調布シネマガジン

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闇金ウシジマくん

今週末の5月16日に公開が迫った「闇金ウシジマくん2」に備えて未見の前作を観てみた。漫画もドラマも観たことがないだけに、「極悪がんぼ」とか「ナニワ金融道」みたいな、徹底的にやるけど最終的には救いがあるのかと思いきや、どうもこのウシジマくんの場合はそうでもないらしい。もっとも直接的に人を殺したりするシーンがあるわけじゃないし、出会いカフェで働く未來(大島優子)のことを「心を削って金に変えている」なんて例えるところをみると、クズの外道というわけでもないことが伺える。

物語の回し役はイベントサークルを主宰する純(林郁都)というチャラ男くん。イベントを企画する中で金策に走り回り、その際に丑嶋くんを利用して警察に逮捕させてしまうのだけど、結局は丑嶋くんの逆襲にあう。そもそもこの丑嶋くん、物語の中で彼の名前をだすと、族の頭ですらビビって逃げそうになるなんて描写があるんだが、どうも裏社会では相当に恐れられているっぽい。最初に殺人のシーンこそ無いと書いたけど、やろうと思ったら躊躇なく人を殺せる“本気”が彼の中にあるのが解るように描かれているだけに、そういう意味でのカタルシスを感じることは出来る。

そんな丑嶋くんのキャラクターはみてて物語的に怖いのだけど、俺がもっと怖かったのはここで描かれていることが必ずしも映画的なフィクションではないこと。人をなめくさったチャラ男、大学生の名のもとに遊びほうけて世の中舐め腐ってるイケメンとか称する連中、そんなクズどもに群がるバカ女たち。出会いカフェで男と食事して金貰ったり、援交して金貰ったり。決して映画だから誇張してるのではなく、いくらでもこんなことは身近に存在してる。本来なら闇金なんだから丑嶋くんの方がよっぽど悪で外道であるはずなのに、必ずしもそうと言い切れない、というかむしろまともに見えてしまう。

それにしてもちょっと漫画の絵を見てみたら、山田孝之の演じている丑嶋くんて実によく似ているのね(笑)あと、丑嶋くんの会社・カウカウファイナンスの柄崎を演じているやべきょうすけもいい!「クローズ」シリーズでは主人公にくっつく下っ端ヤクザだったけど、今回は一応それなりに強いというか、丑嶋くんの片腕としてちょっとかっこよかったりも。さて、予習が終わったところで今週末を楽しみに待つとするかね。

映画 公式サイト 映画

ストーリー:ギャンブルにハマった母親の借金を背負い、カウカウファイナンスを営む丑嶋(山田孝之)の容赦ない取り立てに追われる未來(大島優子)。出会いカフェで働くようになった彼女は、簡単に稼げるのならば体を売ってもいいと考えるように。一方、イケメンダンサーを集めたイベントを企画し、彼ら目当てに集まる女性たちから金を巻き上げる純(林遣都)は、丑嶋によって資金調達の道を閉ざされたことを恨んで復讐(ふくしゅう)を決意する。(シネマトゥデイ)

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