『芸術公民館』オープン!! | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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現代美術家会田誠さんが、隠れ家的な美術家達の談話の場(一種のサロン)を作ろうと

都内の某歓楽街内に『芸術公民館』というのを立ち上げました。


去る26日に実験的特殊人形劇団『劇団☆死期』の忘年会をそこでやったんですけど、

その時訪れたのが初めてでした。

知らないと本当に気付かない場所にあります。

たまたまその日は、入り口扉にマスキングテープが貼られていてその上から

「劇団☆死期忘年会会場」といった内容の言葉が書かれていて分かりました。

よくもまあ、「隠れ家的」という言葉にとっても相応しい場所の物件を探しだしたな、と。

で、上階へ上がる階段も狭かったけど、3階の公民館というのもとてつもなく狭い!!

しかも、「公民館」というよりは、思いっきり『バー』でした。


4階は座敷となっていて、会田家の家族の他に

終電に間に合わなかった人も休めるスペースになっています。

その上、その座敷の先の扉を開けると屋上が拡がっていて、

夜だったのでよく分からなかったのですが、何やら色々とあって、

『箱根の森美術館』じゃないけど屋外の立体作品美術館みたいな雰囲気を

感じました。

明るい日に又訪れてみようと思います。


忘年会ですけど、とても愉しかったですね。

気付くと午前0時10分前だった上に日曜日でもあったので、

平日よりも終電の時間が早いんだろうなと思ってダッシュで駅まで走って行きました。

ギリギリ間に合いました。


でも、ブログでこういうのを書いて大丈夫なのかな?

『隠れ家的』な場所だからあんまり書いてはいけないんだとは思います。

でも、意外と美術愛好家はここのブログを見ないと思うので、

書いた所で大した影響力は無いと思います。

なので、大丈夫だと判断しました。


【お詫びと訂正:追記

バーのある階は、2階ではなく3階の誤りでした。

つまり、座敷があるのは4階です。

階段を上がる時、途中に2階がある事に気付かなかったんですね。

正月に再び訪れた時に気付きました。

それから、明るい時間に屋上に上がってみた所、ゴミと化した電化製品だとか

の家具類があったり、中国の映画のDVD等が転がったりしていて、

屋上そのものも、屋上から眺める光景も、如何にもアジア系アクション映画の

舞台みたいな混沌としたスラムっぽかったです。

実に趣があって良かった!!


【追記2】

2010年1月13日の『わくわくSHIBUYA』のオープニングの後に、

『芸術公民館』への3回目の訪問をした所、

入口扉に「芸」の字がマスキングテープで形成されていました。

カレンダーの各日に美術家の名前が書かれているのですが、

その日にその人がバーテンをやるというわけです。

自分の好きな美術家がバーテンをやっている日を狙って訪れてみるとか、いいですよね


芸術公民館(2010.12.26)