調布シネマガジン

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ナタリー

「アメリ」「ココ・アヴァン・シャネル」の人気女優、オドレイ・トトゥ主演のラブストーリー。が、これDVDスルーなんだね。何でだろ?やっぱオドレイだけじゃ日本じゃ客入らないってことかな。今年37歳になるオドレイだけど俺は大好き。相変わらずキュートなんだよなぁ。映画を見ながらずっと彼女の顔を見てしまうし、それでもちっとも飽きない女優ってそんなにはいないな。黒髪だし、顔のパーツが日本人好みだと思うんだよ。ハリウッド女優でいうとジェニファー・コネリーみたいな。

今回の彼女は未亡人ナタリー役。といっても物語の序盤は結婚していて仲睦まじい姿を見せてくれる。正直言うと俺はここがちょっと物足りない。演技の問題というより演出のもんだいかな。観ているだけで思わずこちらまでニッコリしてしまうような幸せオーラが今ひとつ感じられないんだよ。割りと尺使ってる割にはね。その代わり夫を亡くしたあとの喪失感、孤独感、哀しみを表現するためにかなりの時間を使っている。ここはオドレイの演技力もあって、彼女の心情がひしひしと伝わってきた。

で、そんなナタリーはとある仕事でマーカス(フランソワ・ダミアン)と出逢う。彼はスウェーデン出身の大柄な、しかし大人しく存在感がなく、顔は普通だけど禿げてる冴えない男。この後、ナタリーとマーカスが恋に落ちていく様子が描かれる。これがまあホントリアリティ溢れてていい。そんなドラマチックな展開は全くないのよ。ナタリーの気持ちは男である俺には理屈としてしか理解できないけど、マーカスの気持ちは痛いほど理解できる。恋って素敵だけど苦しいよね。

振り向いて欲しい、自分のことを好きになって欲しい。別になんだってイイ、その人のそばに一緒に居られるだけで幸せな気持ちに包まれる。でも相手の本心が解らないと苦しくて苦しくて仕方ない。でもそれって女性も同じなのかもなって思ったのは、2人がナタリーの家のソファーで寝るシーン。別々に座りながら寝てるだけなんだけどさ、その姿はとてもリラックスしていて、心地よくて…。ああ人を好きになるってもしかしたらこういうことなのかもしれないなって思ったよ。

ラストでマーカスがナタリーの過去を振り返るシーンがあるんだけど、この2人の姿を見守ってきた観客はみんな、それぞれの自分の過去を思い出すんじゃないかな。それぞれの大切な人との思い出をね。決して派手さはないし、情熱的でもない。でもとても素敵な気持ちになれる佳作です。

映画 「ナタリー」Yahoo映画 映画

ストーリー:最愛の夫フランソワを亡くして3年。悲しみを乗り越えて仕事一筋に生きていたナタリーは、ある日同僚のマーカスに突然キスをしてしまう。密かにナタリーを狙っていた社長や、周囲の人々は困惑するばかり。それもそのはず、マーカスは存在感の薄い、女性にモテそうにないダサい風貌の男性だったのだ。しかしキスをきっかけに2人で出かけるようになったナタリーは、次第にマーカスの人柄に惹かれてゆく。 (Yahoo映画)

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