調布シネマガジン

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アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーン。ゲティスバーグの演説の一節「government of the people, by the people, for the people」はあまりにも有名だが、それが実はヴァンパイアたちとの戦争の果ての言葉だったら…。何とも奇想天外な設定だと思ったら原作小説はちゃんとあった。なにせリンカーンがヴァンパイアハンターだったというんだから大胆としか言いようが無いね。

$調布シネマガジンただ…武器が銀を塗った斧ってのはどうなのよ?斧はジョージ・ワシントンだろっ!と思わず心の中で突っ込んでしまったよ(笑)製作のティム・バートンらしいちょっとダークなテイストと、『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ監督らしいアクションはそれはそれで面白いのだけれど、はっきり言ってストーリーそのものは実にアッサリ・スッキリ何も残らないものだったと思う。

例えて言うなら綺麗に舗装されたなだらかな坂道を自転車を漕がずに下ったというか…。だから観てて楽ではあるんだけどね。何も考えさせないで疑問点は全て見せてくれるし、サプライズも全く無いから。正直言って同じヴァンパイアモノでも「トワイライト」シリーズの方が下らないけど遥かに面白い。大体アクションファンタジーの世界は良くも悪くも大きな抑揚あってこそだと思うんだよね。
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前半はヴァンパイアハンターとしての戦いを描き、後半は政治家としてのリンカーンを描いている。個人的にはやっぱ斧って何かイマイチ(笑)それはさて置き、ヴァンパイアハンターから政治家へと戦いの立ち位置を変わった理由が今一つスッキリしないな。それはその部分を融合させるリンカーン本人の心情の表現がちゃんと明確になってないからだと思う。他はサクッと解りやすいのに…。

俳優陣は上手いのだけれど、主人公リンカーンを務めるベンジャミン・ウォーカーは主演としては余りに地味。南北戦争でアメリカを事実上統一した表の顔とヴァンパイアハンターである裏の顔という両面でのヒーロー性が彼には求められるのだけれど、そこが根本的に足りないと思う。むしろリンカーンをハンターに仕立てたヘンリーを演じるドミニク・クーパーの方がかっこいい位だし。

『リンカーン 秘密の書』公式サイト

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ストーリー:母親が人々を襲うヴァンパイア集団に殺されたことを知ったエイブラハム・リンカーン(ベンジャミン・ウォーカー)は、リベンジを果たそうとおのを駆使した戦闘術をマスターしていく。やがて、黒人奴隷の売買によって食料となる人間をヴァンパイアたちが確保し、それを悪用して政治家が富を得ている事実を知る。個人の力だけでは彼らに太刀打ちできないと感じたリンカーンは、政治の道へと進んで大統領に。昼は大統領として責務を果たし、夜はハンターとしてヴァンパイアを倒していくが……。
(シネマトゥデイ)
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