調布シネマガジン

旧LOVE Cinemas 調布 からもっと気楽な映画記事に生まれ変わりました!よろしかったら読んでみてくださいな!


テーマ:
チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像

人気ドラマの映画化最終章。今回は仲村トオルと伊藤淳史の主人公コンビ以外にも、ジェネラル・ルージュの西島秀俊や松坂桃李、更に桐谷美玲や生瀬勝久といった豪華なメンツが揃っている。しかも員数合わせに揃っているのではなくて、全員きっりちキャラ立ちし、見せ場も設けられているあたり抜かりない。元々海堂尊の原作が非常によく出来ているというのもあるが、邦画のミステリーとしては実に上手くまとまっていたと思う。とは言え途中で犯人はバレバレなんだけどね(苦笑)

テーマはこのシリーズの最初からずっと描かれてきたAi(オートプシー・イメージング:死亡時画像診断)の普及というもの。これは簡単に言えば遺体を傷つけることなくCTやMRIで内部まで観て、なくなった理由を解明しようということ。俺には理解し難いが、亡くなってからまで切り刻まれるなんて耐えられない!という多分に情緒的な感情が支配する日本では、それにより隠蔽された医療ミスや犯罪が多く隠されているはずだってことらしい。まあ根本的な死生観に関わることでもあるから仕方ないとは思うけどね。

それにしたって日本では解剖率がわずか2%、それも不審死に限られるらしく、解剖にも勝るAiの導入が急務だというのは理にかなってる。まあそれはさておき、物語はAiと白鳥(仲村トオル)を中心に据えた物語と今回固有の事件の物語の2つがパラレルに、しかしとてもうまく融合して展開していく。事件の真相を暴くミステリーとしての面白さ、特に途中で張られたある伏線があまりに上手くラストに関わってくることにちょっと感心した。同時に白鳥という人間がどういう奴なのかというのが、映画というAiで明らかにさせるのが上手い演出だなと思う。

映画 公式サイト 映画

ストーリー:国、自治体、東城医大が死因究明システムの改革として取り組む、日本初のAi(死亡時画像診断)センターが発足する。東城医大の田口(伊藤淳史)と厚生労働省の白鳥(仲村トオル)もこのプロジェクトに参加していたが、こけら落としとなるシンポジウムを前に、東城医大に脅迫状が届く。一方、死因が判別できない集団不審死事件が発生。そしてAiセンターが始動する当日、医学界を揺るがす出来事が起きようとしていた。(シネマトゥデイより)

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

Cassiusさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります