もっと知りたい労働法!

東京都町田市を拠点に両立支援、労使トラブル、障害年金などに対応、『悩み』を『戦略』に変える労務管理を提案する特定社会保険労務士櫻井三樹子のブログです。日々の疑問や矛盾と戦います!!たまに日本酒でまったりします。


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厚生労働省は九日、四月から父子家庭にも対象を広げる遺族基礎年金の制度見直しで、専業主婦の妻が亡くなった場合でも支給する方針を決めた。家計を支える役割を担っていないとして、当初は対象から外す方向で検討していたが、批判を浴びて方針を転換した。

(東京新聞)


遺族基礎年金は国民年金の遺族年金です。今まで、この国民年金の遺族年金の受給者は「子のいる妻」と「子」に限定されていました。つまり国民年金保険料を支払っている妻が死亡した場合に父子家庭の夫は遺族年金を受給することはできなかったのです。ここで、夫も遺族年金の受給ができるようになる改正が行われるのですが、当初専業主婦が亡くなった場合には支給しないとしていた方針を転換したということです。


もし、第3号被保険者の専業主婦の妻が亡くなった場合に遺族基礎年金を支給しないこととすると、改正後は第3号被保険者の専業主夫も同じ扱いになるでしょう。そうすると、現在はリストラされ一時的に第3号被保険者となっている夫が亡くなった時、妻は遺族厚生年金も遺族基礎年金も受給できるのですが、これが一切もらえなくなってしまいのです。この点について社会保険労務士連合会などから反対意見があり、厚労省は政令案の閣議決定を断念しました。


またそもそも第3号被保険者であっても家計を支える役割を担っている人(年収130万円以内)が多くいます。


全国社会保険労務士連合会 会長見解


政府が公表案を撤回するのは異例ですが、複雑な制度である年金の改正は慎重に行ってほしいものです。今年の4月には産前産後の休業中の社会保険料免除の改正も実施されます!

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