子供の頃になりたかった夢
いろんな事に憧れたなぁ
幼い頃は南極観測隊になりたかったんだぁ
南極観測船「ふじ」と言う船に乗りたくて憧れて、学校へ行けばノートへ何度も何度も船の絵を描いていたなぁ
それから
サンダーバードのバージルに憧れ
アランが宇宙へ行くんで宇宙飛行士
大型バスの運転手
パイロット
スパイ
ケーキ屋さん
何も考えずにその後中学校へ行き、ただ漠然とあ~行かなきゃだめなんだぁそんな感じでいたなぁ
学んだ事?
さて、なんだろう?
ボクより強いやつがいて
ボクより弱いやつもいて
ボクより成績の良いヤツも沢山いて悪いヤツもやっぱいた
仲間と上手く時間を過ごすことなんかも大切だと知ったり、一人で過ごす時間は何てつまらないんだろうって事も知った
結局、勉強より仲間と一緒にいる事が楽しかったんだなぁ、そこから学んだ事は友達は大切なんだなぁ、遊びは楽しいし勉強はつまらないって事を漠然と知ったこと
ただ漠然と中学が終わり、すると今度は高校という選択に追われた
なんで高校へ行くんだろう?バスケ続ける為なのかなぁ
な~んとなく確かその時考えてたはずなんだぁ、でも確かなことなんか思い出せないなぁ
お前は行かなきゃダメなんだから行きなさい
そう親や先生に言われたって事は憶えてるよ
・ ・でもなぜ行かなきゃダメだったのか、その理由の確かなことなんかも思い出せないなぁ
そんな高校生活がスタートするといろ~んな見た事のない世界が、ボクの目の前に花火のように現われては、悩んだり戸惑ったり楽しんだりしたなぁ、これはキミも同じだろう?みんなも高校生活ってそんなもんだよねぇ
その中でボクは部活をやっていたんだ、バスケット部さぁ
ただ夢中でバスケットやって、そんな毎日が大事だったなぁ
将来自分がこれになりたいとか
将来自分はこれがしたいんだとか
そんな事は一切考えてはいなかったし考えられなかったなぁ
(だから現在高卒で就職活動をしている学生達は当時の虚弱なボクなんかより、よっぽど人間力と生命力を持っていると思う、素晴らしいと思います)
全国大会に出る予定でバスケット部は存在してた、周囲もそんな雰囲気で見ていたんだ、だからかなりハードな練習も当然でぶっ倒れるまで走ってた
しかし・・地区予選で負けた
相手はボクの親友がキャプテン番号を着ていた進学校だったんだ
悔しかったなぁ~、今考えても悔しいなぁ~
それまでは大学にバスケ推薦でって話しがいくつかあったんだ、それが手の平を返したように、それは見事にサーっと消えたんだぁ、サーっとね・・
次の日からボクの右手にはバスケットボールはなく、ボクの右手にはボールの代わりにタバコが握られてねぇ、荒れたんだなぁ、それから凄く荒れた生活が始まったんだぁ
誰もがそんな経験があるんだろうけれど、ボクもそうだった
ボクは大学でバスケを続けたかったんだ、それが永遠に続けばいいとただただ漠然と考えていたんだ、そしてどこかの企業に入ってバスケットが夢のようにさぁ、そのまま続けられたらいいなぁと、ただ漠然に永遠が続きますようにって・・
自分の今後の事は全くの白紙になってね、さてどうしょう・・
両親は大学へ行けと、有り難くも言ってくれたけれど
全く頭の中になかったさぁ、親不孝してたんだぁ
家に帰らない放浪の日々がずーっと続いてた
なーんにも目的のない日々が続くと曜日感覚が消えるんだって初めて知ったなぁ
≪今回は少し話が長いんで②へ続くね。。≫
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