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友よ、さらばと言おう

『すべて彼女のために』『この愛のために撃て』のフレッド・カヴァイエ監督作品。主演はその監督作『すべて彼女のために』のヴァンサン・ランドンと『この愛のために撃て』ジル・ルルーシュだ。この2人の俳優、俺は結構好きでヴァンサン・ランドンは『君を想って、海をゆく』だとかジル・ルルーシュは『プレイヤー』なんかも観ていた。フランスのアクション映画監督といえばリュック・ベッソンが有名だが、この監督の撮る作品はケレン味という意味ではベッソンに一歩譲るものの、妙に人間臭いリアルさがいい。

で、この映画。主人公シモン(ヴァンサン・ランドン)は元刑事でその相棒がフランク(ジル・ルルーシュ)という設定。交通事故で人を死なせてしまったことが原因でシモンはクビになり、服役後も離婚し妻と息子の元を去ってしまう。そんな中、シモンの息子が殺人事件の現場を目撃してしまい犯人から狙われるはめに。で、シモンはフランクの協力を得て犯人たちから妻と息子を守るために戦うことになるワケ。でもね、なんだかどうもちょいちょい気になるところが多くて物語に没頭できないんだ。

精々10歳程度の男の子が走って逃げてるのに追いつけない殺人犯、勤める警備会社の武器庫の電子錠をぶっ壊して大量の銃器を盗み出しても何事もないシモン、2人が無能扱いしている上司の刑事は一体どこが無能なのか、TGVの中でバンバン銃を撃ちまくっても一般人にはまるで当たらない…などなど、描写が雑過ぎるんだよね。しかもラストで明かされる真実(これが邦題『友よ、さらばと言おう』の元になってると思うんだけど)があまりに唐突で取ってつけたどこじゃないんだ。

その真実に行き着くまでに伏線を張るでもなし、人間的な葛藤を見せるシーンがあるわけでもなし。アクションシーンはそこそこ迫力はあるけれど、これまでの作品ほどではなく、これならボーンシリーズでも観てたほうがよっぽどスゴイ。ドラマ性、アクション性のどちらもない、結局何も残らない作品だったよ。

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ストーリー:刑事のシモン(ヴァンサン・ランドン)とフランク(ジル・ルルーシュ)は長年コンビを組んできたが、シモンが車で人身事故を起こしてしまい服役。6年後、出所したシモンは職を得るも離婚してすさんだ生活を送る中、息子がマフィアの殺人現場を目撃したことから命を狙われていることを知る。大切な息子を守るため、シモンは元相棒フランクの協力を得てマフィアに立ち向かう。(シネマトゥデイ)

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