夢は大きく持て



とてもいい教えだと思いますし、とてもいい考えだと思います。


しかしこの考えにとらわれすぎると、

足元をすくわれる人もいることを覚えておきましょう。



十人十色というように、

趣味や好みはもちろんのこと、

人には向き不向きもあるのです。



それゆえ、夢の持ち方、

与え方もやはりそれぞれ異なるものになるのです。



いい大学に入れ! という考えも、

一般論としては超正論ですが、


その人の個性の成長率が、

必ずしもいい大学に入ることが

イコールであるかというとそうではないのです。



たとえば、田舎のそこそこの大学でも、

自由な校風ゆえにゆとりをもつことができ、

ひょっとするといい大学に入るよりも自主性が育まれ、

いい大学に入るより以上の教養を

身につけるような人だっているはずなのです。



そう考えると、

夢は大きくても小さくてもいいのです。



その人にとって夢が夢であって、

その夢がその人にとっても原動力のきっかけになるのであれば、

あなたにとっては小さな夢なのかもしれませんが、

その人にとってはとっても大きな夢なのかもしれないのですから、

否定する理由がどこにありましょうか?



そうなのです。

夢がないないとか言うてる人。


そんな人はまずは単純に物欲を夢にして、

お金を稼ぐ方法に一所懸命になればいいのですよ。


そうすると、人間って基本的に物欲番町ですから、

次から次へとほしいものがでてくるはずなのです。



そうすると、もっともっとお金がほしくなると考える。

そうすると仕事もやらなきゃという風になる。


そうなると今度は仕事との密着度が高くなる。

そうすると仕事に対する考え方が変わりはじめ、

自分の中で視野が広がってくるでしょう。


そうなるともうけものです。

自分がやりたいことがうっすらと見え始め、



それをやるにはどうすればいいのか? や


どうやったらより効率よくお金を稼げるか? 



という考え方をもつきっかけがもてるようになります。



まずはそこがファーストステップです。



夢は小さいところからでも、

大きいところからでもかまわないのです。


そして、夢は自分の行動を起こさせるための

原動力として一番てっとり早いものでもあります。



ならばそれを利用して、視野を広げるきっかけを探しましょう。



考え方を養うのはそれからでもいいのですから。