動画に特化した広告代理店のCyberBullでは、2016年10月より、ランディングページの動画の自動再生を実現する動画LPツール「SHARK」(シャーク)の提供を開始しました。さらに、同年12月にはSHARKの強化に伴い、SHARKに特化して販売・制作・運用を行う組織も設立しています。

 

設立から半年で、導入実績も増えてきたという「SHARK」ですが、一体どんなものなのでしょうか。CyberBull社長の中田とSHARK事業部の池田にインタビューを行いました。

 

 

-動画LPツール「SHARK」とは一体どのようなものですか?

 

池田:ランディングページ上に、自動再生できる動画を何枚も設置することができるツールです。広告キャンペーンを行っている企業様に向けて、Web上の広告バナーから遷移した「受け皿」となるランディングページ上での離脱率の改善とCVRの向上を目的として提供しています。

 

-動画LPツール「SHARK」をリリースした背景を教えてください。

中田:徐々にWebにおける動画マーケティングは浸透してきましたが、受け皿となるランディングページに動画を活用することはまだあまり進んでいないのではという感覚があります。そこに着目して、よりコミュニケーション量の多い「動画」を使ったマーケティングを行うことで効果の最大化が見込めると考え、SHARKの開発に至りました。

 

-「SHARK」で実現できることとは何ですか?

池田:「CVRの最大化」に貢献できるということですね。どうやって最大化をさせるかというと、2つポイントがありまして、ひとつは、ページ上で動画を自動再生できること。もうひとつは、1枚のランディングページ上に複数枚の動画を表示できることです。動画を軽量化して表示させているので、表示速度を落とさずにたくさんの動画を表示できます。

 

スマートフォンだと端末の仕様上、Webページ上で動画を自動再生できないことや、表示速度が遅くユーザーの離脱に繋がるといった課題がネックで、なかなかランディングページ内での動画訴求が進んでいないという課題がありましたが、それを解決するツールとして提供しています。

 

 

※SHARK動画の場合。ページ上でストレスなく動画を表示できる。

 

 

-導入した実績はでてきていますか?

 

池田:いくつか実績がでてきました。導入した直後にCVRがおよそ2.7倍になる事例なども。他のキャンペーンでも、期間平均で128%の改善効果がでています。

 

中田:導入したタイミングですぐに効果がでるケースがほとんどですね。というのも、導入の流れとして、ゼロからページを作るのではなく、既存のランディングページの画像部分をSHARKで生成した動画に差し替えてリッチなページにするというやり方をとっているので、成功確率が高く期待できる状況です。

 

特に、ファーストビューでユーザーに何を表示させるかがもっとも重要なので、まずそこで試してみます。画像とテキストだけでは伝えきれない商品の効果や効能を、動画によってよりわかりやすく伝えることで、見た人の気持ちを変化させ、商品購入などCVRの大きな改善につながっています。

 

 

-さらに分析もできると聞いたのですが、どんなことが分析できるのですか?

 

中田:動画の視聴経路がわかります。例えば、A、B、Cという3つの動画があったとしたら、Aの動画を何秒まで見て、Bの動画を何秒間見て商品の購入に至ったかという行動が可視化できます。

 

現状だと、動画のクリエイティブ分析って、静止画と同じようにしか見ることができないんです。クリックとか再生回数とか。でもそれでは、静止画よりも圧倒的にコミュニケーション量の多い動画に関して、具体的に「どのシーンがユーザーの心に響いたか」を分析しづらい。それがSHARKを使えば分析できるので、PDCAの精度を上げることができますね。

 

-最後に、SHARK事業部の意気込みをお願いします

 

 

中田:ランディングページに限らず、ECサイトやメディアにも展開していきたいですね。例えば、とあるECサイトに、ある商品を買いたいと思って商品購入ページを訪問しても、今だとほとんど、画像とテキストだけの情報を元に購入の意思決定をしています。動画だったら、よりリアルな使い方や詳細をスムーズに伝えることができるので、ユーザーにとっても有益だし、企業にとってもそう。ランディングページに留まらず、「動画コミュニケーション」でユーザーの意思決定に関わる解決策を提案していきたいです。