「元」勝浦市 地域おこし協力隊 ぬまっちの日記

「かつうらしく」繋がるまちへ


テーマ:
※レポート向けに書いているため、いつもと調子の違うですます調になっています。二重人格か(笑)

勝浦のミライをツクル元気な人「ミラクル人」たちが集い語り合い、勝浦を変えていくきっかけの場として「ミラクル人会議」第1回が開催されました。

まず初めに行われたのは、全国生涯学習まちづくり協会の理事長などを務めている福留強先生による講義。福留先生の幅広い知識と経験をもとに、“まちづくり”とは何か?ということについて、全国各地の成功事例を交えながら解説していただきました。

勝浦市地域おこし協力隊 BOSO地域エディター スタッフ(ぬ)の日記-ミラクル-先生


具体例として、鹿児島県鹿屋市の限界集落に形成されたコミュニティ「やねだん」や、同じく鹿児島県霧島市隼人町にあった無人駅「嘉例川駅」の活用などを例に、勝浦市よりもずっと地勢的に不利な地域でも住民の力で仕事がつくれるのだということを、わかりやすく示してもらいました。参加者からは「鵜原だったらどうかな」といった呟きの声も漏れ、参加者の皆さんは勝浦に置き換えてできることを模索されているようでした。

また、福留先生は「まちづくりというと、ハードのことをまちづくりと理解していることが多かったが、これからはそうではない。嘉例川にはホテル、マンションの話がどんどん来たが、それをNOと突き返した。あの風景が残っているのがいい」とも。そのうえで勝浦について「寺社が多くて朝市をあって、人々の素顔そのままの姿があって。あの姿を見せたい。朝市が消えたら大変だなと思いました」と強調されてました。

「パック型から着地型観光へ。着地型観光は『誰にも教えてくない店に行く』とか、表だけじゃなく『裏』も魅せる観光です。なんもない、地元もより付かなかった駅が嘉例川では観光地になったんです。熱海にも行きましたが、私は『白い海とかね、美しいなんていっちゃいかん』って言うんです。だって、海が美しいところは他にもいっぱいあるでしょ。観光客は海見たら『次にどこへ行こうかな』って考えてる。もう一回来てもらわなきゃ。だから、地元の人に会わせること。リピーターを考えなきゃ」と、観光とまちづくりの意義についても示唆深い指摘がなされます。それに関連して、漁師のお母さんたちによる食堂で成功している長崎県平戸市にある「母々の手(かかのて)」をご紹介。「人」が主役となったコミュニティビジネスの可能性も教えていただきました。

そして観光と地域を考える際には「さしすせそ」で楽しみながら探求していくといいと言います。

さ 国(勝浦市)の光を探す
し 調べる
す 推理する
せ 整理する
そ 地域を創造する

さらに光がなければ「作っちゃえばいいんです」とも。ですが、先生は「勝浦には光がいっぱいあるんです」と力強くおっしゃってくださいました。

福留先生の講義に続いては、今度は参加者のみなさんが主体となって行う「まちづくりアイディア創造ワークショップ」です!六つの班に分かれます。

勝浦市地域おこし協力隊 BOSO地域エディター スタッフ(ぬ)の日記-ミラクル-WS


「今日から誕生日の一番近い人は?」「自己紹介の時、一番今困っている事も言ってください」と、ユニークな自己紹介から始まり、自然とチーム内で会話が膨らみます。

そして「勝浦でできる子どもの関わる事業」「交流事業」「お寺と地域でできること」「儲けそうな事業」の四つのテーマに対するアイディアを皆で考え、次々と付箋に書き出していきます。出されたアイディアは否定せず、必ず「いいね!」と皆で共感し合います。

