またまた、ホンマに使えまへん(笑)。
>>>動画見つけました。このブログからどうぞ!
ホンマでっか護身術動画
おまたせしました。では行きましょう!
ホンマでっか!?ランキング
「女性でも簡単!人体の弱点を利用する悪者に襲われた時使える護身術」
前回同様、
女性でも簡単!なので「弱者」でも使える護身術と言うこと。プレゼンは、運動生理学評論家 T先生。どうもその道では有名な先生、のようである。
3位 体を掴まれたら二の腕を持ち上げて押す~ポイント
・掴んでいる相手の腕を下から肘を持ち上げながら押す。
・しっかり脇を閉めて持ち上げないと上げられない。掴みづらい時は少しかがむと良い。
なぜ女性にも出来るのか?運動生理学を使ってT先生が説明。
・人間は体重分の摩擦力がかかる事により、相手が重い程踏ん張りが利く
・相手を持ち上げた時の摩擦力→相手は減るが自分は増す
・相手を持ちあげる事で相手の踏ん張りを効かなくし、簡単に押す事が出来る
・手だけの力で上げるのではなく、少ししゃがんで脚の力を使うのが良い。
ちなみにブラック・マヨネーズの小杉さんがTさんに挑戦した所軽くはずされ、加藤綾子アナも同様にはずす事ができた。
が、ブラマヨ吉田さんが加藤アナに「本気で(笑)」挑戦した所、はずす事が出来なかった。
もう一つ3位の延長線上で紹介された護身術。
◎後ろから羽交い絞めにされた時の護身術。
・少しかがんで相手を浮かすようにお尻で=腰で持ち上げる→そのまま後ろに下がりながら歩く。
運動生理学による効果の説明。
・かがんで脚の力を使って相手を浮かすと簡単に後ろに押せる
・腕の力と違い脚の力は男女差が少なく比較的簡単に男性を持ち上げられる
映像では加藤アナに挑戦したブラマヨ吉田さんの体が簡単に持ち上がっている。
加藤アナびっくりした顔。
でもこの加藤アナ、雑誌ブブカによると中高とホストと付き合った経験あり、プリクラには卑猥な文字入れ、元ギャルの同アナだったら心で(顔面パンチで一発やりゃいいじゃん!)くらいには思ってそうだが(笑)。まあ、テレビの演出なんだろうか(笑)。
本題からはずれるが、加藤アナの過去はこちら。
詳しくはこちら。
では、検証していこう!
3位 体を掴まれたら二の腕を持ち上げて押す!
答え、持ち上がりません(笑)。第一、襲撃者がターゲットを襲う時、万が一こんな風に腕を掴んだとしても、「襲撃者の両腕はターゲットに対しまっすぐ平行とは限らない」。
この関節技は襲撃者の両腕が平行になる事で襲撃者の「肘関節を下から押さえ」「間接を決めることで」力を無力化する。その無力化した状態で前進するから襲撃者も力が出ず後退するのである。
ようは襲撃者とターゲットとの距離による、という事だ。
襲撃現場でこんな事は無い。実際にやってみたら分かるだろう。
ターゲット(弱者=女性)に対し、両手で両腕を掴んでみたらいい。殆どの場合、肘関節は平行になっていない、曲がっているはずである。
この関節技は完全に相手の肘関節が平行になっていないと極まらない。
そしてもう一つ。
襲撃者の力による。先ほど述べたが、ブラマヨ吉田さんが加藤アナに掴みかかった時、アナは何も出来ず襲われるままだった。なぜか?
よく見れば分かるが、ブラマヨ吉田さんの肘関節が曲がっているのと(加藤アナの事が好きなのか(笑)かなり接近しているからである)、吉田さんが「本気で=力を出して」掴みかかっているからである。
これが実際の襲撃現場だろう。男が対象の女性を本気で襲うと思ったら、「全力を出して短時間で終わらせようとする」はずである。
ではブラマヨの小杉さんがアナを襲った際、肘関節が簡単に決まりはずされてしまったのはどうなのか?
簡単である。
1.小杉さんの肘関節はTさんに言われたとおり平行=真っ直ぐだった(接近していなかった)。
2.小杉さんが本気を出していなかった。
3.小杉さんが場(番組の)の空気を読める人だった(笑)。
こういう事である。
こういった実戦護身術を考える場合、理論的な、というか運動生理学的なことは役に立たない。なぜなら、男女の力の差、弱者と強者(男性であっても肉体的弱者で、襲撃者が格闘技経験者だったり肉体従事者、凶器を持っていたら弱者認定であるが)の間にはとんでもない差があるからだ。
分かりやすく言えばあなたが女性であると仮定して、「6~7歳の男児にあなたが素手で倒されると思いますか?」という事である。どう考えたって無理だろう。
関節技や寝技を使うならば絶対に不可能である。少なくとも打撃や凶器を使えばそれも可能であるかもしれないが。
もう一つ。後ろから羽交い絞めにされた時の護身術。
加藤アナの後部からブラマヨ吉田さんが抱きつく。そうすると簡単に持ち上げられ、その上持ち上げられた状態で、後ろへトコトコと歩かれる。
一番びっくりしたのは加藤アナ。本当にびっくりしてるのかどうか分からないが(笑)。
では、検証!
持ち上がりませんっ!以上。
ではいけないので、しっかりと検証(笑)。
こういった護身体術を考える場合、考慮に入れなければいけないのが、
1.襲撃者の身長&体重。
2.襲撃者の重心。
3.襲撃者の羽交い絞めの際の腕の位置。
4.襲撃者の本気度。
そう上記を説明すれば、この技が決まるシチュエーションは、
1.相手の身長がターゲットと変わらないか低い。体重がターゲットと変わらないか軽い。
2.襲撃者の重心が下に行っていない。腰を落としていない。
3.羽交い絞めの際に腕が上のほうであればある程簡単である。ホンマでっかでは吉田さんの腕がアナの肩の上にある。通常の羽交い絞めであれば両腕の上から、である。これではオンブ状態であるからますます簡単である。
4.ブラマヨの吉田さんは第3位の際に本気を出してしまったから、今回は空気が読めたようである(笑)。男が本気を出せば物凄い力で両腕を締めつけられる事になる+振り回されバランスも取れない。
よって襲撃者が本気を出していないシチュエーション。
以上、これら4つの「全てをクリアしない限り」この護身体術は使えない。
最悪の状況とは、襲撃者の体重が80~90キロ、身長180センチ(今は日本人男性の間でも普通になりつつある)、肉体労働従事者、その力で後部から両腕の上から羽交い絞めにされ、しっかりと腰を落とされ重心は下にある。
そして何より本気であなたを傷つけようとしているのだ。
あなたがこの襲撃者を持ち上げようとしても振り回され、地面に叩きつけられると容赦なく顔面を足蹴にされるかパンチが飛んでくる。
どうだろう?イメージ出来ただろうか?だが、これが本当の犯罪現場=クライムシーンである。
襲撃者はあなたから金品を巻き上げたい、あなたを強姦したい、であるならばなぜ手加減などする必要があるのか?
この護身体術は「ホンマ」に使えない。本当に「ホンマでっか?」という感じである(笑)。
次回、第2位です!お楽しみに!
余談ですが、私はN○KのGOGO護身術も検証しています!詳しくはこちら。