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大手旅行会社が添乗員に対して、「みなし労働時間制」を採用し定額の日当制にしていましたが、添乗員らは長時間働いても定額なのは不当だとして提訴しました。


東京高裁の判決では、みなし労働時間制を採用しているのは不当だとして旅行会社に対し、残業代106万円~372万円の支払いを命じました。


このように残業代を巡るトラブルは後を絶たず、会社が負けてしまうと高額な支払いになってしまうのできちんと労務管理を行うことが必要です。



【 みなし労働時間制とは? 】


みなし労働時間制とは、労働基準法に定められている労働時間に関する制度をいいます。


わかりやすくいうと、


労働者が会社の事務所以外の場所で働いていて、労働時間の算定が難しい場合は、所定労働時間働いたものとみなしてもいいよという制度です。


例)


 通常の会社の場合

 

  所定労働時間 8h + 残業 5h  = 13h労働した。


 

 みなし労働時間制の場合


  所定労働時間 8h + 残業 3h +α =何時間働いているか算定できないから11h                                             

                              とみなす。 


という制度です。


もちろん、どんな場合でもみなし労働時間制を採用できるわけではなく、


 ①社長や上司などの使用者の指揮監督が及ばず、かつ


 ②労働時間の算定が困難な場合


に限られています。 一般的には、今回のような旅行会社の添乗員や外回りの営業職などに採用されています。


しかし近年、携帯電話の普及等により、いつでも連絡がとれる状態となっているため、使用者の指揮監督が及ばないというケースが少なくなっています。


安易にこの制度を導入してしまうと、今回のように後で残業代を請求されることにもなるため、制度導入時は慎重に検討することをおすすめします。




社労士しみずオフィス


 http://shimizu--office.com/

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