすいと思います。





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【演技の悩みをシステムで解決!】スタニスラフスキーの孫弟子が答える演技力向上メソッドメルマガ創刊

2011-02-15 06:53:30 テーマ:演技の悩みシステム解決メルマガ
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こんにちは、大変御無沙汰しておりました田中です。 
皆さんお元気でしたか?


ベルメルマガのタイトルが変わりました・・・
内容も変わります。


これまでに沢山の質問をいただきました。
その貴重な問いと私が答えてきた内容を
皆さんと共有したいと思います。


目指すのは実践の中から生まれた素朴な疑問に答える形式で
スタニスラフスキー・システムの全容を紹介することです。



できるだけ具体的な訓練方法や書籍「俳優の仕事」
への参照なども紹介します。



また、俳優のセンスを高めるための日常の過ごし方など他ではなかなか
手に入らない「スゴイ!」と言われる俳優になるための秘訣を惜しみなく
公開して行きたいと思います。


「このメルマガだけで演技力が向上してしまいました!!」ニコニコ


そんな声を期待して執筆するのでよろしくお願いいたします。
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それでは、早速本日の質問です。


?????????????????????今回のお悩み?????????????????????

先日、CMの撮影がありました。そのCMはある食品を食べて「うまい!!」と叫ぶという内容でした。ところが撮影途中に監督から「あなたはセリフの言い方を工夫しているだけ」「何も感じていない」と言われてしまったのです。数十名のスタッフに囲まれた中でのダメ出し。重圧も手伝い一気にパニック状態です。何度もテイクを繰り返して最終的にはなんとかOKを貰ったのですが中々思うような演技が出来ずに悔しかったです。プロとして二度と同じ事を繰り返したくないです。どうすれば良かったのでしょうか?ガーン

???????????????????????????????????????????????


 
俳優として誰もが経験する痛みだと思います。
私も同じような経験が沢山あります。しょぼん




「下手な演技をしているなと思うときの気持ちとてもあなたにはわからないわ」
「かもめ」の4幕でニーナも言っていますね。





「心と身体で感じて演じたい!」
なのに、心も体もまったく言う事を聞かない。





頑張れば頑張るほど型にはまってしまう。
表情、感情どころか手の扱い方もままならない。





その状態を抜け出そうと、もがけばもがくほど
さらに不自由になっていく・・・・






こんな時、自分のモードを上手に変える為には
どうすれば良いのでしょうか?
それは・・・








自分が自分に投げかけている無意識の「質問」に気づき
その「質問」を意識的に変える事です。









結局、私達の心も身体も脳に支配されています。
私達は脳のドレイです。
決して脳の命令には逆らえません。








私達が何を感じるか?何を思いつくか?のプロセスはほぼ自動的で
私達はその結果にまったくの受身です。









そのプロセスに意図的に介入するのは簡単ではないので
たいてい私達は脳の言いなりなのです。







「感じたい」と思っても脳にその気がなければ無理です。
「良い発想を思いつきたい」と思っても脳がそんな状態になければ
無理なのです。






ところがその脳の状態をコントロールする方法がいくつかあります。






その一つが質問の選択です。







私達が自分の脳を支配するには脳に与える質問を
変えて脳の焦点を変えてやるのがとても有効です。







なぜなら私たちの脳は質問が大好きです。
質問にはとても答えたいのです。

良い質問にも悪い質問にも24時間無意識の
間にも答えを探してしまうのです。





例えば、今回、相談してくれたその俳優さんも
普段はとても自然で魅力のある演技をしています。

表現自体を小手先で工夫する演技ではなく
本当に自分が感じる演技をいつも心がけています。







そんな彼でも、ダメ出しをもらうとつい
「監督さんの要求するイメージにこたえる事」
が無意識の内にも第一の目的になってしまったのだと思います。






その時に私達の脳は「どのように演じればいいのだろう?」
という質問で埋め尽くされます。






「どのように?」は結果に焦点をあてた質問です。







その質問から導き出される答えは、



大きな声で、
明るい表情で、
歯切れよく、
さわやかに・・・など、





「うまい!」を修飾する
結果的な答えばかりです。






いわゆるリザルト演技を追及することになります。






私達は思わず「うまい!」と叫んでしまう、という結果を
生み出してしまう原因に焦点をあわせるべきです。






意識では「感じたい」と思っていても、頭の中が「どのように?」
という質問で埋め尽くされていては感覚を支配する右脳ではなく
思考を支配する左脳を活性化してしまいます。
脳がそんな状態では心も、身体も柔軟性を失い、
五感も自由に働きません。
創造的なアイデアも生まれにくくなります・・・・






どれだけ頑張っても
「うまい!」のタイミング、トーン、ボリュウム、
表情、しぐさなど全てが頭で考えて作りだされた
人工的なものになります。
なかなか、感覚から生まれてきた
「うまい!」になりません。







そこにダメが出されればさらに「どのように?」
という質問が繰り返され最悪の悪循環を
グルグルと巡ることになります。







その悪循環を断ち切り、
心と身体を俳優モードから役の人物モードに
切り替える為の効果的な質問を脳に与えましょう。







役の人物として世界を見始めるために
とても効果的な質問があります。







答えは・・・






明日のメルマガでお答えしますね。ニコニコ





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自分なりの答えをいろいろと考えてみてください。
ヒントは本日のタイトルです。





今日のまとめ・・・



演技する前に無意識の内に自分に
投げかけている質問を点検してみよう!





「どのように?」になっていたら
ヤバイです!!




その時あなたは役の人物モードではなく
俳優モードです。





役の人物の人生を生きるために舞台に出て行くのと
俳優として演技を評価されるために舞台に出て行くのと
どちらがあなたの理想ですか?





それでは、明日をお楽しみに!






私達はスタジオでいつもこんな話をしながら
楽しく効果的に演技の訓練をしています。にひひ




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