調布シネマガジン

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久方ぶりに本物のドラゴンボールを観た。ハリウッド産のトンデモ作品があったがあれは悪い夢だと思うことにしよう。今回は脚本段階から鳥山明御大自らが制作にかかわったということで期待度マックスではあったのだが、これが予想したよりは大したことがなかったというのが正直なところだ。いや面白いは面白い。でもドラゴンボールの醍醐味は悟空のバトルシーンだと思うのだ。それがイマイチだった。

$調布シネマガジン-DRAGON BALL Z 神と神01最初はもうワクワクさせられたんだよね。何しろスーパーサイヤ人3の悟空をデコピンとチョップの2発でのしてしまう破壊神ビルス様の強さときたら桁外れ。ってか、流石は神。物語はこの破壊神様がスーパーサイヤ人ゴッドを探して界王の星にいる悟空の元、そして地球へとやってくるって流れ。スーパーサイヤ人ゴッドが何かは観てもらうとして、そもそも映画の短い時間でこのビルスに勝てるのか?!

そんな期待感が堪らなく楽しいのだけど、ビルスが地球に来たあたりから話はやけに大味になる。理由は簡単。今までの登場人物を全部登場させ、必ず何かしゃべらせて一ネタ設けていれば単なる小ネタの羅列になってしまう。連続アニメならそれもいいけど映画じゃ厳しい。個性的な登場人物がドラゴンボールの特徴であり魅力なのは解るけれど、だったら破壊神なんて登場させなくてもよかったんじゃないか。

$調布シネマガジン-DRAGON BALL Z 神と神02無論その破壊神ビルスもとてもユニークなキャラでいかにも鳥山明らしい。でもね、過去の闘いにおいてもそうだったように、強烈な敵は憎たらしい程だからこそ悟空とのバトルに手に汗握るんだと思う。だから観ていて思ったのは、この作品は初心に還ったなってことだった。ドラゴンボールの序盤は闘う相手もユニークで憎めないキャラばかりだったし、アクション漫画というよりギャグ漫画だった。

だからこそ「カメハメ波」なんておちゃらけた名前の必殺技だった訳だし。繰り返すけれど、こういう楽しませ方をするなら時間は長くないと無理がある。僅か85分の間で全ての要素を詰め込み過ぎた結果がこの映画の核となる部分、この映画のここがイイ!といえる部分をぼやかしてしまったのが残念でならない。まあそれでもこの終わり方なら続きに含みを持たせているから、きっとまた悟空たちにあえるんじゃないかな。

『DRAGON BALL Z 神と神』公式サイト

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ストーリー:かつて地球を消滅させるほどの力を誇った魔人ブウとの壮絶な戦いから数年後。長い眠りから目覚めた破壊の神ビルスは、フリーザを倒したというサイヤ人の話を聞き、孫悟空の前に現われる。宇宙を管轄する界王の忠告に耳を傾けず久々の強敵に挑んだ悟空だったが、ビルスの強大な力に歯が立たず敗北を喫する。さらなる破壊を求め姿を消したビルスの暴走を止めるべく、悟空や仲間たちが立ち上がる。
(シネマトゥデイ)

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