100年計画。

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読みたい本がたまっています。

 

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カテゴリーは迷った末、久しぶりの直球で「事業再生」。

 

今日、お客さまの会社の100年計画を作成しました。

 

通常、中小企業の再生計画は5年か10年。ながくて15年。期間設定の目安になるイベントは、「金融機関借入が正常レベルに戻る」「完済まで」「債務超過脱却まで」が多いと思います。

 

…でも、中小企業が借入を返せるのはそれはそれで喜ばしいですがそれが終わって企業が解散!となるわけではありません。

 

長く続けたいのはやまやま。では将来、御社を待ち受けるのは…?

 

それを明らかにするために思い切り長く期間を取って100年計画を書いてみるのも一法だと思います。

 

上に損益計算、下にCF計算、ついでに現預金残の推移を作っておきます。

 

事業計画は、①進行期の着地予想、②来期の予想、③その次の期の予想までは月別の業績見込みを積み上げて作ります。例えば来期途中で新商品を投入するのならいつから売りが上がるのか。仕入はいつするのか。それに伴う増員はするのか、などを織り込んで計画を作ります。その次の期は期首から新商品を扱った状態でスタートしますのでどうしてもこの3期は細かく予想をしていかなければなりません。

 

あとは繰り返しを基本に「この科目は前年比〇%で」と予想を織り込んでいきます。成長企業なら年〇店ベースで新規出店をして…などの要因を織り込むことになります。

 

成熟企業ならほとんど変化なく推移していくことになると思います。

 

しかし…

 

車を使っている企業なら車の定期的な入替。製造業なら機械設備の更新。本社ビルをお持ちの会社なら数十年後には立替。

 

100年というスパンで見ると会社として避けられない出来事が次々に出てくると思います。

 

さきの計画表の一番下には現経営者と後継者の年齢を入れてみるのも見える化としてはよいと思います。「社長交代と本社立替が同時期に来る…」などわかっていればそれなりに心づもりできます。

 

「ウチのカイシャ、明日のこともわからないのに」という声が聞こえそうですが、明日のことがわかれば来週、来週がわかれば来月が気になるのが人間です。

 

今日計画を書いた会社さんは約20年後に売るものがなくなるかも、という衝撃の事実が浮かびました。今は良いですがそれまでにビジネスモデルの交換が必要、ということになります。

 

常識の殻を破り、極端に走るのもたまに良いかもしれません。