「リアル寺子屋」「サバイバルキャンプ」「リデザイン」など、多彩なアイディアが各テーブル飛び交い、参加者は時に笑い、時に熱く語ります。

そして今回、六つのアイディアに集約されました。

勝浦市地域おこし協力隊 BOSO地域エディター スタッフ(ぬ)の日記-ミラクル-発表


1「外国人もびっくり!!グローバルキッチンまるごと勝浦」
2「リアルキッザニアin勝浦~オールチャレンジ~」
3「勝浦まるごとおもてなし」
4「勝浦 夜も市」
5「仲間じゃんプロジェクト」
6「ひなまつりカフェ」

朝だけじゃなく朝市食材を調理してもてなす夜の市があってもいいじゃないか、武道大学の留学生に勝浦の未利用食材を使った各国料理を作ってもらえないか、勝浦市の海も山もあり多様な産業のあるフィールドを使ってリアルな職場体験ができないか、、、、、などなど、斬新なアイディアが飛び出しました。

そして最後に福留先生を囲んでの懇親会が行われました。同じ勝浦市内でも初対面の参加者の方もいらっしゃり、お互い名刺交換をするなど、新たな繋がりの場となりました。今後は4月に第二回の「ミラクル人会議」を実施予定です。アイディアをより具体化できるようになるといいですね!!
AD
 |  リブログ(0)

テーマ:
かつうらビッグひな祭り会場から寺市会場の妙海寺に戻り、来場した車の駐車場への誘導のお手伝いへ。
ふと漁港の上空を見上げると、薄く茜色に染まり始めた空にカモメの群が旋回している。妙海寺のすぐ目の前にある、海に臨む宿「花あさぎ」のご主人が魚のアラなどをカモメにあげているところだった。

スタッフ(ぬ)のブログ-妙海寺-えさやり


いい穏やかな風景ですねぇ、と呟くと、

「いやいや!昔は今とはぜんぜん違ったんだよぉ」

とご主人。かつて界隈の民家は昔ながらの造りの民家が軒を連ね、かなり味わいのある風景だったという。今の風景でも充分「房州の漁村」的な風景だが、確かに、この前訪ねた七尾市能登島のような日本海沿岸の漁村集落によく見られる集落まるごと統一された景観というのはたいへん美しいものがある。

また、港が今のように整備されていなかったため、船が接岸できなかった。そのため、女性たちが腰の上まで海水に浸かりながら男達の漁獲したイワシをはじめとする魚介類を受け取って丘に水揚げしたのだという。

「それこそみぞれ混じりの日だってそうやってたんだよ」

というご主人。往事の苦労が思い返される。

花あさぎではいくつか昔の写真が飾られているとのことだが、そんな古き良き風景の写真を集めて展示し、地元のじいちゃんばあちゃんやご主人のような語り部にかつての勝浦を子どもたちに楽しく語ってもらえたら面白いかもしれない。

そうこうするうちに茜色だった空が群青色に染まっていく。そして、妙海寺の石段雛飾りに、柔らかな光が灯されていく。

スタッフ(ぬ)のブログ-妙海寺-キャンドル


スタッフ(ぬ)のブログ-妙海寺-キャンドルアップ


日が落ちると、そこには鮮やかな雛壇が浮かびあがっていた。

スタッフ(ぬ)のブログ-妙海寺-ライトアップ


その静寂の向こうで、熱い空気が放たれ始めた。寺市のクライマックス、ライブ演奏がお寺の建物の中で始まったのだ。

まずはタブラ奏者「Jata Dari」による演奏。

スタッフ(ぬ)のブログ-妙海寺-ジャンベ


続いて、九十九里地域を中心に活動を展開する「bindi&monsters」の演奏。

スタッフ(ぬ)のブログ-妙海寺-びんでぃ


いやぁぁぁ、仏様をバックに行われるライブというのも独特な雰囲気である。

そしてトリを務めるのは異色のボウズバンド「SINGA(しんが)」。
「しんが」は妙海寺のある地名「新官」から付けられたもの。そしてボーカルは茂原で飲食店をやられている村田さんと、もう一人は妙海寺住職の佐々木教道さん!なんと、現役住職がバンドのボーカルやっちゃってるのである!!

