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Leica Ⅰf

Equipment:Nikon D3 AF micro Nikkor 60mm F2.8

 

シルバー成分多めのカメラですね。

ライカの基本というか、現在ではちょっと斜めのライカというか。

 

Leica Ⅰf です。 ライカの特徴だった精密な距離計がスポイルされたカメラで、

普段は目測で距離を合わせて使用します。

 

ブログに載せる為、ちょっとオシャレして単独距離計のフォコスを装着しています。

写真を撮ってから気づいたのですが、ファインダーがサビサビですね。

 

 ライカは黒塗りという黒色のボディーがとても人気が有ります。でも私は、色々

な規制で最近は見られないクロームメッキのカメラが好きですね。

何とも、人類が到達した処理技術の粋だと思っています。

 

このボディーのピントが合ったところにマイナスのネジが有るでしょ。

これが決め手で買った様なものなのです。

 

 レンズはNikonも3.5cm F3.5 と云う、あまり振り向かれない地味なレンズが付いて

います。

 天下のニコンが、ライカ版用に作った最初期のレンズです。

普通に撮影は出来ますが、特に高性能という訳でもなく、とは云うものの見つける

にはちょっと苦労するレンズです。

 

全て1950~1960年代前後の組み合わせです。

オードリーやモンローが華やかな時代です。

6×6 Day

Equipment: IKOFLEX Ⅱ Tessar 75mm F3.5

 

 今日は6月6日 6×6の日とか6×6Day とか云われている日です。

カメラに少しご興味が有る方なら聞いたことが有るかもしれません。真四角写真を撮る

カメラです。

 

 真四角に撮影できるという事はレンズのイメージサークルを無駄にせずに使えるという

とても良い子達です。

 

 カメラの種類も多く、二眼レフや距離計連動機、勿論一眼レフも有ります。

中判カメラというカテゴリでも機種が多いサイズです。

 

 今なら概ね殆どの機種が安価に求められるところも良いところです。

 

フィルム写真、初めてみませんか?

 

 

 

 

Bronica S

Mizuho Six Super N

IKOFLEX Ⅱ

 

 

Woodland

Equipment: Nikon D3 AF Nikkor 28mm F2.8

 

 バイクが通ったので、すぐに撮ったのですが、小さくなってしまいました。

 

この道は、越してから何度も歩いていた森を切り開いて作られました。

以前は、鷺や雉が住んでいたのですが見つからなくなってしまいました。

 

 この道が出来て、とても便利に安全になったのですが、ここに来るたびにちょっと

悲しくなる場所でもあります。

 

でも上空には雲雀がさえずっています。ちょっと気が開けました。

(題名はちょっと違うイメージですが、ご容赦下さい。)

VisoflexⅠ

Equipment: Nikon D3  Micro Nikkor 50mm F2.8 

 

 ニッカの距離計機にビゾフレックスⅠとパム~(PAMOO)の組み合わせ。さらに小西六の引き延ばしレンズのヘキサ―7.5cmを付けた状態です。これで花の接写くらいには使えます。

 

かなりメカメカしい外観で、良い感じなのですが、パム~はただのミラーなので、上下左右逆像なので慣れないと使えこなせません。

 

ビゾフレックスⅠは後のⅡ型、Ⅲ型と比較すると光路部ボディーの長さが長いので、後に用意されたビゾフレックス用の様々なアクセサリーの使用に制限は有りますが剛性感は一番です。OZXVOと符合されたレリーズアクセサリーを使用すると使い勝手が良くなります。

 

 なんとか距離計機の限界を何とか打破しようと、当時の技術者の英知が詰まっている様で、好きなアクセサリーです。

Elmarit-M 90mm F2.8 for Leicaflex

Equipment: SONY NEX-5K  18-55mm

 

 最近、ライカフレックス用のレンズを揃える様にしているのですが、なかなか高価でおいそれと購入は出来ません。

そこで、焦点距離の間隙を埋めるべく、M型レンズの流用を思い立ちました。

 目標はElmarit-M 90mm F2.8 (1st)を Reicaflex SL で使用する事。

 

