調布シネマガジン

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モスラ対ゴジラ

1964年公開のゴジラシリーズ第4弾。監督・本多猪四郎、特技監督・円谷英二の最強コンビによる作品だ。一作目から久々に宝田明が、更に星由里子、藤木悠、そしてザ・ピーナッツも出演している。ガメラやキングギドラとともに大人気怪獣であるモスラとゴジラの対決とあってこれが最高に面白い出来だった。もちろんその設定からモスラは完全に人間の味方で、ゴジラは悪役。しかしその悪役ゴジラであっても単に強さや凶暴さだけでなく、何だか可愛らしい一面まで見せてくれるのだから堪らない。

それが一番良く表れているのが名古屋の破壊シーン。四日市のコンビナートが破壊されるまではいつもの感じなのだが、テレビ塔に尻尾が引っかかって「ムキー!」っと引き抜いたら壊れちゃう!更に名古屋城のお堀に足を取られてすっ転んだらそこが天守閣。逆ギレしてぶっ壊している姿は「お前は子供かっ!」と言いたくなってしまったよ(笑)一方モスラは台風でその卵が流れ着いたという設定。モスラを日本に連れてくるまでに紆余曲折ある訳だが、その辺はもう理由付けだけなんで大した物語じゃない。

でも残りの命が僅かなモスラがゴジラと必死で戦う姿は超熱い。ゴジラ危うし!ってとこまで追い込みながらもその寿命が尽きて、卵の側で静かに息を引き取るシーンは胸に迫るものを感じたよ。で、戦いは親から子へと引き継がれる。文字通り一卵性の双子でモスラの幼虫がゴジラと対峙することに。この幼虫の姿がどうもチョココロネに見えてしかたないという…(笑)モスラの幼虫に尻尾をおもいっきり噛まれたゴジラが痛くて大騒ぎするシーンはこれまた可愛いやら可笑しいやらで思わず吹いてしまった。

岩陰に隠れながらゴジラの放射能火炎が来るとさっと身を隠し、糸でゴジラを雁字搦めにするモスラ幼虫!微妙に頭がいいぞ!正直芋虫なわけで見かけはグロいんだが、そこをキャラクターの本質で魅せてくれるのが実に上手いと思う。物語としてのメッセージ性はものすごく一般論なのでどうということはないが、誰でも知ってるだろう「モスラ~や、モスラ~♪」の歌も聞けて、怪獣映画好きゴジラ好きはかなり満足度の高い一作じゃないだろうか。

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ストーリー:嵐によってインファント島から巨大な卵が日本に漂着した。成虫モスラと小美人は、卵の所有権を主張する興行師に返還を願うが聞き入れられない。小美人たちが帰途に着いたころ、ゴジラが復活し名古屋を壊滅状態に陥れる。そして卵をも破壊しようとしたとき、成虫モスラが現れた。ゴジラを相手に善戦するも、ついに力尽きて倒れるモスラ。だが、卵からは双子の幼虫モスラが孵り、ゴジラに攻撃を始めたのだった……。(シネマトゥデイ)

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