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$調布シネマガジン-バットマン ビギンズ

クリストファー・ノーラン監督とクリスチャン・ベイルのコンビで3作続く最初の作品だ。コミックらしさがよく出ていた旧シリーズに比べ、今回からのシリーズは非情にダークで写実的なイメージが強くなっている。この辺はノーラン監督の演出なのだろうが、実際日本では好みが別れていた。バットマン誕生秘話を描いた本作では、この後のシリーズを観ていく上で重要な要素が含まれている。

$調布シネマガジン-バットマン ビギンズ01それにしても豪華なキャストだ。バットマンになるブルース・ウェインの師匠ヘンリー・デュカードにリーアム・ニーソンが、そしてゴッサムシティ唯一の良心的警官ゴードン警部補にゲイリー・オールドマン、装備面でバットマンを支えるルシウス・フォックスにモーガン・フリーマン、そして我らが世界の謙さんこと渡辺謙も登場する。まあ正直序盤で消えるやられキャラなのだが…(苦笑)

ただ彼の存在がないと、やたら連呼されるNINJAに説得力が出ないのかもしれない。ストーリー展開上は大きく2つに分けられるだろう。誕生秘話だけあって物語の半分はブルースの生い立ちや、バットマンがどうのように出来上がっていくのかに裂かれている。解ったような解らないような内容ではあるけれど、そこは元が漫画ということで…。そして後半はゴッサムを狙う敵と戦うという展開だ。

$調布シネマガジン-バットマン ビギンズ02ビギニングものだけに敵役は2作目のジョーカーや、3作目のベインほど強烈さはない。もちろんだからと言って適当ではないのだが、まるでリサイクルのような登場の仕方はちょっと拍子抜けだった感は否めないだろう。と、少し否定的に書いてしまったが、ブルースの例え悪に対しても完全に非情になりきれない人間性はとても魅力的。この辺の心の葛藤の描き方が今までのシリーズと大きく違うのだ。

もっともヒーローモノにありがちではあるが、ベイル自身の良さがそこまで出ているかは少し疑問ではあるけれど。ダイナミックな映像展開と、体の芯に響くような音の使い方はノーラン監督らしくて良いし、個人的にはこの監督の作るスタイリッシュでクールな映像が実に好みだったりする。一応「ライジング」で3部作完結との話だが、新展開として続けて欲しい作品だ。

『バットマン ビギンズ』公式サイト

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ストーリー:大富豪の家庭に育ったブルース・ウェインは少年時代、井戸で遭遇したコウモリの大群に圧倒的な衝撃を受け、またさらには彼の両親が目の前で殺されて大きなショックを抱え込む。やがて父の遺した企業を受け継いだブルースだったが、強いトラウマと親の仇への復讐心は消えず、犯罪者の心理を知るため自ら罪人となる。そんな彼はある日、デュガードという男と運命的な出会いを果たし、不正と闘うことを決意。そして彼の薦めにより、ヒマラヤの奥地に潜む“影の同盟”なる自警団のもとで心身を鍛え、心の闇を解放する。こうして彼は、ゴッサム・シティへと舞い戻って来る。街は悪の組織と暴力がはびこり、腐敗が進んでいた。自らの使命に確信を持ったブルースは、全身黒いコスチュームを身に纏ったバットマンとなり、巨悪と対峙する道を選ぶのだった。
(allcinema)
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