 世の中には多くのWeb情報が有りますが、このエルマリート90mmをライカフレックスで使用するというのは、ニッチ

な要求なのか、Web上でそのものズバリの情報が見つかりませんでした。おまけに最近はRレンズの価格が下落していますので、そんな事をしなくてもElmarit-R 90mm F2.8 なら安価に買えますよとアドバイスまで頂いてしまいました。

 

 そこで、古い資料やWebの断片的な情報をもとに、多分この組み合わせだろうと自己結論を得てアクセサリーを入手してテストしてみました。

 結論から申せば、ほぼ正解で、所定の目標は達成できました。そのご紹介です。

 

 必要なモノは90mmのヘッド部。それにショートタイプのヘリコイド、最後にヘリコイドとカメラを結ぶマウントアダプターです。

・ショートヘリコイド: Leitz #16464K

・マウントアダプター:Leitz #14164 M-Rアダプター

 

 この組み合わせで、W.Dは400mmからオーバーインフまで対応可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

KONICA ⅡBとⅢ

KONICAⅡB

KONICA

Equipment:EOS  Kiss X EF 18-55

 

 ”ミッドセンチュリー”という言い方をご存知ですか? 20世紀の中頃。つまり1950年台、アメリカが色々な意味で力が有った時代の呼び名です。

現在でも語り継がれる沢山の名画が作られた時代です。所謂 ”古き良き時代”です。

 

 そんな時代、戦争で疲弊した日本をなんとか立て直そうとしても、経済に貢献できる製品は限られていて、車なんてまだノックダウンがやっと、一人気をはいていたのがカメラです。そんな時代に小西六(ちょと古いか。)が送り出したのがコニカⅠ~Ⅲ型。現在、これらがアメリカから沢山里帰りしています。湿度の低い国で保存されていましたので、状態も良いです。

 

 なんとなく兵器の様なⅠ型。何とか金属の冷たさをやわらげようとカーブしたエプロンを持つⅡ型。当時流行のバリューシステムを組み込んだⅢ型。

(この機種の後は現在に通じるコンパクトカメラのスタンダードとなるC型が始まります。)

 

 ご紹介するのはⅡB型とオリジナルのⅢ型。現在のカメラが失った精密感(あくまでも”感”です。)が漂う姿です。

レンズは伝統のヘキサノンシリーズ。ⅡBは沈胴式の鏡胴、Ⅲ型は押し下げレバーでフイルム送りとシャッターチャージを行うギミックを備えています。

 

 ⅡBはシャッター不動、Ⅲ型は絞り羽の動作不良で転がっていたのを作動する状態まで直しました。

Ⅲ型の5枚羽のシャッターに6枚のブレードが入っていたのにはちょっと驚きました。

 

 良く見ると、ⅡBにはストラップのアイレットが有りません。カメラはケースに入れて持ち運ぶのは基本だったのですね。

 

 どちたも、とてもスムースに動きますし、ちょっと古めの本棚に置いていても少しだけ雰囲気を作ってくれるアイテムです。

 

でもちゃんと使わなきゃ。 

Glider

Equipment: Pentax K-01 TOKINA SL 17mm F3.5

 

 最近はTwitterやinstagramの方が簡単なので、どうしてもそちらの方に行ってしまいます。

 

グライダーのキャノピー(風防天蓋)はアクリル樹脂で出来ています。

WWⅡの頃はアクリルの成形技術もアクリル自体の製造も他の先進国に比べて後塵を拝していました。

従って、この頃の日本の飛行機のキャノピーは、障子の桟の様なアルミ枠にアクリル板を挟んで作っていました。

 

 どんなに日本の飛行機設計者の設計力が高くても、産業の技術レベルが一様に進歩していないと総合技術の塊の製品には残酷に反映されています。

 

