調布シネマガジン

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$調布シネマガジン-フランケンウィニー

ハッキリ言っちゃいます。話はそこそこ面白かったです。特に捻ったものではないですけどね。しかしあのキャラクター造形が個人的にNG。今風に一言で言えばキモイだけ。物語の要はヴィくたーくんとその愛犬スパーキーな訳ですが、特に犬が好きな訳でもない自分にしてみると造形のキモさと相まってどうしてもこの1人と1匹の仲睦まじさに何の感情も動かされないのでした。

$調布シネマガジン-フランケンウィニー03さてこの作品、かのティム・バートンが1984年に発表した短編をベースに長編ストップモーションアニメーションとして生まれ変わらせたもの。そういう意味で言えば造形はともかくキャラクターの性格付けは確かにバートンラシイ陰鬱さをたたえているといえるだろう。ストップモーションアニメの技術自体は特筆する程のものではないし、まあ今ならこのぐらい当たり前のレベルだった。

事故で死んでしまった愛犬スパークスを最近では『怪物くん』のチェ・ホンマンで有名なフランケンよろしく甦らせてしまおうってワケなのだが、それがマッドサイエンティストではなく、心優しき少年だというのがポイント。即ちご学友たちが次々甦らせたものが邪悪な存在となり大騒動に発展してしまうのだが、要するに甦りに真に必要なのは電気じゃなく愛だってことだね。

$調布シネマガジン-フランケンウィニー02それは解るけれど、スパーキー…全く可愛くないから全く愛情が湧かない…。故にヴィクターの心の動きを自分の心で受け止めるのではなくて頭で理屈として受け止めることに。こうなってくると物語ににノれないノれない。むしろ愛すべき猫が悪く描かれることに納得いかないなんて思いの方が強かったり…。実写のバートン作品のキャラクターたちはむしろ好きなんだが全くもってこのギャップに困った。

ネタバレになるので詳しくは書かないけれど、最後に関しては正直驚いたよ。日本人的な死生観だとあの結末はうーんてな人が多いかもしれない。実際に亡くなった方に「もう頑張らなくてもいいんだよ」って声かけてあげる事ってあるしね。ただ元々バートンは観てる人間の逆張りばっかりする人だからね、今回もそういう意味では彼らしいのかも。ところでバートンはガメラ好きだったんだ(笑)

『フランケンウィニー』公式サイト

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ストーリー:大好きな科学に夢中になるあまり、友達が一人もできない少年ヴィクター。そんな彼を両親は心配していたが、ヴィクターは愛犬スパーキーを相棒にして楽しい毎日を送っていた。しかし、思いも寄らぬ事故が起きて、スパーキーは天国へと旅立ってしまう。深い悲しみに沈んでいたヴィクターだったが、次第にスパーキーをよみがえらせたいという強い気持ちを抱くように。少しばかり危険な科学な知識を駆使してスパーキー蘇生に成功するが、その姿はつぎはぎだらけで、まるでフランケンシュタインのようだった……。
(シネマトゥデイ)

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