オリジナルの絵とか、漫画とか、音楽とか、珍しいものなど《妄想印象派》

脳内にて、東京藝術(芸術)病院 多摩美術病院 武蔵野美術病院 女子美術病院に勤務


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Edvin Kallstenius


画像は、ココ から拝借


スウェーデンの作曲家、音楽評論家


1881年8月29日、フィリップスタード(Filipstad)生まれ。


ルンド大学(Lunds universitet)で自然科学を修了したあと、

1904~1907年に、ライプツィヒ音楽院

(Hochschule für Musik und Theater „Felix Mendelssohn Bartholdy“ Leipzig)

で、シュテファン・クレール(Stephan Krehl)に学ぶ。


1928年から1946年までストックホルム放送局の音楽資料係を担当する一方、

1933年から1961年までスウェーデン作曲家協会(Föreningen svenska tonsättare)の、

1932年から1957年まで著作権協会(Svenska Tonsättares Internationella Musikbyrå)

の執行委員をつとめた。

※Wikipedia日本語版


1928~1957年、

スウェーデン放送の音楽資料室係(Sveriges Radio som musikbibliotekarie)を担当。

※Wikipediaスウェーデン語版


フランツ・シュレーカー(Franz Schreker)を崇拝し、後期ロマン派の作風を示す。


1967年11月22日、ストックホルムで死去。


【主な作品】

・交響詩『夏の夜のセレナード』(1918)

En serenad i sommarnatten, Symfoniska dikt, op 10

・ピアノ協奏曲ハ長調『協奏的交響曲』(1922)

Pianokonsert, Sinfonia Concertata i C-Dur, op 12

・交響曲第1番変ホ長調(1926)

Symfoni nr 1 i Es-Dur, op 16

・ダーラナ狂詩曲『ダレカリア』 - スウェーデン狂詩曲第1番(1931)

Dalarapsodi "Dalecarlia", Svensk rapsodi nr 1, op 18

・交響曲第2番へ短調(1935)

Symfoni nr 2 i f-moll, op 20

・ダールスランド狂詩曲 - スウェーデン狂詩曲第2番(1938)

Dalslandsrapsodi, Svensk rapsodi nr 2, op 22

・組曲『古いスウェーデンの民俗旋律』 - 小管弦楽(1943)

Gammalsvenska Folkmelodier, Svit för liten orkester

・吹奏楽曲『エステルイェートランド平原』(1943)

Östgötaslätt för blåsorkester

・協奏的ソナタ(チェロ協奏曲) - チェロと室内オーケストラ(1951)

Sonata concertante för violoncell och orkester(Cellokonsert), op 40

・交響曲第3番イ短調(1953-1954)

Symfoni nr 3 i a-moll, op 43

・交響曲第4番ホ短調(1954)

Symfoni nr 4 i e-moll, op 43

・交響曲第5番『12音の主題によるが通常の交響曲』(1960)

Symfoni nr 5, Sinfonia Ordinaria ma su temi 12-tonici, op 52


その他、放送劇のための付随音楽約30曲、管弦楽曲、多数の室内楽曲(弦楽四重奏曲全8曲)、

幾つかのカンタータ、合唱曲、歌曲を作曲。


【資料】

Edvin Kallstenius(Wikipedia, Nederlands)

エドヴィン・カルステニウス(Wikipedia)

Edvin Kallstenius(Wikipedia, Svenska)


ダーラナ狂詩曲

http://www.youtube.com/watch?v=_56omDuWwm8


http://www.youtube.com/watch?v=UrozYJil5oM


夏の夜のセレナード

http://www.youtube.com/watch?v=1TClWg0WvA0


ロマン派作曲家の1人ですが、

YouTubeに出ているのを幾つか聴いた印象では、

そんなに明解さは感じないものの、

その分、深い味わいがあるかも知れません。


通好みという感じでしょうか?


同時代の音楽的思潮の影響を受けている感じはしますね。


「20世紀のロマン派」作曲家には、こういう人はいます。


私の聴いた限りで最も分かりやすく且つお薦めなのは、

『ダーラナ狂詩曲』です。


無名の作曲家なので、何が代表作なのかよく分からないのですけど、

『ダーラナ狂詩曲』と『夏の夜のセレナード』は、

代表作に数えて良いのではないかと思います。


時代が時代なのか、晩年の頃にはかなり難解な作品になって行った様で、

1960年に書かれた「12音の主題によるが通常の交響曲」という表題の付いた

『交響曲第5番』はそんな感じを受けますけど、

http://www.youtube.com/watch?v=kuiZpcPg0jI

かろうじてロマン派的要素が保たれていますね。


同じく晩年の1956年には、

『12音的小交響曲』(Sinfonietta Dodicitonia, op 46)

という作品も書いているそうですが、この曲もそういう感じなんでしょうか?

