世界的にハイテク株が売られています。米ナスダック市場は大きく下げています。

 

ナスダック市場は、その値下がり分の約75%を占めているのはわずか5銘柄となっています。

 

アップル、マイクロソフト、アルファベット(グーグルの親会社)、アマゾンフェイスブックです。

 

ここまで急激に上昇してきたハイテク株に対する投資化の警戒心が芽生えだしてきたところに、ゴールドマン・サックスによる「株価は上げすぎてリスクが高くなってきている」というレポートが、投資家の売りを誘ったようです。

 

ただマネーフローの問題で、今の下落は、高すぎいという警戒感のガス抜きになるのではとも見られます。

 

日経平均株価は、今日は寄り付きで下げていましたが、プラスに切り返してきました。

 

ドル/円は110円割れの状態から110円台に戻してきました。

 

今週はなんと言ってもFOMCに日銀金融政策決定会合待ちです。

 

ほぼほぼ米利上げは間違いないでしょうが、その後の利上げスケジュールにドットチャートの推移が注目されます。

 

昨日の情報誌ではカタールについて詳しく書きました。

 

カタールは食料の9割を輸入に頼っていて、そのほとんどがサウジアラビア経由となっています。

 

すでにカタール国内では食料の買占めが始まっているようで、カタール政府とすれば、SWFという政府系ファンドを取り崩して現金を調達するのではという観測も出てきています。

 

そうなるとカタールSWFによる債券売り、株売りが見られ、それは世界マーケットにはネガティブに働くのではと危惧されています。

 

それこそマネーフローの問題ですから、長期にわたる影響ではないでしょうが、投資家にとっては気になる話しですよね...