調布シネマガジン

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$調布シネマガジン-シェフ!

開館したての映画館、シネマ・カリテで初鑑賞。最近閉館のニュースばかりなので、映画ファンとしては嬉しい限りだ。さてさてこの作品、「三ツ星レストランの舞台裏へようこそ」なんて邦題がついていたからてっきり本格的な料理映画なのかと思いきや、これが予想外の爆笑喜劇だった。なんとなく『エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン』のような作品を思い浮かべていたんだよね。

$調布シネマガジン-シェフ!01主人公はミカエル・ユーン演じるジャッキー・ボノという男だった。この人、過去の有名シェフのレシピを全て覚えていて同じ味を再現できるという才能の持ち主。このジャッキーが尊敬しているのがジャン・レノ演じる大物シェフアレクサンドル・ラガルドだ。紆余曲折あってこの2人がコンビを組むことになるのだけれど、2人の俳優のぴったり息の合った芝居が実に心地イイ。

物語ではそんな彼のレストランが三ツ星を守るために奮闘する姿が描かれているのだけれど、観ていてちょっと不思議だったのは、アレクサンドルの作る伝統的なフランス料理が古臭いと言われていること。しかも映画の中では「分子料理」なる料理が流行っているらしい。翻訳の問題なのかもしれないが「分子料理」とは一体なんぞや?と思ったら、化学の実験のような調理法で作り出される料理だった。

$調布シネマガジン-シェフ!02最初に「エル・ブリ」みたいな作品かと思ったと書いたけれど、実はあの映画に登場するシェフ、フェラン・アドリアは料理に窒素を使ったりして、誰もがやらない斬新なメニューを生み出す伝説的料理人で、それもあってイメージが被ったんだよね。にしても「分子料理」…良く言えば宇宙食っぽいとでもいうのだろうか。もしかしたら映画の世界観は近未来なのかもしれない。

本作で一番笑えるのはライバルのお店を2人が偵察に行くシーンだろう。日本人に変装したジャンとミカエルの姿は典型的な日本人パロディ。でもこれは解っていて敢えてネタとしてやっていると思う。ただこれって日本人以外に笑えるんだろうか?(笑)クライマックスへの持って行き方はやや軽めで、邦画に良くあるような一難去ってまた一難的なクドさはない。ただ代わりに家族愛がまぶされているあたりが欧米の映画らしいと思った。

『シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』公式サイト

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ストーリー:レシピを舌で記憶する特殊な才能を持つシェフのジャッキー(ミカエル・ユーン)は、レストランをクビになりペンキ塗りの仕事をしていた。一方、三ツ星レストランの有名シェフ、アレクサンドル(ジャン・レノ)は三ツ星存続の危機に陥っていた。そんなある日、老人ホームへ友人に会いに行ったアレクサンドルは、そこで飲んだスープが自分のレシピを再現したものだったことに驚がくする。
(シネマトゥデイ)

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