『just like an Amaranth』

フィギュアスケートの海外記事の翻訳、映画の感想などを気の赴くままに書いてます。


テーマ:
オーサーが羽生選手について語っているインタビュー記事がicenetworkに載っていましたので訳してみました☆


Orser amazed by pupil Hanyu's skill, politeness
By Lynn Rutherford
special to icenetwork.com
10/19/2012


$『just like an Amaranth』


2012年スケートアメリカの練習が行われた木曜日。ShoWare Centerのリンクに羽生結弦が立った時、ブライアン・オーサーは多くを期待していたわけではなかった。『その日の朝に彼はやっとここに到着したばかりだったからね;出入国管理で手間取ってしまって前夜の飛行機に乗ることができなかったんだ。』とトロントで日本の世界銅メダリストを指導するオーサーは言った。『飛行機に5時間乗って空港に到着し、その足ですぐに練習に来たんだよ。だから私は“リラックスして。ただ氷を確かめるだけで良いよ”って言ったんだ。』

しかし17歳の羽生はオーサーとは違う考えだったらしい。デイヴィッド・ウィルソン振付によるFS“Notre-Dame de Paris”でのランスルー、彼のパフォーマンスはほぼ完ぺきだった。

『衝撃だったよ---クアドサルコウ、クアドトゥ、それにトリプルアクセル。』とオーサー。『素晴らしい。』

仙台出身の羽生は今年4月、長年のコーチであった阿部奈々美の元を離れ、クリケットクラブ&カーリングクラブのブライアン・オーサーの元に移った。2度のオリンピック銀メダリストであるオーサーはそこでスペインのハビエル・フェルナンデスも指導している。羽生とオーサーにとって初めての大会となったのは今月初めに行われたフィンランディア杯。そこで羽生は優勝を飾る。しかしオーサーは、彼らはまだお互いまだ探り合っている感じだと言う。



Icenetwork.com: フィンランディアの後、羽生のプログラム(ジェフリー・バトル振付のSP“Parisienne Walkways”も含めて)で何か新しくなったことはありますか?

Orser: 何も変更はないよ。クアドトゥは安定しているし、クアドサルコウは新しいエレメント。フィンランディアで彼が初めてクアドサルコウを跳んだけど、彼は成功させたしね(FSで)。予定はここでもサルコウに挑戦することだし、私は常に予定に固執することに拘るタイプだからね。彼はモノにしてるよ;競技の中で最初の成功を得るのは、大きなステップになるんだよ。彼はそれが出来たし、今じゃまずまず安定していると言える。だからFSではクアドトゥもクアドサルコウも入れるし、SPではクアドトゥも入れるよ。
SPでの違ってる部分は、大きなジャンプエレメント2つをプログラムの後半に入れてることだよ。殆どのスケーターは1つのジャンプだけ後半に持ってくるけど、彼は2つだ。リスクはあるけどね。


Icenetwork.com: 金メダルを取ったこと以外に、フィンランディアでは他に何か羽生について学びましたか?

Orser: ミッション(使命)は私達が一緒に働く上でベストの連携方法を見つけることだったんだ。たった1大会でそれを見つけるのは大変なことだけど、私達には問題なかったね。私達に良いリズムを見つけようと思ってたんだよ---私にとってそれは彼をもっと知ることで、彼にとっては私をもっと知ること。お互いを理解するということだ。彼がそこ(フィンランディア)で上手くやるということに関しては私は自信を持っていたが、肝心なのは彼が6分間練習でどう物事を良い方に好転させるかということを確認することだった。SPの6分間練習は素晴らしかった。でも本番は良い滑りとはいかなかった。逆にFSのウォームアップは酷いもんだった。しかし本番は素晴らしいものだったね。


Icenetwork.com: 今年の夏、彼はショーに出演するために日本に帰国しましたね。このことはあなたにとって心配の種だったでしょうか?

Orser: スケートは今、変化している。私がやってきた方法とも違うし、ヨナのやり方もまた違った。彼女はそんなに沢山のショーはやらなかったからね。
最近のスケーター達はとても沢山のショーに出演するが、その間きちんと管理することが出来て、ショーによって疲れ果ててしまうということが無い限りに出来ればいい・・・定期的に日本とカナダを行き来することに私は少し心配してたね。彼は故障も少し抱えていたこともあり、いくつかのショーへの出演は取りやめることになった。これはスケートの神が私達に、1ヶ所に留まりスローダウンするようにと言っているんだと思ったよ。彼が私の元に来てから2ヶ月程たったが彼との良いペースをつかめたと思ってるよ。


Icenetwork.com: 羽生はトロントでの生活にどのように適応していってますか?

Orser: 彼のお母さんも彼に付き添っているが、とても物静かな方で彼女は自分のことをやってるんだ。(羽生選手に付き添って入るけど、生活面の身の回りのお世話のみでスケートのことには関わっていないということですね。)彼はとても準備が整った状態でリンクに来る。私達のクラブにいるメンバー全員が彼を受け入れているよ。彼は紳士的で丁寧、そして他のスケーター達ともとても関係が良好だからね。ハビエルやエレーネ(ゲデバニシビリ)ともとても上手くやってる。そして今私の所には(2011年カナダジュニアチャンピオンの)ナム・グエンもいるんだが、ユヅはナムを完全に保護下に置いてるね。本当にきちんとしている子だ。


Icenetwork.com: 彼とハビエルはメダルを懸けて戦うライバルですよね。二人の関係はどういうものなのでしょう?

Orser: 過去のシーズン、彼らは接戦を演じてた。フィンランディアに出場したもう一つの目的にはこれもあったんだ。同じ場所に二人同時において、その動的な作用がどうなるかを把握するのがね。彼らがどのようにウォームアップを管理するか、どのように練習を管理するか、待ち時間をどう管理するか、ということをね。ハヴィの滑走は2番目でユヅは最終滑走だった。だから私はバランスを取らなければいけなかったし、私達みんなが同じ土俵の上に立っているということを明確にする必要もあった。それぞれ尊敬のバランスも同じだと確立しなきゃいけなかったんだ。
彼らは立派にやっていってるよ;もしハヴィが練習中に転倒したとしたら、ユヅが彼に手を貸して起こしている。そういうのは本当に心からの行いだが、彼らが一旦競技に入った時は、それぞれがそれぞれの最高の滑りをしたいと願うだろう。彼ら二人とも素晴らしいプログラムを持っているが、彼らは完全に異なる人間だからね。2人の異なるアスリートなんだ;同じトレーニングにはならないようにね。


Icenetwork.com: では、ユヅの英語はどれくらい上達してます?

Orser: 私達はそれには取り組まなきゃいけないんだよ;彼はとても礼儀正しく、何にでも“はい”と答えるんだ。でも実際彼は何に対して“Yes”と言ってるのか自分で解ってないんだよ。だから私は短縮ダイヤルに通訳を登録してるんだよね。

© やっち
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