調布シネマガジン

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$調布シネマガジン-ストロベリーナイト

同名連ドラの映画化だ。確か一番最初がスペシャルで2時間特番か何かだったのを覚えている。その時ちょこっとだけながら観したぐらいで、まともには観ていない。しかし本作はドラマを全く観ていなくても十分楽しめる骨太の刑事ドラマに仕上がっている。竹内結子は過去にレイプされた経験がトラウマになっていて、そのせいで心に深い闇を抱える女刑事・姫川という役どころだ。

$調布シネマガジン-ストロベリーナイト01この辺の詳しい背景は確かそのドラマのしょっぱなで描かれていたように思うがはっきりとは覚えていない。まあしかし再三にわたってこのトラウマの映像は流れるので、よっぽど鈍感でなければ彼女の苦悩は理解できるだろう。いわゆる刑事ドラマでありながら、それぞれの登場人物のキャラクターがはっきりしていて、それ故に彼らの行動に説得力が感じられる。そういう意味では群像劇にも近いだろう。

西島秀俊、小出恵介ら姫川班の面々もさることながら個人的には警視庁刑事部の連中の演技が堪らなく渋くてクールでいいと思う。姫川の上司である今泉係長(高嶋政宏)、捜査一課管理官・橋爪(渡辺いっけい)、捜査一課長・和田(三浦友和)、姫川と同じく主任の日下(遠藤憲一)や勝俣(武田鉄矢)…。特に今泉の病室に和田を除いた全員が集合するシーンはその姿だけで痺れた。

$調布シネマガジン-ストロベリーナイト02まるで香港ノワールの名監督ジョニー・トーの作品を観ているがごとく、立ち姿だけで魅入らせるだけの芝居なのだ。というか、このシーンは明らかに意識していると思うのだけれどどうだろう?まあもちろん姫川は女だけれども(苦笑)ただ、そうした演技とは別に、個人的に竹内結子は実は俺のモロ好み。故にクールな彼女の表情をみてもその可愛らしくて美しい顔に思わず魅入ってしまうのだった…。

ミステリーとしての話も良く出来ていたと思う。核心に対するヒントの見せ方が中々良く考えられているのだ。見せたその映像がそのまま何らかの結果に結びつくのではなく、それはあくまでも人と人を結びつける伏線であり、姫川と一緒になって捜査に参加しているかのような楽しみ方ができるのがいい。こうなってくるとドラマも観てみたくなるのだが、流石にそこまで時間はないんだよなぁ。

『ストロベリーナイト』公式サイト

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ストーリー:警視庁捜査一課の刑事として活躍する玲子(竹内結子)が率いる姫川班は、管轄内で起きた4人の殺人事件を担当することになる。警察が合同特別捜査本部を設けて捜査に臨む中、犯人を名指しした匿名情報が寄せられるが、上層部からはすべてを黙殺しろとの命令が下る。玲子は単独で捜査を続け、その過程でマキタ(大沢たかお)と出会う。
(シネマトゥデイ)

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