Stage Club Company.

Stage Club Company.

2001年に旗揚げしましたステージ倶楽部カンパニー(通称:scc)が、今年で10年目に突入しましたので、もっともっと皆さんにsccを知ってもらい、好きになっていただいちゃいましょう!!ということで、ブログを開設しました☆

Amebaでブログを始めよう!
そして、早速の告知(笑)。すみません。

松本栄美です。



今月末に、舞台に出演します。

友人からのご縁で、今回また、舞台に立たせていただけることになりました。



初参加の団体さんで、

本当にずーっと緊張していたのですが(笑)、

最近はいい意味で少しずつ緊張がほぐれてきました。




楽しい作品になるように、日々、稽古しています!

周りからいただいたものに感謝して、いつか少しでもお返しできるようにがんばります。



是非、観にきてください☆☆


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.comet vol.7「ヘロペ」

■会場
池袋シアターグリーン
BASE THEATER
(豊島区南池袋2-20-4
 池袋駅より徒歩6分)

■チケット金額
前売り:2500円
当日 :2800円
★平日昼割:2300円

■日時
9月
27日(木)19:30~
28日(金)★12:30~/★16:00~/19:30~
29日(土)12:30~/16:00~/19:30~
30日(日)12:30~/16:00~
全9ステージ
(開場は開演の30分前)


■あらすじ
その姿を見れば、夢が叶うという。
その声を聴けば、幸運が訪れるという。
誰も捕まえたことがないというその存在は、
ただの伝説なのか、誰かの妄想なのか。それともみんなの夢か。
運命を変えたいなら、「ヘロペ」を探し出せ。
あなたの人生をもう少しだけ面白くする
エンタテインメント集団「.comet」がお送りする
ファインディングUMA&ドリームキャッチング・エンタテインメント!


■CAST
星見陽介
川船敏伸
(以上.comet)
吉岡麻弥(演劇ユニット イトマキエイ)
浦埜桂太
和田晶葉
高橋裕美
山本舞美
佐々木豊(天幕旅団)
松本栄美(ステージ倶楽部カンパニー)
岩井はるみ
島野サリー
阿部りょーや
宮嶌秀彰


チケットのご予約は、下のURLからか、ブログにコメント・メッセージを下さい♪

.comet <ドットコメット>「ヘロペ」チケット予約ページのURLです。
このページから予約申し込みが入れば、自動的に松本栄美の扱いとなります。
URL:http://ticket.corich.jp/apply/38636/013/

ご連絡・ご来場お待ちしております☆




$Stage Club Company.
$Stage Club Company.
すっかりご無沙汰してしまって申し訳ありません。
松本栄美です。

ここ最近の出来事と言いますと。




私たちステージ倶楽部カンパニーは、
9月1日に「村上壽久さんを偲ぶ会」を行いました。

当日は、
私が直接知っている劇団の先輩方、
ステージ倶楽部カンパニー旗揚げ前の村上さんが主宰していた劇団、
サイドステップシアター時代の方、
お世話になったスタッフの方、
たくさんの方にご出席いただきまして、
本当に嬉しく思っています。


村上さんの出演されていた舞台のポスターを貼ったり、
ご自宅に残っていた過去の作品のチラシを展示、
かき集めた写真をスライドショーにしたり、
村上さんが出演された作品のハイライトをビデオで上映したり…。


用意したのは私たち劇団側なので、何度も見ているはずの映像も写真も、
村上さんの“歴史”をつくってきたたくさんの方たちと同じ空間で
見ていると思うと、私はとても心が温かくなりました。


皆さん和やかに村上さんの思い出を語り合っていて、
やっぱりそこに村上さんがいないのは寂しかったりもして。


でも、いろんなことを思ったり、考えたりもしましたが、
私はこの会を開けて本当に良かったなぁと思っています。

出席していただけた方々にも、そう思っていただけていたらいいのですが…。




6月に、村上さんが亡くなって、
そこから「9月に偲ぶ会をやるまでは」と、
自分で思っていた以上に、気を張っていたみたいです。

先輩方、後輩たち、ご迷惑をおかけして本当にすみませんでした。
そして、ご協力本当に感謝しています。


すこしゆっくり休んで…と、言いたいところなのですが、
私の夏はまだまだ終わりません!!


松本、9月末に舞台に出演します。
ほかのメンバーも、各々忙しく活動しているようです。


詳細も随時、ご報告させていただきますね。




では。

松本栄美

おはようございますっ、足立美帆です!


