数ヶ月放置のBlogですが、覗きにきてくれている方がいるようで恐縮です。今年度は、もう少し、まめに更新できたらと思っています。

例年より寒波が強く、3月に入ってからの畑作業も思いがけない雪や天候不良のため、なかなかスタートできませんでした。4月に入ってようやく始動。心地良い春の日差しを浴びながら、野菜の播種、植え付けをしました。体験農園では40数組が共同作業をしながら、MY畑を園主さんに指導していただき、農作業をしていきます。



私は今年で4年目。家から徒歩10分。自分の畑を持てない私にとって、こんなに近くで野菜が栽培できるのは幸運以外の何ものでもないな~と思います。

プランター栽培には何度も失敗しているし。やはり収穫の出来が違う。私にとっては、自然とつながれる場所でもあるから。

科学ネタが毎日のように物議を醸し出しているけれど、自然と切り離して考えるとどんどんおかしな方向に向かっていきそうな気がします。人間よ! 原点に戻れ~。自然科学は哲学でもあり、生命とは切り離せないものなんだから~。

そんなことも小さな畑の中で気づかせてもらっています。

さて、今年は、どんな野菜とレシピが登場するか! 楽しみにしていてください。

恒例のミセスハーブの狭山農園の援農にも行ってきました!

ユートピアと呼ぶにふさわしいその場所は、人間様が大手を降って歩ける場所はなく、生物たちが自由にいきいきと育っています。できる限り、人間が手を入れず、自然に近い状態の植物を黙々と触って作業していると、なんだか自分も大自然の一部になれたような、不思議な開放感に浸れます。

たまの援農だから、こんな悠長なことを言ってられるんですけどね~。

越冬したローズマリーやラベンダー、大根やヤーコン、ルッコラ、菜の花など、野生力がみなぎっていました!







ハーブが育つ頃、また例年のごとく、ミセスハーブが素敵なハーブ蒸留水を作ってくれます。周りにもファンが多く、その香り高さは自然からの贈り物。ミセスハーブが自然と向き合うことで生まれるハーモニーでしょうか?

お昼は、手作りお弁当をいただきました。ミセスハーブのお料理は、素材の味が引き出るよう、薄味でとっても美味。



このお稲荷さんは、今まで食べたお稲荷さんで一番やさしい味がして、思わず、レシピを聞いてしまいました。行楽シーズンに販売したい!(笑)



ミセスハーブ直伝「ルッコラ味噌」も花芽の出たルッコラで作ってみました。



ルッコラをさっと湯がいて、酒と砂糖と味噌で炒めます。

ほろ苦い味が美味しくて、ご飯が何杯でも食べられます。これだけで十分幸せ!

美味しいものが周りにあるとそれだけで笑顔になれます。

自然と共に生きる、自然に生かされる、そんなことを感じながら、今年もスローな畑ライフを続けていこうと思います。