I see you!
”キャリア”というものを語るとき、ダーウィンの種の起源の一節を引用した、元IBM会長ルイス・ガースナーさんの言葉をよく引き合いに出される。
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。
”キャリア”とは、偶然の出来事の積み重なりなので、ところどころで起きる”偶然”に、柔軟に対応していくことこそが、自分にとって良いキャリア、つまり良い人生を積み上げていくということになるんです。
そういう意味では、最近読んだ桜井章一さんの著書で、「植物、あいつらは凄い。あいつらは動けないのに、育っていくし、台風にも向かっていくし、中には餌を誘う奴までいる。」なんてことを書いた一節があって、う~ん、確かに!と非常に納得してたところがあるんだけど、さらに身近に植物の凄さを思い知る出来事がありました。
うちのカミさんが仕事で余ったっていうミントを前に持って帰ったんだけど、何気に、350mlぐらいの空きペットボトルに水を入れて置いてたんです。
そしたら、水は蒸発して、ミントの茎が自ら浮いた状態になってたんですね。
普通は、水が吸えなくて枯れていくだけなんだけど、なんとこのミントくん、根を伸ばしたんです!
根を伸ばして、水を吸って、ものすごく成長してきたんです。
茎ものばして、葉もつけていって、350mlのペットボトルじゃ小さすぎるとこまでなって、鉢に移し替えようと言ってたんだけど、なかなか時間がなくてできないでいた昨日。
ミントの葉が、カミさんの服にちょっとくっついて、ペットボトルを落としちゃったんですね。
かなり不安定になってたんで、少し触れただけで落ちちゃったんだけど、鉢に移し替える時間はなかったから、とりあえず、1リットルのペットボトルを切ってそれに移し替えました。
ミントのやつ、自分から動けないのに、たった1回のチャンスで、見事寝ぐらを変えることに成功したわけです。
キャリアってのは、もうそこかしこにいろんなチャンスが巡ってくるわけです。
そこで、そのチャンスに乗るか?どうするか?
また、僕らはミントじゃなく動けるので、自分からチャンスを創りにいくことだってできるわけです。
そうそう、このミントのすごいところはまだあるんです。
ミントは、(ミントに限らず植物は)動けないことを悲観なんてしてないわけです。
自分の持ってる能力を最大限に活用してるんですよね。
根を伸ばしたりとか、葉っぱがちょっとザラついてるから、フリースみたいな生地の服にくっつくところを利用したりとか。
(まあ、これに関しては人間の想像だけどね)
まさに、豊かな”キャリア”を生きるため、ミントくんは最大限の活動をしてるわけです。
恐れ入りますよホント。
植物は千載一遇のチャンスを待って一撃必殺だけど、動ける人間は、チャンスを創ったり、数あるチャンスをしっかりと見極めたり、また別の力は必要だけど、今ある自分の力を最大限活かすことこそが豊かなキャリアを生きるってことなんですよね。
いや~しかし植物はすごいね!
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