調布シネマガジン

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$調布シネマガジン-ムーンライズ・キングダム

ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン。なんとまあそうそうたるビッグネームが揃ってどれほどの大作なんだ?と思いきや、これが思いのほか牧歌的というか、懐かしいというか。昨今の刺激の強い作品からすると随分と地味目なれどもこれが中々に面白い作品だった。実は主人公はこの5人のいずれでもない。

$調布シネマガジン-ムーンライズ・キングダム01舞台はアメリカはニューイングランド沖に浮かぶ小さな島なのだが、そこに住む少年サム(ジャレッド・ギルマン)とスージー(カーラ・ヘイワード)は齢12にして駆け落ちしてしまう。もちろん大人たちは右往左往。ただし駆け落ちと言っても所詮は小さな島でのことで、行く場所なんて限られているワケ。要するにこの作品が面白いのは、全てが子供の世界観の中で話が進んでいくところなのだ。

だから駆け落ちというややもするとウェットな事象が、ちょっとした冒険のように描かれている。例えばボーイスカウトに所属しているサムが子供用のミニカヌーで川を下ったり、サバイバル術(笑)を駆使したり。と言ったってミニキャンプみたいなものなのだけれど。大人たちの様子も子供の目線でみるとバカバカしいまでにだらしがないのだけれど、それでいて意外と本質は見抜いているのがよく解る。

$調布シネマガジン-ムーンライズ・キングダム02そして逆に言えば、子供っぽく見えても彼らは彼らなりにとても真剣なのだということも。この辺は我々もいつか通った道であり、子供ならではの豊かな想像力の産物だ。だから彼らの心にシンクロしやすく、同時に大人として客観的に見ているという何とも不思議な気持ちにさせてくれるだろう。それにしても子役の2人はいかにも欧米人の子供らしい愛らしさと小生意気さで観客の心をくすぐってくれる。

個人的にはカーラ・ヘイワードがどうしてもハリポタのエマ・ワトソンを思い浮かべてしまうほど似ていると思ったけれど…。きっと将来は美人女優になって我々を楽しませてくれるハズ(笑)ちなみに今週から『ダイハード ラスト・デイ』が公開されるブルース・ウィリスだが、この作品でも警官!しかし不倫中!併せて観ると同じ職業でもこんなに違うという部分が楽しめるかもしれない。

『ムーンライズ・キングダム』公式サイト

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ストーリー:1960年代ニューイングランド島。自分が養子だということを寂しいと感じながらボーイスカウト活動をしていたサム(ジャレッド・ギルマン)は、常に本を読んでいる少女スージー(カラ・ヘイワード)に恋をする。キャンプでの生活になじめない二人は文通を始め、キャンプから勝手に抜け出し森で自由気ままに過ごしていた。一方、村では保安官(ブルース・ウィリス)やスージーの両親(ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド)らが、二人を捜していたのだが……。
(シネマトゥデイ)

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