スタッフ(ぬ)のブログ-妙海寺-しんが会場俯瞰


しかも午前中に「スタジオ☆ドリーム」がダンスの曲に使っていた『勝OH!ソング』。この曲を作ったのも実は「SINGA」である!

スタッフ(ぬ)のブログ-妙海寺-しんがCD


「『村田』っていうんですけど、
 いまだに(音響さんから)『田村』って呼ばれます」

と要所要所で会場の笑いを誘う村田さん。彼の高く澄み切った声はマジで格別である!!勝浦の「ゆず」か!?って思わせる様な心地よい響きだ。

スタッフ(ぬ)のブログ-妙海寺-しんが村田さん


ピアノを担当するユキさんに向かって教道さんが

「いやもうね、素敵なピアノで、、、」

と言えば村田さんが、

「ユキを褒めてるのか、ピアノを褒めてるのか!」
「いやいやユキに決まってるじゃんか!!」

そんな感じで会場は実に愉しげな雰囲気だ。こうして親子で楽しめるライブといのも珍しい!!

スタッフ(ぬ)のブログ-妙海寺-しんが会場


村田さんが笑いで攻める一方、教道さんは硬派な一面を魅せる。そして寺市にかける想いを歌にのせて心に響かせていく。

「これだけのチームが集まったら勝浦、
 良くなるんじゃないかなって。
 なんで寺でやるの?よく言われます。
 伝えるということでは、
 この歌というのも心に響くのかなと思います」

「次は蓮の花。
 蓮は泥の中から咲きます。
 蓮のように泥の中でも綺麗に咲かせたいと思います。
『蓮華』訊いてください」

スタッフ(ぬ)のブログ-妙海寺-しんが教道さん


「(今後は)東京のお寺で、
 勝浦のものを売っていこうと。
 勝浦が元気になることをやろう。
 子どものために。
 そう思って寺市をやりました。
 一歩一歩やって積み上げていく。
 僕らの約束にしたい」

「お経の中に『滅・不滅』というのがあります。
 なくなるものがあれば、
 必ずなくならないものがあります。
 僕らの身体がなくなっても、
 次の世代には何か残せると思います」

「真っ直ぐに子どもたちに育ってもらいたい」

「たくさんの協力してくれた方たち。
 来年またここで逢えたらいいなと思います」

雛人形の後片付けをしながら、2月の嵐の日に教道さんにお逢いし、そこで伺った話を思い返していた。

スタッフ(ぬ)のブログ-妙海寺-片付け


「漁獲高が下がり、魚価も下がる。
 勝浦の漁業は『子どもに継がせたくない』
 っていうのが現状なんです。
 地元の小型船舶が無くなり、
 寄港してくる船ばかりになってしまう。
 勝浦には企業立地が少ない。
 漁業(という主幹産業)が衰退すれば仕事がなくなっちゃうんです。
 だから、勉強会を境内で催したりしてるんです。
『お寺に何ができるか』。
 お寺って、実はコンビニよりも多いんです。
 丹誠込めたものを直売できる場所。
 そこでしかないものを田舎の寺で吸い上げて
 都会の寺で売りたい。
 都心の、人の多いところで。
 地域活性化のための寺ですから」

その時、最後に教道さんが僕にこう告げた。

「ここのキャンバスを塗り替えてください」

と。
AD
 |  リブログ(0)

テーマ:
11時過ぎ、妙海寺の建物の中でちびっ子たちのダンスグループ「スタジオ☆ドリーム」が、元気弾けるダンスを披露!