 やはりWWⅡの中期から後期にかけてロールアウトされた紫電という中翼の飛行機が有りました。

この機種は低翼の機体に比較して主脚が長く、途中で一度縮めてから翼内に脚を格納するのですが、その構造が戦時中の材質の品質劣化も有って、動作しなかったり折れたりと不具合が多発しました。

 

最近、制振装置の不正が明るみに出たメーカーが有りましたね…。

 

 

 

Sea view

Equipment:Kowa Super66 250mm F5.6

 

 コーワシックスは国産6×6一眼レフの代表機種です。

 

 同時期の中判一眼レフにはブロニカが有りますが、ブロニカはフォーカルプレーンシャッター。

一方のコーワシックスはリーフシャッターで、スピードライトの全速同調を謳っていました。

 

 一時は市場でも目についたのですが、最近は良く探さないと見つかりません。

機構的には華奢なのですが、メカニカルなリーフシャッターは酷使(何せご高齢なので…)と潤滑

油の固着に注意すれば故障も少ないです。

 

 撮影は江の島の片瀬西浜です。この日は凪ではなく、小さな波がたっていました。

Glider

Equipment: SONY α7 MINOLTA TD Rokkor 600mm 

Equipment: SONY α7 MINOLTA TD Rokkor 600mm 

 

 久しぶりにグライダーを撮りに行きました。

 

いや~風切音を残して飛び去る機体を眺めるのは気持ち良い。

 

 ちなみにアエロトーイングといって、下のレシプロ機で機体を曳きながら上空に登り、

後は切り離されてサーマル(上昇気流の塊)を頼りに滑空します。

 一度飛び上がると20~30分は戻ってきません。

 

 撮影のリズムはそんな感じです。

Praktica FX

Equipment:: Pentax K-01 FA macro 50mm F2.8

 

 プラクチカってご存知ですか? 

M42はプラクチカマウントと云うのですが、そのプラクチカです。 歴史の一端を飾った東独製

です。コレはその初期タイプのPraktica FXです。

 

 実はノブ巻き上げの一眼レフが欲しくて、ミランダやアサヒフレックスを探したのですが、やは

りM42が良くてFXになりました。

 

 安いだけ有って、シャッター幕にはピンホールばかり。シャッター速度も変化しませんでした。

修理に出したのですが、この頃の東独製のシャッター幕は厚く、交換できないと匙を投げられ

てしまいました。トホホ…。

 

 それなら自分でやるしかありません。

まず、ミラー駆動機構をオミットさせて、先幕、後幕共に露出できる様にします。といってもスプ

リングを一か所外すだけです。

まずは、シャッター幕のゴムを僅かに溶解させます。

刷毛に溶剤を付けて何度も塗っては乾燥を繰り返します。すると、ガビガビ、ヒビヒビだった表

層が落ち付いたマット面になります。

 

次に希釈した粘着接着剤を塗布します。これも塗っては乾かす事を5回くらい繰り返します。

ほぼこれで、天の川の様なピンホールは無くなりますが、それでもスピカ、シリウス、リゲル

といった一等星は残ります。特にヒビが入っていた部分は難攻不落です。

そこで最後は濃い目の接着剤をレタッチします。根気が要りますがFX復活のためです。

 

 なんとか復活したFXは元気よく安っぽい音をたてて動きます。とりあえず高感度フィルム

を入れて、散歩に連れ出しました。 結果はパーフォレーション近くに見事に光線カブリが。

再度チェックすると、シャッターリボン近傍に星々が見えます。ヤレヤレ、もう一度こまめに

ピンホールを潰していきます。摺動面近傍なのでちょっと鉛筆をスリスリ。今度はカブリテス

トも合格です。

 

 現在はお気に入りのIndustar 50-2 を装着して持ち出しています。ペンタプリズムの無い

ウエストレヴェルファインダーはノンビリとした時間が使えます。

 遅咲きのサクラでも撮ろうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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