今日は久々に新しい感覚を味わえた本をご紹介したいなと。
確か14…6回?の芥川賞W受賞作の片方です。

『道化師の蝶』円城塔。


話の内容は申し訳ないんですが説明出来る程、未だ噛み砕けて居ないので割愛させて頂きます。
なんと言うか、言葉の美しさを大事にした絵画的な小説です。本当に美しい。
蝶を追い掛けて1ミリづつ狭まる螺旋階段を静かに降りて行くような。…と、友人に話すとキャンベルさんが『螺旋階段を登る』とコメントして居たと教えてくれました。
いやいや。
あくまでも私の個人的意見ですが、下るんです。この話は絶対。下らなければいけない。
何故ならばの答えは在るけれど押し付けになってしまうから、これも割愛。
とにかくそんな感覚にぞくりとしました。

文章は言葉のチョイスや並び、運び方に限らず、何か手触りや匂いや雰囲気やそんなものがあります。
道化師の蝶は文章がとても数学的。
理科の実験レポートで絵を描く機会在りませんでしたか?
注意点は一つ。
美術じゃ在るまいし細かな線を描かず、実線でハッキリと。
まさにそれ。
でも凄く丁寧で柔らかくB2の鉛筆で描いて居るような。
モザイクアートってあるじゃないですか?
この人の文字を顕微鏡で見たら、数字で出来て居ると思う。

実際に彼は東大出身の理系らしいです。
これも一つのスタイルとして全然良い。凄く良い。
けれど彼がもし、文学的な勉強を始め書いた小説が出たなら、もうそれはとてもとにかく凄いと思う。本当に。
愛しい作家の一人に仲間入りしました円城塔さん。
機会が在りましたら是非。




最近の小説は暗い。
今年の芥川賞受賞作、冥土めぐりもそう。
リアルで静かなものを、より読み安くそしてこの今の時代のこの今の生き方を反省しなさいと重くのし掛かる小説達。
違う違う。
だから避けて居たけれど、これは、蝶は、深く遠く何かを囁く。
それは静かだとかそう言うものじゃない。不思議な在る種の何かが生まれる。
そんな何かこそ、大事にしなければならないと思う。
何も変わらず続いて行くんじゃなくて、続けて行くから何も変わらない。
きっと。
ご無沙汰してしまいました、松本栄美です。


ステージ倶楽部カンパニー、暑い中、毎週稽古は続けています!


遅くなっちゃったのですが、先日の稽古のご報告を。


先々週の稽古では、私たちの大先輩・水野さんのお誕生日をお祝いしましたドキドキ


ステージ倶楽部の稽古場でケーキを持っていってサプライズバースデーをしたのなんて、私たちも始めてでしたが、喜んでいただけたみたいで良かったですニコニコキラキラ


Stage Club Company.-120718_1849~01.jpg

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画像は照れる水野さん。

と、それを撮影する後輩たち(笑)。



新人・金城ゆかちゃんが
「私たち(金城・足立)、二人あわせて水野さんです」
と言っていたのが面白かったですチューリップ赤

自分の年齢ほど年上の先輩と稽古しているのなんて、なんだかすごいですねキラキラ





今、稽古では『蒲田行進曲』をテキストにしています。


相変わらず、「ヤス」を演じる水野さんが、5人の「小夏」を相手にしているわけなのですが(笑)。


実は先ほども話に出てきた金城ゆかちゃん。

村上さんが亡くなってから、ステージ倶楽部の稽古場に参加しています。不思議なご縁ですね…。



私個人としては、教わる立場から見る立場になりまして、

稽古場での居方というか…集中力がまた違うものであることを学びました。


演じる側としても、もっとぶつかって、もっと交流することが、きっと大事だと思います。

特に今回の『蒲田行進曲』は。





Stage Club Company.-120729_2042~01.jpg



全然関係ありませんが、先日はわたし近所の盆踊りに行ってきましたDASH!

画像が横にできない…首をかしげて見てください(笑)

都内の小さな町の盆踊り。

それでも十分なほどに夏を感じました晴れ

浴衣で行けばよかったなぁ~~






この夏、まだまだ村上さんの為に何かできないか模索しています。



あっという間の1ヶ月になるかなぁ。


またご報告しますね。



では、明日も稽古、頑張るっ。




松本栄美

本好きのあたくし。
大先輩に進められ、久々にDVDを見ました。
衝撃的でそれもとても大事なことなんですが、未だ感想が明確に形にならないのでそれは後程。


私、興味を持つと箱の中に顔を突っ込むみたいに何も見えなくなります。
余りに衝撃で、明日が休みだしと予定を捨ててずーっと見ていました。いつの間にか寝ていました。


車のブレーキ音、爆発、銃声
"I hope to help you."