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市ダンス俯瞰


スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市ダンスアップ


♪夢の!カツオ!愛の一夜干し
凍える両手は 熱いタンタンメンで温めて
力ずくで君を釣り上げろ♪

んんん?
このダンスに使われている曲、どっかで訊いたことがあるな。
、、、あっそうだ!昨年行われた「ご当地グルメ開国宣言in勝浦」のステージでだ。躍ってる子も同じ子たちじゃないか、ひょっとして?
で、この『勝OH!ソング』だが、意外な人が作っておりました。それはまた後ほど。

境内の広場に出ると、、、おお~!
なかなか雰囲気じゃないの!!

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市全景1


スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市全景2


外房の食や手作り雑貨などが一堂に会するマーケット「寺市」。
初開催の出店ラインナップは、、、

長生村のNEW OPENカフェで、4月号のぐるっと千葉で掲載予定(後輩が取材に伺いました!)「お魚ごはんカフェ たまごや」。

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市たまごや外観

↑背後はお墓なんだけど不思議とマーケットの空気感に馴染んでいる

あちこちのイベントに出没してますね。ベジラーメンの「パラダイス軒」。この日はいすみ産の岩のりを使ったラーメンを提供

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市たまごやベジラ


カレーの「たまや」にも置いてあった、御宿の手作り帽子「FRINGE」

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市帽子俯瞰


スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市帽子アップ


いすみ市の手作り石鹸「しゅるてぃ屋」。植物油100%の石鹸は見た目にも美しい。一緒に売られていた焼菓子はあっという間にあと一個になってました。

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市石けん店主


スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市せっけん


店の所在地を伺うのを忘れてしまったが、ちょっと変わった植物が目を引いた「baba多肉店」。

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市植物


ほかにも一宮町の手作り楽器「ポンぴ~シャカ」、木と羊毛のアクセサリー「moonchild」(大多喜町)、貝やシーグラス・アクセサリーの「Life*bonz」(いすみ市)、ハンドメイド雑貨の「細谷家の小箱」(いすみ市)など、など多彩な店舗が軒を連ねた。

ジモト勝浦からは主催者として影ながら奔走されていた、墨名地区でリラクゼーションサロンをやられている「FRONTiNO」(すんません、写真撮り忘れてました、、、。そして、興津地区のカレー屋さん「たまや」

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市たまや外観


スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市たまやよそう


パンチのきいた辛さのグリーンカレー、ご馳走さまです!

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市たまやカレー


お店じゃないけどマーケットに参加していたのは「鵜原青年部」。風光明媚な鵜原理想郷や、3月3日まで「ちっちゃいひな祭り」を開催中の勝浦海中公園のある鵜原地区のグループ。月一回ビーチクリーン活動を実施。メンバーのうち毎回10人ほどが清掃活動に参加されているそうで、それ以外にもサーファーの方たちも積極的に参加してくれるそうだ。

UBARA!勝浦市鵜原でUbaLifeを楽しもう。

その活動のきっかけは産廃処理施設建設問題。反対運動をする中で、「反対反対と言うだけではなく、守るべき綺麗な海がなければ」、ということでクリーン活動が活発になった。最近では興津地区でもクリーン活動が行われるようになったという。初めこそ産廃というネガティブ要素に抗う活動だったのが、こうして地域の自然を見つめ直すきっかけになって、さらにそれが他の地域に広がっていく。こういう「プラスの気」が波及していってこそ、活力ある人と地域を育むのだなぁと、説明を伺って感じた。