聴いていないので何とも言えませんけど、多分、

表題からして難解な曲ではないかと思います。


その一方で、活動中期頃に話は戻りますけど、1932年には、

『スウェーデン風ロココ組曲』(Svensk rokokosvit)

も書いているそうです。

もし題名通りであれば、バロック時代風の曲になると思いますけど、やはり、

20世紀的味付け(漠然とした表現ですけど)が施されているのでしょうか?




◎『ダーラナ狂詩曲』で気になったところ

『ダーラナ狂詩曲』と言えば、スウェーデン国民楽派を代表する作曲家、

ヒューゴ・アルヴェーン(Hugo Emil Alfvén)も書いております。


スウェーデン狂詩曲第3番(Svensk rapsodi nr 3, op 47)とも言います。

http://www.youtube.com/watch?v=7uFuN3D3xhI


で、とても気になった所というのは、

カルステニウスの『ダーラナ狂詩曲』も、

アルヴェーンの『ダーラナ狂詩曲』も、共に、

題名のみならず、作曲年も同じ1931年だという所です。


偶然なんでしょうか?


因みに、カルステニスウスは、

スウェーデンの民俗音楽に基づいた狂詩曲を2曲書いていて、

『ダーラナ狂詩曲』は『スウェーデン狂詩曲第1番』とも言うそうですが、

2曲目は『ダールスランド狂詩曲』といい、

『スウェーデン狂詩曲第2番』とも言うそうなのですが、

こちらの方も聴いてみたいですね。




◎スウェーデン国歌の編曲

スウェーデン国歌『古き自由な北の国』(Du gamla, du fria)は、

民族学者にして作家のリカルド・ディベック(Richard Dybeck)1811-1877年

によって詞が書かれ、19世紀の中頃に、ヴェストマンランド地方(Västmanland)

の民俗曲のメロディにのせて作られたそうで、それが、

次第に人々の間に広まり、1880年代に、事実上の国歌となったそうです。

古き自由な北の国(Wikipedia)


それを、カルステニウスが管弦楽曲に編曲したそうで、こちらがそうです↓

http://www.youtube.com/watch?v=6vbeLfvpfIs


因みに、「古き自由な北の国」は、他の作曲家によっても編曲されています。


ノルウェー国民楽派を代表する1人、

ヨハン・スヴェンセン(Johan Svendsen)によって書かれた、

『弦楽合奏のための2つのスウェーデン民俗旋律』

(To svenske folkemelodier for strykeorkester, op 27)1876-1878年

の内の第2曲がそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=XO88oM57WMU


スウェーデンの作曲家、ルードヴィグ・ヌールマン(Ludvig Norman)

によって書かれた『祝典序曲』(Festouverture, op 60)1882年

にも、自由に変形された形でこの旋律が使用されています。

(SterlingのCDに収録【CDS-1009-2】


両者とも、年代的に、カルステニウスよりもずっと先ですけど。




◎CD化について

何と、『ダーラナ狂詩曲』と『交響曲第2番ヘ短調』がCD化されています。


ソロ・カンタータ『歌の捧げもの』 - バリトン独唱と管弦楽

(Sångoffer, solokantat för baryton och orkester, op 32)1944年

も収録されています。


PSCD701


指揮:B・トミー・アンデション(B. Tommy Andersson)

演奏:スウェーデン放送交響楽団(Sveriges Radios Symfoniorkester)

バリトン:オッレ・ペッション(Olle Persson)

Phono Suecia【PSCD701】




クット・アッテルベリ(Kurt Atterberg)、オスカル・リンドベリ(Oskar Lindberg)

とのオムニバスですが、『夏の夜のセレナード』を収録したCDも存在します。


MSCD620


指揮:スティーグ・ヴェステルベリ(Stig Westerberg)

演奏:ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団(Stockholms Filharmoniska Orkester)

Musica Sveciae【MSCD620】




その他、

ヴァイオリンソナタホ短調【PSCD616】クラリネット五重奏曲【PSCD708】

チェロソナタニ長調【MSCD524】Føründringar av en barnvisa【PSCD58】

のCDを確認(最後の曲は、童謡を編曲したものの様です)。


全て、スウェーデンの音楽を専門に扱う「Musica Sveciae」「Phono Suecia」

というレーベルからリリース。




【関連エントリー】

ヤン・ヴィレム・フランス・ブランツ(ブランズ)・ベイス(ブイス:バイス)

(Jan Willem Frans Brandts Buys)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11765323839.html

ゲオルギ・ペトロフ・シャグノフ(Георги Петров Шагунов)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11748665983.html

リカルド・ビリャ・ゴンサレス(Ricardo Villa González)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11766446691.html

ニコラ・アタナソフ・キタノフ(Никола Атанасов Китанов)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11745652545.html

ヨゼフ・リハルト・ロスコシュニー(Josef Richard Rozkošný)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11651647725.html

マイナークラシック音楽紹介記事アドレス保管庫(10)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-11726746706.html

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