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$調布シネマガジン-300 <スリーハンドレッド>

ビジュアルの魔術師、ザック・スナイダー監督が描く歴史スペクタクルムービー。100万人のペルシア軍を僅か300人のスパルタ軍が迎え撃つという伝説の“テルモピュライの戦い”をベースにして作られた物語だ。一説にはジェラルド・バトラー主演作品の中で最高のアクション作品という話もあるほどで、彼のマッチョな肉体とスナイダー監督の映像テクニックにはもう痺れる事請け合いだ。

$調布シネマガジン-300 <スリーハンドレッド>01ジェラルドだけでなく、『LOTR』のデヴィッド・ウェンハムや『SHAME -シェイム-』のマイケル・ファスベンダーらスパルタ軍の精鋭300たちの統率のとれた動きや、アクションシーンは思わず感涙してしまうほど素晴らしい。元々日本人は判官贔屓の国民性で、良い悪いは別にして、己が信じる者のために命を懸けて戦う姿を尊く感じるだけに、この作品のスパルタ軍には共感しやすいと思う。

ペルシア帝国軍が支配下に置いた様々な国の軍隊は、ややフィクションがきつ過ぎるとは思うけれど、象兵だったり火薬だったりアジアの兵と言うのがリアルに観られるのは中々楽しかった。もっとも象兵のあまりな扱いにはちとズッコケでしまったよ(笑)一応最前線のレオダニスたちと、何とかして夫を助けようとする妻・王妃ゴルゴの姿も描かれているけれど銃後の物語は特筆する程ではない。

$調布シネマガジン-300 <スリーハンドレッド>02ま、要するに見どころは戦闘シーンとそこに掛けるスパルタ軍の心意気といったところなんだよね。スーパースローとノーマルスピードを併せた映像の見せ方は、今なら例えばガイ・リッチー監督の「シャーロック・ホームズ」シリーズのように、もっと技術的な進歩を見せているけれど、「マトリックス」のような荒唐無稽さではなく、言ってみれば日本の殺陣に近い感じがしたな。

全員がパンツとマントというモロ生身肉体で戦ってるということもあるけれど、ひとりひとりの計算されつくした動き、それが集まって軍隊同士の戦いとしての躍動感が生まれていた。もちろん俳優の実力もかなり問われると思うけれど。スナイダー監督の特徴でもあるコントラストが強く加工された映像は好みが分かれるかもしれないけれど、こうした歴史モノにはピッタリなんじゃないだろうか。

『300 <スリーハンドレッド>』公式サイト

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ストーリー:紀元前480年、それまで千もの国々を征服してきた大帝国ペルシアはスパルタを次なる標的に定め、ペルシア大王クセルクセスに服従の証を立てるよう迫ってきた。これに対し、戦士の国スパルタの王レオニダスはその要求を一蹴、100万の軍勢を持つペルシアと戦うことを決意する。そして、レオニダスのもとには強靱な300人の精鋭が集結するのだった。さらにアルカディア軍などの援軍も得たレオニダスは、海岸線に連なる狭い山道のホット・ゲートに敵を誘い込む作戦を掲げ、300人の勇士と共に立ちはだかる。やがて、ペルシアの大軍が現われ、熾烈極まる死闘が始まった。圧倒的に不利と思われたスパルタ軍は怒濤の攻撃で敵軍を粉砕し、緒戦となる一日目は勝利を収めるのだが…。
(allcinema)
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