若い活力溢れる鵜原青年部。一方、ご年輩の方たちも負けちゃぁいない。

「コレはパソコンの埃取りになんかにいいですよ」

活気ある声が飛び交い、続々とおばあちゃま方がやってくるテントがある。勝浦で活動するグループ「おひさま工房」のテントだ。

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市おひさま俯瞰


2012年に立ち上げて現在4人でエコたわしづくりを行い、なんと売上はすべて、岩手県の被災地・山田町の保育園に義捐金として贈っているそうだ。

「(山田町では)養殖するでしょ。
 いい海なんですよ。
 やっぱ海から離れたくないんですよね」

海辺のまち、勝浦の住人から見た現地を訪ねた時の印象というのは説得力がある。

「夜な夜な作って。
 作り始めるとずっとやり続けちゃうのよね(笑)
 彩りを考えてね」

「できることが何かないかって考えてたのね。
 自分がされたら嬉しいことやれば。
 一人が二人、三人と、全国に広がっていけばね」

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市おひさまアップ


陸前高田で「みんなの家」を管理している菅原みき子さんの話を思わず思い浮かべた。

自分ができることをやって誰かのお役に立つという実感が持てる。それは仕事の原動力そのもので、生き甲斐そのものでもある。小さな商いでいいから、こういう活動が同時多発的に地域に生まれてこそ、地域の人、モノ、コト、経済が回っていくのかと思う。地産地消プラスアルファ、みたいな。千葉県では神崎町がそれを「発酵」「農」を軸に展開している(3月17日は「お蔵フェスタ」ですね)。

さらにお話を伺うと、寺市出店のきっかけはもともと妙海寺の檀家さんだからだという。

「『妙海寺サロン』って私ら呼んでます」

と笑いながら見つめる先には、寺の建物の一角を改装して作った憩いのスペース。海を望みながらお茶を飲み、みんなでおしゃべりを楽しむことができる。そう、寺市を開催する前から、ここは地域の人たちにとっての集いの場であったのだ。

その地元の拠り所にお邪魔させていただいて、いろんな地区からいろんな立場の人たちが集まり、素敵な空間が生まれた。家族連れが雛壇を前に記念写真を撮り、ご年輩の方たちがそれを微笑ましく見つめ、ちびっこたちが自由に境内を駆け回る。

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦-寺市雛と子供


様々なコミュニティが融合する場「寺市」。
そのプロジェクトはまだまだ始まったばかりだ。
個人的には、素敵な空間なだけに、魚や農産物の魅力にもっと触れたい。いすみの漁師工房「拓」さんのような加工品や有機野菜なんかがあるといいなぁと思う。

そう思っていたら休憩中に足を運んだ「かつうらビッグひな祭り」メイン会場付近で面白い加工品と再開してしまったのだ。
AD
 |  リブログ(0)

テーマ:
R297と旧勝浦有料(現R128バイパス)の立体交差からセブンイレブンの前を抜けてカーブの上り坂を上ると立派な武道大学の登場。噂では学食に「武大ラーメン」なる辛いラーメンがあるという。辛いが勝浦タンタンメンとは別物らしく、味についても賛否いろいろ訊かれるちょっと摩訶不思議な存在だ。いつか調査せねばならないだろう。

武道大学を過ぎ、カーブをウネウネ進みリゾートマンションを望みながら下り坂を滑走。すると右手に勝浦市では珍しく、比較的近代的なデザインの建物がぬっと現れる。これが勝浦市役所。「かつうらビッグひな祭り」の会場のひとつになっており、ロビーに500体の雛人形が展示されている。

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-役所俯瞰


スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-役所アップ


その脇をかすめてさらに急坂をギュンと下って細い路地をソロリと進むと青々とした海原が現われる。丘陵部が海岸べりまで落ち込む入り組んだ入り江。昔、添乗員時代に何度も足を運んだ岩手の宮古辺りの情景を思い返してしまう。

ここは外房の小さな漁港「豊浜港」。
朝の澄んだ海辺の匂いが僕の細胞の中に溶け込んでいく。

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-豊浜港


スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-豊浜港船


夕刻に浮かび上がる富士山のシルエットが美しい穏やかな内房の風景とは違う。九十九里の緩やかな弧を描いて平らに広がる浜辺でもない。「外房」という風景が目の前にある。

その豊浜漁港と集落を見下ろす高台に「妙海寺」という日蓮宗の寺がある。ここに佐々木教道さんという若い住職さんがいるのだが、この方がたいへんユニークな方で、なんと「しんが」というバンドのボーカルを担当。お寺で学び舎やヨガ教室を開催したりと、実にアクティブなお坊さんなのである。詳細は追々触れていきたい。