これが私の目覚まし。
ぼーっとしながら"I hope to help you."を頭の中で訳す。
“君を助けたいんだ、君を守りたいんだ?力になりたいんだ。僕は、望む、助ける、君。”
そんな事考えてる間にBはAを助けて居たし、そんな事をBとAがして居る間に爆発が起こり人びと(=people、=P)は、叫びながら逃げて居た。
Bを救ったAが救う筈のPを見ている、私。

考え始めると果てしない距離が生まれ始める。
そもそもフィクションなのだからと言ってしまえばそれまでなんだけど、じゃあどこからフィクションなんだろう。
フィクションを見ている”私“はノンフィクションでその境界線は何処なんだろう。
開いて行く道を追った先に壁でも在るんだろうか。







形のないものって言うのは、この世で一番面倒くさいものだと思う。
「大切なものは目に見えないんだよ」
サン、ほんと?

でもでも。
誰かの受け売りだけど、ないものをあると思うんじゃなくて、ない事を忘れるとね、それがね、なんて言ってた。

うむ。
ならどうして大切なものばかり忘れてしまうんだろうなあ。
そんな火曜日を思い出した木曜日。
こんにちわ♪( ´θ`)ノ


今日は、オススメの映画を紹介します。



『おもちゃの国』(2007年ドイツ)



13分の短編映画です。




内容は、第二次世界大戦中のドイツのお話。。

ユダヤ人のホロコーストを、ドイツ人の目線から描かれています。



見終わって、なんともいえない気持ちになり、気づいたら泣いてました。



13分であれだけの映画を作れることにも感動しました。



…内容をもっと話したいけど、ネタバレしちゃうんでね…。笑


13分しかないし。笑



出演者もみんな素敵。






…思い出しただけで、胸が熱くなる。


今のところ、私の中で今年イチバンの
映画ですドキドキ









iPhoneからの投稿
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 今週の一冊。
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【ぼくが電話をかけている場所】(短編集)
レイモンド・カーヴァー(訳:村上春樹)
中公文庫 \280

『収録作品:ダンスしないか?/出かけるって女たちに言ってくるよ/大聖堂/菓子袋/あなたお医者さま?/ぼくが電話をかけている場所/足もとに流れる深い川/何もかもが彼にくっついていた』

(一部抜粋)
・【ダンスしないか?】

「遠慮することはない」と男が言った。「うちの庭なんだ。踊りたきゃ踊ればいいんだ」

・【出かけるって女たちに言ってくるよ】

「なんだいなんだい、教えなよ。どこまで行くの?」
「内緒よ」と小柄な方が言った。
「ナイショって、どこにあるんだ?」


・【大聖堂】

「僕には目のみえない友だちなんか居ないぜ」と私は言った。「どんな友だちもいないくせに」と彼女は言った。

・【菓子袋】

「みんな元気だよ」と僕は言った。嘘だ。

・【あなたお医者さま?】

「どちら様ですか」と女が訊ねた。「さあ、そちらこそどちら様でしょうか」と彼は言った。


・【ぼくが電話をかけている場所】

JPならそのあいだ少し待たせておけばいいさ。

・【足もとに流れる深い川】

私は目を閉じて水切り台にじっとしがみつく。


・【何もかもが彼にくっついていた】

何か覚えてるでしょう、と彼女は言う。ねえ、話してよ。
どんなことが聞きたいんだい?と彼は言う。


----(作品紹介)----

今回はあらすじでは無く、敢えて抜粋にさせて頂きました。
あらすじと言うのは崩したビスケットみたいなものであるべきだと私は思います。やはり、それが一週間置いたフランスパンではいけないのです。

さてさて。
彼の作品には、基本的に落ちは在りません。だからこそ見えるものがあります。

例えば、収録作品『足もとに流れる深い川』。
読んでいると自分の足が浸かって居るのでは無いかと錯覚を起こす程、"私"の足元の川が何れ程深いものか、その冷たさ、足の感覚それ等が伝わって来ます。引きずられそうにもなります。
けれどカーヴァーはその川が何処から流れて来るのかも、そして何処へ行くのかも、"私"はこの川からどうやって上がるのかも書きません。

