調布シネマガジン

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$調布シネマガジン-黄金を抱いて翔べ

井筒和幸監督って週刊現代誌上で他の作品をボロクソ言ってるけどこの人自身別にそんな大した作品作ってないと思う。でこの作品もつまらなくはないけど大して面白い訳でもない。俳優はイイんだけどね。如何せん登場人物たちの行動やら金塊強奪作戦のあまりのずさんさに呆れると同時に突っ込みどころ満載過ぎる。当然フィクションだから必ずしもリアリティが足りないなんて言うつもりはない。

$調布シネマガジン-黄金を抱いて翔べ01でもさ、例えばアパートで銃撃戦しても付近の住民にはなんもばれないだとか、さっき肩撃たれてんのにあっという間に日常生活普通に送ってるとか、まさかの手書きの銀行見取り図だとか雑すぎるでしょ。ちなみに原作は読んでないから原作でそうなっててもそんなことは一切関係ないから。映画しか観てない人は映画が全てなのでその世界で納得させてくれなきゃわざわざ作る意味ありません。

どうせ銀行強盗を映画にするならオーシャンズシリーズ位鮮やかで観客すら騙すぐらいのモノが欲しいよ。そうじゃなくてもっと人間ドラマに迫ったものだというのならそれはそれでまた描写が足りないし。主人公の幸田(妻夫木聡)が抱える苦悩なんて今回の強盗劇とは何の関係もないし、そもそも幸田を強盗に誘った北川(浅野忠信)との関係性の深さも見りゃわかるだろ的な扱い。

$調布シネマガジン-黄金を抱いて翔べ02北に追われるモモ(チャン・ミン)やら元エレベーター技師のジイちゃん(西田敏行)も中途半端な掘り下げだから単に彼らの役割だけ果したらあとはもう別にどうだっていい存在にすら思えてしまう。むしろ借金があるから参加した野田(桐谷健太)や計画を聞かれてしまったからメンバーに加えられた北川の弟・春樹(溝端淳平)の2人の方がよっぽど説得力を感じてしまった。

物語本線に無理やり関係づけたかのようなチンピラとの暴力シーンだけは井筒監督お得意の迫力が出ていたけどホントこの監督はこれだけだね。結局暴力シーンも、杜撰な計画も最終的には登場人物に人間性に裏打ちされることで初めて説得力を持つわけで、そこが適当だからこそ観ているとやたらに「は?」とか「へ?」ってなってしまうところが多いのさ。いい俳優を喰い散らかした印象でした。

『黄金を抱いて翔べ』公式サイト

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ストーリー:裏社会の住人相手の調達屋として生きる幸田(妻夫木聡)は、大学の同級生だった北川(浅野忠信)からある計画を持ち掛けられる。それは大阪市の銀行が誇る、コンピュータを駆使した完璧な防犯システムが施された金庫から240億円相当の金塊を強奪するというものだった。システムエンジニアの野田(桐谷健太)、北川の弟・春樹(溝端淳平)、爆破のプロでスパイでもあるモモ(チャンミン)、元エレベーター技師のジイちゃん(西田敏行)というメンバーで金庫に挑む幸田たちだったが、彼らの意外な過去や裏切りが浮上し……。
(シネマトゥデイ)
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