雪まつり、つどーむ会場。土曜日は快晴でした。
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 さて、毎年厳しさを増す介護事業。

 介護事業の資金繰りが厳しいのは一口で言って、
 
 「収益率があまりよくない。立ち上げ時の創業融資として借りたお金の利益償還がきつい」
 「そもそも介護収入が入ってくるのは2か月先。半面、入居者の食材費、職員の人件費などは翌月払い。基本的に売上高の1か月分の運転資金が必要」
 
 というところにあります。
 
 銀行の融資姿勢も決して甘くありません。そこで、2か月後の介護収入を担保にした借入を行い、介護収入を実質前倒して現金化するスキームがあります。
 
 ビジネクスト「医風堂々」。
 
 もちろん、いいことずくめではありません。ノンバンク融資となりますし市中金融機関では対応しずらいタイプの融資になりますので金利は高めです。5~15%となります。介護事業の営業利益率を考えると決して軽くない金利負担となります。
 
 介護収入に譲渡担保を設定します。これは支払元の国保連にしかわからないことになりますが介護事業者によっては「気持ちが良くない」という印象を持たれると思います。
 
 また、同社はいわゆる銀行ではなくノンバンクですから万が一、返済に窮するような状況になると回収に関しては市中金融機関以上に厳しい姿勢となります。
 
 ということを考え合わせると、例えばサ高住併設の介護事業所で「入居者の死亡退去が続き資金繰りが一時ショートしそうだが長期的には元に戻る」など相応の理由があって活かせるスキーム、と思います。
 
 「足りない」「じゃあこれで」という安易な判断で借りることなく、6か月から12か月の資金繰り見込みを建てた上で借り入れをすべき、と思います。
 
 そこで判断材料として、クラウド会計による会計のコスト軽減、即時化を行い、その上で資金繰りの見える化をすべき、と思います。
 
 何度かこのブログで書いていますが、「足りないにもいろいろある」のです。
 
 この融資を受ける、という判断より、既存の借入の条件変更をした方が良い、という判断になることもあると思います。
 
 それもこれも、経営の実情、資金繰りが「見える」ようになっていてこそ、なのです。

 このスキームは診療報酬を得ている、医療機関や調剤薬局にも使えるスキームとなります。