どうして?
それは、また次回にでも。


今週は『ぼくが電話をかけている場所』を、紹介させて頂きました。

それでは。
こんにちは。
昨日はSCCの先輩からとても嬉しいメールを頂きました。
自分なぞがこの場をお借りして良いのかとも悩んだのですが。

芝居や稽古については大大大大大先輩方が語って下さるので!
私はこのブログで、大好きな本達を短編、長編、エッセイ…ジャンルを問わず紹介していけたらと思います。ついでにミニ知識とかも。
そして紹介する事で理解を深め、いつか本を愛した師匠を越えたいと目論んでいます。んふふ。


本は音楽や映画、TVみたいに、私が目を反らしても喋り続け、聞いてと首にぶら下がって耳もとで騒いではくれません。
来るもの拒まず、去るもの追わず。
目を反らしたらもう、それまで。クールな奴です。優しくないので女にはモテない。
だから、本を読むって言うのはそんな性格を理解しなきゃ上手く付き合えない。そこでやはり抵抗感が生まれてしまうのかもしれません。
地味だし、飽きちゃう。
それでも良いと思います。

きっと沢山のものに出逢えば、飽きない本と出逢える瞬間が来ると思いますし、向き合った作家とは向き合った時間分の何かがじんわりと生まれるんです。
真夏。庭に立ち尽くして居ると額にじわりと汗が浮かびます。丁度、そんな風に。


以前、1ページ読むのに何十分と掛かるから本読むのに向いてない。と相談された事があります。
いや、向いてるだろ。
と思ってしまいました。(笑)
逆に1ページにそれだけの時間を掛けられる事が素晴らしいし、たった一文されど一文。作者の思いが言葉の一つ一つに込められて居ます。だから、そうやって読んで貰えたら絶対作者は嬉しい。

何が良い悪いでは無く、それぞれのスタイルが在って中高(当たり前の良さが在ると言う意で最高よりはちょっと下。私の造語。)でその中で、最高の出会いをお手伝い出来たらと思います。
偉そうに小童が長々と語ってしまいましたが、大好きな本達に短編集の中の一つだけからでも少しづつ触れて頂けたらと。はい。

どうぞ、宜しくお願いします。
こんばんわ( ´ ▽ ` )ノ


今日は、普段稽古の日。


村上さんは、不在ですがいつも通り普段稽古をやりました。



私は、今まで村上さんにおんぶに抱っこだったので、
村上さんが不在になった今、
自分の力で理解しようと以前より必死に稽古に挑んでます。



内容は、いつも通り体操して、ろくま・千曲川をやりました。


私は、一応…ろくま・千曲川の卒業生なので、後輩ちゃんたちのを偉そうに聞いています。笑



いやぁ…他人のを聞いていると本当勉強になりますね。。



ここは違うかなぁーとか、下手なりに思っちゃったりして…。
…すみません( i _ i )



先輩という立場は、意見を言うからにはお手本ができるレベルにならないといけないんですよね…。。



私…できるレベルにならないといけないんですよね。笑


……(-。-;


…そこらへん、頑張ります。。笑





そして、台本は蒲田行進曲。



ココロを開く練習に相応しい台本晴れ



私の小夏……見事に玉砕。笑



頭でやってるし、
セリフが薄っぺらだし…


本当に相手の方に失礼なレベルのお芝居をしてしまったんです。。



身の丈を再確認しました。。



小夏…私の苦手な分野なので克服して、一皮むけたいですね。


女…



女のくせに…



女を演じるのが苦手なんです。



村上さんには、女…わかってねぇーなぁーって何回言われたことか。笑




悔しくて、女らしさが出てる映画…何本観たことか。笑


悔しすぎて、紙に女や色気って字を何個書いたことか。笑



絶対に、自分のものにします。。



だって、私…24ですし。笑



ニャー[みんな:01]



頑張ろうーわんわん


村上さん、見ててください満月






iPhoneからの投稿
ステージ倶楽部カンパニーからご報告です。



先日、6月4日に、

ステージ倶楽部カンパニー代表の 村上壽久さんがお亡くなりになりました。



今年の10月に下北沢「劇」小劇場にて予定しておりました、

『三人姉妹』の公演ですが、

残念ながら中止することになりました。



楽しみにしていただいていた方には、

大変申し訳ございません。




劇団『ステージ倶楽部カンパニー』としましては、

当分の間は、公演活動は休止となりますが、

(今後、公演ができるのかもまだわかりませんが)

劇団員一同、各々、活動してまいりますので、

引き続き、応援よろしくお願いいたします。







ステージ倶楽部カンパニー

  松本 栄美