調布シネマガジン

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テーマ:
プリズナーズ

「X-MEN」シリーズのヒュー・ジャックマンと「ブローバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホールが出演するクライム・サスペンス。両役者共に俳優でお客さんを呼べるよね。ある日ヒューとその親友の娘二人が誘拐され、それを刑事のジェイクが捜査するんだが、難航する捜査にしびれを切らした親父ヒューが証拠不十分で釈放された容疑者を拉致監禁してしまうというのが大まかな話の流れ。サスペンスものとしてはオーソドックスに、誘拐から結末までの流れの中で随所にヒントを出してゆく感じだね。

犯人探しの結末に関してはこれは中々よく出来ていたと思う。が、ちょっと途中のバランスの悪さが目立った。要するに我が子を救い出すためならどんなことでもする親の姿を描くのに、そこが余りにもインパクトが強く、かつ主張がキツすぎて、せっかく散りばめられたサスペンスのヒントの部分がどうも消化不良なんだ。誘拐そのものに身代金の要求がない以上、何らかの別の目的があるはず。もちろん物語の上ではきちんと説明はされているものの、いかにも理屈っぽいというか、無理にひねり出したと言うか。

見ている人がその時それと認識できていなくても、細かい事実を物語の前半から積み重ねていくことが、最後の種明かしでのカタルシスを生むことになると思うんだが、どうにもその部分が足りない。もっとも、親の感情という重い部分を前面に出してきているからこそ、真犯人を上手く最後まで隠せたということなんだろう。やっぱりバランスだよ、バランス。一番最後のシーンもなんだか時間の経過を無視したように思えてちょっと白ける。公式サイトには試写会満足度91.6%とあるが、多分に主演の二人に助けられたところが大きいと思う。

映画 公式サイト 映画


ストーリー:家族と過ごす感謝祭の日、平穏な田舎町で幼い少女が失踪(しっそう)する。手掛かりは微々たるもので、警察(ジェイク・ギレンホール)らの捜査は難航。父親(ヒュー・ジャックマン)は、証拠不十分で釈放された容疑者(ポール・ダノ)の証言に犯人であると確信し、自らがわが子を救出するためにある策を考えつくが…。(シネマトゥデイ)

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