クァンタムの「車内快適空間創造計画!」

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さてさて、車内静音・デッドニングについての続きに行ってみましょう!

 

今日も基本中の基本ですが、デッドニングとひとくくりに言われるものを大きく4種に分けた場合の「制振」「遮音」「吸音」「拡散」とは、それぞれをどのような状態のときに使い分けるのかを簡単にお話ししたいと思います。

 

 

 

● 制振

この作業は"振動"を"制御"する、つまり振動してしまう個所を振動しないようにする作業になります。

 

基本的にはそれなりの質量をもったゴム系、アスファルト系のマット状素材(粘着剤付き)を振動する面へ貼り付けることで、大きな振動エネルギーを小さな振動エネルギーへと変化させる仕組みです。

振動エネルギーは熱エネルギーに変換されることで抑えられるのですが、残念ながら触って温度の変化を体感することはできません。

 

この作業で物理振動を抑制し、以下でお話しする空気による振動波の伝達そのものを少なくすることへと繋がります。

 

 

● 遮音

物体が振動した際には必ず空気振動が伴います。
それら空気による振動波の伝達を遮断することで、空気振動を伝達させないようにするために用いるものが遮音材になります。

窓を閉めることで外からの音の侵入を抑えることと同じですね。

 

こちらも質量の高い素材により振動エネルギーを抑え込みながら、それらに組み合わされる吸音材(以下を参照)により、振動エネルギーを遮断しながら吸音させて減衰させます。
遮断するだけですと更に反射を生んでしまい、エネルギーの伝達が収まるまでに時間がかかってしまいますので、吸音材で強制的に和らげるようなイメージになります。

 

これは、手を添えたハンカチで口を覆いながら言葉を発生させたときなどを想像してもらえればわかると思います。

 

 

● 吸音

こちらも空気による振動波の伝達を抑制するための素材で、空気を含むことのできる綿上のものやスポンジ状のものが用いられます。

 

布団を被ることで回りの音が聞き取りにくくなるのと同じ原理になり、一般的には低周波を吸音することは難しく、高周波に大きく作用します。

 

 

● 拡散

またまた同じく空気による振動波の伝達をコントロールするための素材です。

振動波をエネルギーと共に拡散することで勢いを弱めることができます。

 

主に振動波が直撃するようなスピーカー背面などに用いることで、効果的な「制振」「遮音」「吸音」などが行えるようになります。

 

また、影響の少ないところを敢えて振動させることでエネルギーそのものを放出(消費)させる場合なども、拡散という言葉に当てはまるかもしれません。

 

 

と、こんな感じで非常に簡単なご説明ですが、これらの組み合わせによる相乗効果にて、外来ノイズの侵入を抑えたり、車両にて発生するノイズを抑えることが"車内静音・デッドニング"の基本形になります。

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