その教道さんやカレーの「たまや」さんをはじめとする方々の呼びかけによって今年初めて企画されたのが、お寺の境内で行うマーケット「寺市」。雑貨や手芸品などのモノづくりアーティストのテントや自然派食材のフードの店など、外房周辺の食と手作りアイテムが揃うマーケットで、お寺の中の会場では映画上映やライブも行われる。

そしてなんといっても最大のみものはやはりお雛様。「かつうらビッグひな祭り」のメイン会場でお馴染みの遠見岬神社のように、妙海寺にも連なる石段があり、この石段にお雛様を飾ろうじゃないの、という趣向である。

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-妙海寺石段

        ↑この妙海寺の石段お雛様を並べていく計画だ

初回ということもあり、その舞台裏も見たいなぁと考え、ボランティアスタッフとして今日は参加させた頂いた。今回、寺市の模様を大まかに「会場準備」「出店情報」「夜の部」に分けてお伝えしていきたいと思う。また、休憩中に偵察した「かつうらビッグひな祭り」メイン会場界隈の様子も書いていきたい。

お寺の中では既にボランティアスタッフの方々が結集。作業の流れなどの説明が行われた後、さっそく雛人形飾りやテントの設営、交通整理等に取りかかる。

気になる雛人形飾りの模様を追って見よう。
まず、倉庫にしまわれてる人形を運び出し、石段の頂上部まで持っていく。人形はお雛様、五人官女といった具合に、種類ごとに衣装ケースの中に詰め込まれている。

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-妙海寺人形収納


次に人形を飾る前にこのように赤い毛氈を引いていく。

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-妙海寺毛氈敷き


「かつうらビッグひな祭り」のメイン会場である遠見岬神社の石段では、この毛氈が石段数段(一段だったかな?)ごとにジャストフィットするように予めカスタマイズされており、人形を並べるスピードもそれは速いのだと噂を訊いた。こちらも一度拝見してみたいものだ(ビッグひなでは人形を並べるボランティアも行っている)。

で、毛氈を敷いたらそばから上から順々に雛人形を並べていく。

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-妙海寺人形並べ


スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-妙海寺石段と海


スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-妙海寺人形アップ


だが初めてだと、この並べるのが意外に難しい。

「はべる人はどの辺にくるの(笑)」

なんて声が時折飛び交ったが、石段全体のスペースを鑑みながら各種類の雛人形をバランスよく並べなければならないからだ。

加えて午前中は風が強く、特に背の高い五人官女がコロコロ倒れる。そのため毛氈に重しを置いた上で人形をガムテープで固定しながら並べる必要があった。この日は晴天に恵まれたが、これで雨が途中で降り出そうものならこれはなかなか大変である。

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-妙海寺ガムテープ


並べはじめて1時間弱くらいだろうか。よ~うやく雛人形が下の段まで到達!

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-妙海寺完成間近


あのプレーンな状態の石段がこのように鮮やな彩りに!!

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-妙海寺完成


いやぁ、改めて見ると凄い。
何もなかったフツーの石段が、みんなの手にかかるとこうまで素晴らしいものになる。達成感もひとしお。これでたくさんお客さんがきてくれれば申し分なし!

スタッフ(ぬ)のブログ-勝浦雛-妙海寺記念写真


慣れない交通整理をしていたら、妙海寺のある新官地区界隈のおじいちゃんおばあちゃんたちがきさくに話しかけてくれたのが印象深い。微笑ましい眼差しで雛壇を眺めてくれていたのが非常に嬉しい。地元が楽しめなきゃ元も子もないからね。

さて時刻は10時を回った。
境内では寺市マーケットが繰り広げられようとしている。
 |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。